彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日も朝から雨となりましたが、午後になってしばらく雨が上がりましたので、調べることがあって近所の田ノ上墓地へ行ってきました。
やはり昔の墓はとてもいいですね。
墓地を散策しているととても落ち着きます。
それに引き換え、今の御影石の墓碑は文字も機械彫り、そしてテラテラに磨かれた安っぽい光沢のいろんなものがごちゃごちゃにくっついてしまって、まるでバロック時代みたい。
そんなことを思いながら逍遥していると、小さな祠が目に付きました。
何がお祭りしてあるのだろうかと覗いてみると、古い大師坐像に首が新しく継げ替えられたものが鎮座していました。
ところが、あれっという驚き。
なんだか見覚えがあるのです。
この耳の作り方は私のものです。
水色の接着剤も、私が陶板壁画の工房で働いていた時に使っていたものです。
若い頃の私が作ったもののようです。
☆田ノ上墓地にはこんな美しいどっしりした墓碑もあります。
概して、この墓地はほかの墓地より各墓域面積が広いようです。
この墓碑はそれほど古い墓碑ではなく昭和初期のものです。
それでもこんな美しい風格が出るのですね。
今の機械研磨の御影石ではこんな風格は出ません。
古い町並み、建物は文化財として大切に修復保存されていますが、日本の墓は世界の中でも超一級の文化財だと思います。
やはり昔の墓はとてもいいですね。
墓地を散策しているととても落ち着きます。
それに引き換え、今の御影石の墓碑は文字も機械彫り、そしてテラテラに磨かれた安っぽい光沢のいろんなものがごちゃごちゃにくっついてしまって、まるでバロック時代みたい。
そんなことを思いながら逍遥していると、小さな祠が目に付きました。
何がお祭りしてあるのだろうかと覗いてみると、古い大師坐像に首が新しく継げ替えられたものが鎮座していました。
ところが、あれっという驚き。
なんだか見覚えがあるのです。
この耳の作り方は私のものです。
水色の接着剤も、私が陶板壁画の工房で働いていた時に使っていたものです。
若い頃の私が作ったもののようです。
☆田ノ上墓地にはこんな美しいどっしりした墓碑もあります。
概して、この墓地はほかの墓地より各墓域面積が広いようです。
この墓碑はそれほど古い墓碑ではなく昭和初期のものです。
それでもこんな美しい風格が出るのですね。
今の機械研磨の御影石ではこんな風格は出ません。
古い町並み、建物は文化財として大切に修復保存されていますが、日本の墓は世界の中でも超一級の文化財だと思います。
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