忍者ブログ
彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

☆昨日の報告です。

昨日は2014宮崎国際現代彫刻・空港展の最終日でした。

Yesterday was the last day of 2014 Miyazaki Airport International Sculpture Exhibition.
Many people visited in our exhibition.

あいにくの大雨でしたが多くの方々にご来場いただきました。

皆さん、彫刻に”触る”という初めての体験を楽しまれ、彫刻をとても身近に感じていただけたようです。

アベノミクスの経済効果のまったく無い宮崎では、春の消費税値上げがいっそう経済状態を悪化させていますので、作品の動きはとても鈍い今年の空港展でした。

それでも25回記念の小作品は展示作品の4分の1が売れましたし、本展示の作品も追い込みで複数売れましたので、最悪の事態は避けられました。

今後ともよろしくお願いします。

 

 



See you nex Exhibition!

PR

☆今日も非常に肌寒い雨の一日でした。

雨で作業が出来ないので、昼前に空港へ出かけました。

加納中の女生徒さんが、空港の職場体験に来ていました。

何をどう質問してよいのか分からない様子で、奥村が丁寧に説明していました。

 



☆この後、私一人で受付に座っていたら、ようやく空港展の作品に動きが出ました。

空港展をこよなく愛してくださる方が、25周年の記念にと、作品を買っていただきました。

小作品以外の、本展の作品が売れたのはこれが初めてです。

他にも売買打診の作品がありましたが、残念ながら作家が価格を明示しておらず、流れてしまいました。

この勢いで、最終日までの残りの間に、もう少し動きが出るといいですね。

☆今日の様子はこちらからも。

青空未来通信記

 ☆今朝の宮崎日日新聞”窓”(読者投稿欄)に、「成熟してきた彫刻の空港展」という投書が掲載されました。

投書されたのはピアニストの日高氏。

これまでにも何度か、私たちの彫刻展に熱いエールを送っていただいています。



とても心強いエールです。

有難うございます。

☆そして、今日の午後には読売新聞の取材がありました。

☆今日は土曜日でしたので多くの方に空港展の会場へ来ていただきました。

午前に、宮崎市内の某中学校の美術部の生徒さんたちが来られ、作品をスケッチしていました。

 

 

☆今日は早朝から、ずっと宮崎空港の彫刻展会場に受付当番で座っていました。

空港は始発の6時過ぎから最終便到着の夜9時半近くまで、お客が往来します。

つまり、その間、私たちの空港展もオープンしていますので、誰かが受付に座っていなければなりません。

普通の展覧会では考えられないことです。

私たちはそれをこれまで25年間維持してきました。

☆今日は週の半ばで、飛行機の利用者も少なく、閑散とした空港ビル内でしたので、昼間には撮るべき画像もありませんでした。

それで、夜の空港ビルの様子を紹介します。

 



☆2014宮崎国際現代彫刻・空港展がいよいよ明後日から始まります。

今年は開催25周年記念展となります。

国内52名、海外5カ国7名、計59名の参加となります。

今回は記念展として40,000円均一価格のお持ち帰り作品も展示します。

彫刻に、より親しんでいただける機会になれたらと思います。

多くのご来場をお待ちしています。

2014 Miyazaki Airport International Sculpture Exhibition will open soon.

Jun 8 - Jun 22



☆翌10月27日日曜日は午前に観光へ出かけました。

Wuhu市内にはこうしたレンタサイクルが随所にありました。

市役所で登録カードを買って、どこでも自由に利用できるのだそうです。



☆まず博物館へ行きました。

ここは安徽省の民族博物館のようです。

 

 

 

 

 



☆続いてお寺を見学しました。



仕事が来ますように・・・、と私も頭を深く下げてお祈りしました。

 



この塔は1065年建立の、瓦様の焼きものを丹念に積み上げていって構築された非常に美しい塔で、高さは28mあります。

こういう様式の塔は初めて見ました。

 

 



私の妻と通訳のリンさんはとても仲良くなりました。

リンさんはまだ大学生で、少し日本語が話せます。

私たちの息子たちと同世代なので、娘のような感じでした。



☆午後にはWuhuを後にして、私たち夫婦と、Miguel、Yuryの4人はWuhuから南へ100kmほど下った銅陵(Tongling)市へ移動しました。

九県という鋳造所でLiu Yangが私たちを迎えてくれました。

前日になって、突然にLiu Yangからこちらに来るようにと連絡があったのです。



実はこの銅陵市で昨年秋に国際彫刻シンポジウム連盟と言うものを組織し、今日はその第2回の会議で、ウェブサイトの開通式と連盟がこれから世界中のシンポジクムの情報の本を出版していくことへ向けての話し合いをする、と言うものでした。

私は初めて聞くことばかりでしたが、MiguelとYuryはこれまでにここを訪れたことがあり、流れを把握しているようでした。

 

 



Wuhu市役所の担当課からもお見えになっての、公式な会議なのでした。



これがこの日に開通した連盟のウェブサイトの世界中のシンポジウム組織のリンクページです。

このページをこれから充実させていきたいと言うことです。



これは昨年秋の連盟発足の第1回会議の様子です。

私の友人ばかりです。



そもそもは、この街が名前の通りに銅の鉱山で栄えたところで、それで銅の鋳造所が多く、これまでにWuhu市役所の主催で国際銅彫芸術展というコンクールを2回開催しています。

それでこの地に世界中から彫刻家と関係者が集まるようになり、2回展のときに国際彫刻シンポジウム連盟を組織しようと言う話が出て、それで昨年秋に作家たちが集まって連盟を発足させたと言うことです。



