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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日と明日は庵治町の秋祭りです。
この時期、四国各地は秋祭りが盛んで、毎日TVで各地のだんじりや太鼓台の様子が放映されています。

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太鼓台の太鼓の叩き方は牟礼町のちょうさと同じですが、なぜか覇気がなくまったく面白くありません。
一日、太鼓の音を聞きながら、その違いに気づきました。
太鼓台を担ぐ人数の少なさからわかるように、太鼓台の規模が小さく、太鼓が小さくて、太鼓の音が魂に響いてこないのですね。
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子ども会の小さな2人乗りの太鼓台もありました。
小学生の女児2人が乗っています。より太鼓が小型で”コロンコロン”という響きです。
牟礼のちょうさは太鼓を叩いている少年たちの姿は見えないようになっていましたが、この女児2人の太鼓の叩き方で、お互いのバチを縦に合わせて呼吸を合わせていることを知りました。
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☆昼前に大阪から彫刻ファンのFさんが、激励に来てくださいました。
彼女は空港展の搬入のときにも来てくださり、先日は”あさご”にも行っていただきました。
今日は第3土曜日で、仕事をしている石材店も多く、トリエンナーレの作家の仕事場も見ることができました。
齋藤氏は一人で作業をしていましたが、話に夢中になって写真を撮るのを忘れました。
川島氏の制作現場です。
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長沼氏の作品は屋根の一部を残した状態でした。
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☆Fさんとは城岬公園で別れました。
Fさんはそのあと、予約していたイサム・ノグチ美術館へ行かれましたが、時間に追われている私は仕事場へ復帰です。

今日は一日、アール部の整形作業でした。
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☆高松23日目。

昼前に作品を工場へ入れ、心棒の穴を開ける作業をしました。
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一般的にはコア作業の機械はボルトで本体に固定するのですが、この機械はエアーバキュームの吸引力で石本体に強力密着させます。
初めて見た機械です。
リースで借りて来られたようです。
かなり短時間にコア作業が終わりました。
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裏返しの作業です。
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☆午後からは一気に表側の仕上げ作業です。
なんとか来週中には研磨作業に入らないと間に合いません。
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☆庵治町2景。
うどん屋のうどんを食べる地蔵像。
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庵治町は「世界の中心で愛を叫ぶ」の映画ロケ場所になったところです。
それで、今は庵治町は恋人の町と呼ばれているようです。
城岬公園にもカップルが多いのはこういうわけがあります。
この看板の前に立つと、右足元のスピーカーから解説が流れます。
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☆高松22日目です。

扉部の仕上げ作業です。何とか様になってきました。
これで残りの作業日程の目途が立ってきました。
どうなるでしょうか・・・・

昼の段階です。
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夕刻までには扉枠コーナーも手を入れることができました。
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☆高松21日目。3週間が経ちました。

今日はアール部のダイヤモンドカップ仕上げ、カップ砥石かけで手磨きの手前まで進めました。
そして午後半ばから扉部のカッティング仕上げに入りました。
扉枠の内側コーナーの研磨がなければ、もう仕上げ直前なのですが・・・・
これからが先が長いのです。
どう考えても30日設置は不可能に近い・・・
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☆齋藤氏の作品の状況です。齋藤氏は再びの帰京中。先日とは別の職人さんが一人で作業をされていました。
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☆お昼はうどんの”山”へ行きました。(ブログ
”るるぶ”にも隠れ家的なパラダイスうどん店として紹介してあります。
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今日は釜揚げうどん2玉を食べてみました。
こちらの釜揚げには薬味でおろししょうがが付いて来て、体がとても温まります。
ここでは自分でおろします。これで400円。
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こんな景色を見ながら、しょうがをおろし、うどんを食べる気分は、もう最高!
疲れもなにもすっかり消し飛びます。
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うどんも手作りですが、店構えも手作り。
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みんな、庭に出て気持ちの良い空気を吸いながら、たのしくうどんをすすります。
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☆高松20日目。
今日は一日、アール部の整形作業でした。
表側よりも裏側のほうがふくらみが大きくなってしまっているため、バランスを見ながらひたすら削り、形を整えていく根気の要る作業です。
昨日とほとんど形は変わっていませんが、表側と裏側の合わせの部分の角が取れて、なだらかになってきました。
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☆今日の瀬戸内です。
行きつけのうどん屋から見た庵治港。
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舟かくし
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☆高松19日目です。
祭日の今日一日、アール部の整形ダイヤカップかけ作業です。
形の変化はほぼありません。
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☆今日もお昼は城岬(しろばな)公園での休日モードでのビールとお弁当です。
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シンプルで美しい屋島。
源平合戦のころは屋島は天然要塞の島でした。
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源平合戦で平家が源氏の海上からの攻撃に備えて数百艘の舟を隠した”舟かくし”の海岸。
波がダイヤモンドダストのようにキラキラ輝いてとても美しい昼下がりでした。
ほとんど古の景色から大差ない景色なのでしょう。
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”舟かくし”も今は水上スキーが走ります。
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☆緑地帯にはこんな風に彫刻が建ち並びます。
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☆高松18日目。
今日から折り返しに入ります。

