彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日届いた年賀状に、富山県高岡市の友人、楢原北悠氏からのものがありました。
高さ340cmの日蓮宗初祖・日常聖人像の粘土原型の制作風景が年賀状になったものです。
こんな大きなものどうやって作るのだろう、といつも気になっていますので、画面の隅から隅まで目が走ってしまいます。
この写真は昨年の4月13日付けの北日本新聞に掲載されたもので、昨夏に富山に行った時に黒谷美術鋳造の工場長がその新聞を見せてくれました。黒谷美術鋳造で鋳造されたようです。
私が作った粘土原型で一番大きいものは石井十次像の250cmの高さのものです。
足元にも及びませんね。
でも花蓮で一緒だった中国作家の林勝煌氏は中国の塑像の伝統技術の後継者で、技術保持者の祖父と中学生のころから20m、30mの仏像を作っていたそうです。
いやはやすごい世界があるものです。
でもこういう絵は彫刻家の私でもなかなか見ることが出来ないので、この正月一番の刺激になりました。
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