これからは各国の代表者を決めて世界中のシンポジウム情報を網羅した本を出版していきたい、と言うことでした。

☆この九県鋳造所のZhengさんは、自身も作家でありながら古代の銅器の復元作業も行っており、古代の技術を復元できる高い技術を持っておられるということです。



☆会議後に、鋳造所のレセプションルームで夕食をご馳走になりました。

この鋳造所には、来客接待用に(中国は接待社会です)専門のシェフを雇用してあります。

出された料理はどれも洗練されていて、昨日までのホテルとは比べ物にならないくらい美味しい料理でした。

 

 

 

 

左から私、九県鋳造所・Zhengさん、Yury(ロシア、ペンザシンポジウム副代表)、Miguel、Liu Yang(今年の空港展参加作家)



☆宿泊はこれまで泊まった事も無い超・超豪華なホテルでした。

チェックインして一段落して、みんなでLiuの部屋に集まって飲みなおしました。

左端は筑波大学博士課程在籍中の劉さん。ほぼ日本人並みに日本語が達者でした。

☆中国からは昨日帰って来ました。

滞在中はネットの環境が悪く、ブログの画像UPができませんでした。

順次、滞在中の報告をします。

☆まずは中国訪問翌日、10月26日の報告から。

とりあえずホテルの朝食の様子です。

朝ラーメンが、さっぱりしていて美味しかったですよ。

☆朝食後にWuhu彫刻公園へバスで移動し、第3回"Liu Kaiqu Award”国際彫刻展の開会式と表彰式が行われました。

 

スペインのValladolidシンポジウムへ私を招待してくれたMiguelとは、10年ぶりの再会です。



☆表彰式が始まっていきなり名前を呼ばれたのは私でした。

通常、賞の最下位から呼ばれるものなので、私は賞金の出ない単なる名誉賞だと勘違いして、憮然とした表情です。

何しろ、表彰状には私の名前さへ書かれていなかったのですから・・・

賞金の出る奨励賞だと判ったのは、翌日でした。



☆表彰式の後に、この展覧会の冠である彫刻家・Liu Kaiquの肖像の除幕式が行われました。



☆そのあと、広大な彫刻公園を見て廻りました。

何しろ広すぎて、逆に私の作品は大きな石が取れずに規定サイズの半分弱の大きさしかありませんので、何処に建っているのか見当がつきません。

 



☆私の作品を見つけてくれたのは妻でした。

私の作品は、宮崎空港の”風の門”とほぼ同じフォルム、サイズです。

私は”The door of the wind”のシリーズを実現させたかったのですが、中国の友人が”風の門”での応募も勧めてくれ、結果的に”風の門”が入賞してしまったのでした。

経緯については宮崎空港ビルにも了解済みです。



私の隣は通訳のリンさん。



宮崎空港の作品とは若干アレンジを変えてはあるのですが、やはりオリジナルの方が感じが好いという妻の感想でした。

 



広い彫刻公園内に建っている過去の海外作家の作品は、殆どが私の友人たちの作品でした。

殆どが中国と強いコンタクトを持っている作家ばかりです。

私は中国とはまったくコンタクトがないので、せいぜいが奨励賞止まりでしょう。

☆お昼はホテルに帰って摂りました。

 

 



☆午後はホテルの広い会議室で、パブリックアートをテーマとしたフォーラムが開かれました。



6名の作家や専門家が、事例やパブリックアートの定義、中国におけるパブリックアートの歴史などを、休憩時間も無く講演し続けました。

私たちは国際会議よろしく、同時通訳のヘッドホーンをつけて、眠気と戦いながらじっと耳を傾けました。

といっても通訳の英語はまったく意味がわかりませんでしたが・・・・

 

 



☆夕食の様子です。

ここでも度数の強い蒸留酒を一気飲みしていました。

 



すっぽんのスープがとても美味しかったです。



オランダのKarinは何度か空港展への参加を誘ってきた作家です。

実際に会ったのは今回が初めてでした。

彼女は日本へは東京教育大学主催のシンポジウムと美祢(私の参加した次の回)シンポジウムに参加しています。

近いうちに彼女は空港展へ参加してくれそうです。




☆今日の読売新聞にも空港展の記事が載っていました。

読売新聞はいつも必ず来てくれるので、どうしたのかなと思っていましたが、なかなか時間が取れなかったのでしょう。

写っている母娘は私の同窓生の奥さんと娘さんとお孫さんでした。

2013.6.20.JPG


















今日は台風直前で雨になるかと思いましたが、雨にはならず、空港は陽が射して明るい会場でした。


☆日にちがずれてしまいましたが、17日の宮日新聞文化欄に空港展の記事が掲載されました。

今年はメディアの取材が非常に少なく、新聞社は宮日一社、テレビもUMK一社のみです。

2013.6.17.JPG

















☆また、今朝の宮日新聞には移動編集局「木城町編」で、石井記念友愛社の石井十次資料館の紹介があり、”遠くを指差し、子どもたちを導く十次像が来館者を出迎える。”と、私の石井十次像の石膏原型が紙面に載っています。

2013.6.19.JPG

















☆石材店の解体工事は、業者が忙しくて一ヶ月延びました。

これで私の作業場移転も一ヶ月の猶予ができました。

カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カウンター
プロフィール
HN:
田中 等
性別:
男性
職業:
彫刻家
自己紹介:
宮崎県在住の彫刻家。
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア
最新CM
[08/07 田中]
[08/07 りか]
[03/03 田中]
[03/02 杉尾 幸]
[03/01 NONAME]
最新TB
忍者ブログ [PR]