午前でアール部の量が落ち、これからひたすらに仕上げに向けての整形作業に入ります。
形出し半分、仕上げ半分の作業です。
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☆今日も休日モードで、城岬公園で瀬戸内を眺めながら最高に素敵な気分でビールを飲み弁当を食べました。
今日の城岬公園スナップです。
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この船は”大島”行き。大島はハンセン病の隔離施設のあるところで、それでこの船は無料だと言うことです。
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沖の航路は瀬戸内の主要航路のようです。頻繁に多くの船が航海しています。
左手には瀬戸大橋があります。
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夕暮れの城岬公園です。
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☆高松制作17日目。

今日はアール部の面出し作業でした。
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☆作業をしていると、なにやら太鼓のような音がしてきました。
その音がだんだん大きく、近くなってきました。そして囃子の声もしてきました。
これは祭だ!秋祭りだ!
仕事を中止してデジカメを抱えて、音のする一つ奥の道筋へ向かいました。
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太鼓台です。土曜休日で人気の無い石工団地を練り歩きます。
太鼓台には4人の子供たちが鼓手として乗り、”どーん・どーん・どーん・一拍休止”というゆったりとした単調なリズムを叩いていきます。
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昼食を城岬公園で摂ろうと思い公園に行くと、太鼓台の方たちが昼食の休憩を取っていました。間近で太鼓台を見ると、手の込んだ見事なものでした。
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担ぎ手の方と話をしていると、またも”あれっ、田中さん!”という背後からの声。
今度は誰?と思ったら太田氏でした。
この太鼓台の裏方で仕事をしているようでした。
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今日の瀬戸内。
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☆この秋祭りは白羽神社の秋祭りということです。
夜には各自治会の太鼓台がせめぎ合うと言うので、ホテルで入浴後に牟礼町のスーパーの駐車場へ駆けつけました。
”久通”地区の太鼓台(ちょうさ)。久通地区は石工団地が中心です。
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”牟礼浜”の太鼓台(ちょうさ)。黒法被で最も勢いがあります。
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”宮北”地区の太鼓台(ちょうさ)。牟礼小学校あたりから山手の地区です。

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乗り手の子供たちの美衣装は、こうして背中の晴れ姿を欄干から外へ流します。乗り手の顔は見えません。
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☆高松16日目です。

今日は扉部の面出しとアール部の角落としの作業でした。
少しずつ確実に形が出てきました。
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☆これまで他の作家の制作場所に行く余裕などまったくありませんでした。
今日は午後に各作家のサポート石材店を訪ねてみました。

まずは長沼克己氏のサポート、NNストーン。
長沼氏は帰省されているのか姿は見えませんでした。
しかしもうほとんど出来上がっているではありませんか!
いま切り落としている屋根勾配が落ちたら、もうほとんど完成では?
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☆次に招待作家の川島猛氏のサポート、和泉石材店。
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こちらも川島氏の姿はなく、職人さんが手彫りで作業をされていました。
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☆最後に夕刻近くに齋藤徹氏のサポート、岡谷グラニット。
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斉藤さんはコアの作業をされていました。しかし石が思ったより硬く、コアのダイヤ刃が何度も欠けてまったく作業がはかどらないと嘆いておられました。
斉藤さんにはサポートの職人さんが付いていました。やはり石が硬いと難儀されていました。
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☆結局、作家一人で孤軍奮闘をしているのは私だけでした。
がんばるぞー!!
☆台風の影響はまったくなく、平常どおりの夜明けでした。
日中は陽射しの差す一日でした。

一日、扉部の面出し作業でした。

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