彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆昨日の報告です。
昨日は、私の当初の計画が半分、実現しました。
アメリカのSchoodic シンポジウムへ、みんなで出かけることになったのです。
☆国境です。
かなり複雑な入国審査がありました。
☆約4時間後に、3年ぶりにProspect Harborの会場を訪れました。
☆まず会いたかったのは、私のアシスタントをしてくれたMattでした。
彼は今回は作家として参加しています。
そして、なんと一ヶ月前に結婚したばかりだということです。
そしてオルガナイザーのJesse。
さらに、名寄の雪像大会で一緒だったBerthaが参加していました。
☆と、そこへ、なんと最も会いたかったBlue HillのMindyさんとDick!
実は、Dianaとのメール連絡で、私が昨日Schoodicへ来ることを知ったのだそうです。
時間があればこれからBlue Hillへ行かないか?、とMindyさんに誘われました。
しかしBlue Hillまでは片道約1時間、往復2時間必要です。
私はランチの後はすぐにSaint Johnへ戻るのだと思っていましたし、MindyさんからDianaへのBlue Hill行きの提案にもDianaからの好い返事が無かったので、Blue Hillへ行くことは諦めました。
しかし、このことを大後悔することになります。
☆ランチはAcadia国立公園内のバーべキュー会場で行われました。
この懇親ランチには日本人の方が2名見えておられました。
左の男性はポートランドの日本庭園のお仕事をされている内山貞文氏。
そして久留米のご出身だということで、お話をしていたら久留米の彫刻家たちと付き合いが深く、私も参加していた九州アートナウのメンバーだったのだそうです。
ということは30年ほど前にお会いしたことがあったのだと思います。
手前の女性は、ニューメキシコのサンタフェで”STONEXUS”というマガジンを編集されている方です。
私はビールの酔いのなかで、別れたばかりのMindyさんとDickのことを考えていたら、どうしてここまで会いに来てくれたのに、あれほど再訪したかったBlue Hillへ行かなかったのだろうと、切なくて涙が出そうになってきました。
☆同じ施設内にあるIan Newberryの作品。
☆そして、もう2度と訪れることは無いだろうと思っていたAcadia国立公園の美しい海岸。
実は向こうにBlue Hillが見えるのです。
☆私はこのままSaint Johnへ帰るのだと思っていましたが、彫刻巡りが始まりました。
Winter HarborのDonの作品。
HancockのJoの作品。
Hancockの石切り場の作業場。
このスタジオのオーナーの作家が、あなたの作品は素晴らしい!と声をかけてくれたので、3年前に会っているのでしょう。
そしてEllsworthのJesseの作品。
さらにJesseのアトリエへ。
☆そしてJesseのアトリエを発ったのは、もう夕刻の6時半でした。
つまり私たちは6時間もSchoodicに滞在したのです。
そうと分かっていたのなら、Blue Hillへ行ってゆっくりする時間があったではありませんか!!!
帰りにはMachiasのJhonの作品にも立ち寄りました。
☆結局、今回作品が見れなかったのは私ともっと遠地にあるJamesの作品だけでした。
残念でなりません。
きっと、もう一度Blue Hillへ行くチャンスを掴みます!
ただ今回Schoodicへ行ってとても嬉しかったのは、私のBlue Hillの作品がとても高い評価を受けていて、みんなから愛されていることを肌で感じたことです。
中には彫刻巡りをしているときに一緒になったツーリストの家族が、私のBlue Hillの作品を絶賛され、その作者の私が傍らに立っていたので驚かれたこともありました。
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