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☆ようやく今日になって墓碑が建ちました。
石屋さんが腰を痛めてしまって、今日まで作業が出来なかったのだそうです。
墓の主の岩下君は幼稚園のころは一番の仲良しでした。
こうして急逝した彼の墓を幼馴染の私が作ることになったわけです。
奥さんもすっきりした墓碑に満足してくれました。
☆石屋さんが建てこみをしている間に周囲の古い墓を見て廻りました。
古い墓は本当に味があってとても面白いです。
いくつか気になった墓の画像をUPします。
この墓の蓮華台座はこれまで見たことも無い形です。
享保年間の墓です。丸い二つの穴は何を意味するのでしょか?
これも無縁墓?
これは角力行司とある無縁墓です。
出身地が山口県吉敷郡云々とあり、明治二十九年、行年十八歳とあります。
ひょっとして角力(相撲)興行に行司として来て、この地で病かなにかで亡くなり、丁寧に祀られたあと無縁墓となったのでしょうか。
隣の墓と同じ石で同じ作りの墓です。没年はまったく違いますが・・・・
私の曽祖父の梅吉は明治十八年ころに高鍋に来ていますので、ひょっとするとこの三輪何某という若い行司が軍配をあげる角力(相撲)興行を見たかもしれません。いや、娯楽の少ない時代です、きっと見たでしょう。
なにか物語が見えてきそうな無縁墓ですね。