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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日は設置した墓碑の敷地内の床の洗い出し作業を行いました。

洗い出しを得意とする造園業の”植裕”さんにお願いしましたが、玉石の配置等が造園で通常行っているものと異なっているので、かなり試行錯誤しながらの作業となりました。

まず玉石の配置について打ち合わせしました。

P1010242.JPG





















次に敷地内に空練りしたモルタルを丁寧に敷き詰めていきます。

0432552d.jpeg





















ここで私の大きなミスが明らかになりました。

私は敷石の厚みのみが洗い出しの厚みで墓碑が埋まると思っていたのですが、実際の床面は敷石を接着するモルタルの分が深くなっており、しかも洗い出しには水勾配をつけなければならなかったので、本体下部の7cmほどが埋まってしまうことになったのです。

設置のときに下駄を履かせようかと迷ったのですが・・・・・後の祭りでした。

P1010254.JPG





















モルタルの上に試験的に玉石を配置して埋め込んでみます。

P1010256.JPG





















感触がつかめたので、作業にかかりますが、玉石を選別し一個一個並べてたたきながら埋めていく作業は大変なものです。

造園で使う洗い出し作業では、こんなに玉石の間隔は空けないのだそうです。

P1010258.JPG





















P1010262.JPG





















P1010264.JPG





















実に細やかな作業が続きます。

P1010267.JPG





















P1010269.JPG





















P1010271.JPG





















☆午後からセメントのノロをかけて行きました。

これからが洗い出しの作業になります。

午前はよい天候だったのですが、お昼過ぎから雨となり、テントを張っての作業となりました。

P1010272.JPG





















P1010273.JPG





















ノロが硬化する前に玉石を一個一個洗っていきます。

造園で行う洗い出しは玉石が詰まっているので一気に洗えるのだそうですが、今回はセメンの地の面積が広いので、玉石だけを丁寧に洗わなければなりません。

P1010275.JPG





















玉石を洗ってはまたノロをかける、の繰り返しです。

P1010277.JPG





















仕上げに噴霧器を使って余分なノロを洗い流していきます。

P1010281.JPG





















P1010283.JPG





















P1010284.JPG





















無事に洗い出しの作業が終わりました。

今日はこれで終了ですが、作業は完了ではありません。

2日ほど養生させて、仕上げの洗い出し作業をするということです。

大変手の込んだ作業を見せていただきました。

感謝!です。


 
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職業:
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自己紹介:
宮崎県在住の彫刻家。
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