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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆昨日のクリスマスイヴは個展会場を留守にして、妻と博多へ出かけ、次男のクリスマスライブを見に行ってきました。

☆今日の午後には宮崎へ帰ってきて、個展会場へ直行しました。

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ギャラリーでは若い作家たちとの出会いも楽しみの一つです。

これからの宮崎の美術界を牽引していく若きクリエーターたち。

左から宮崎彫刻グループの次代リーダー・田村将太君、漆作家の宮城壮一郎君、リトグラフ版画家の杉尾龍司君。

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☆昨日の読売新聞・宮崎版に個展の記事を掲載していただきました。

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☆今日のまちなか情報局にも個展会場の様子の取材記事をUPしていただきました。

美術館巡りをよくする事務局員・アサミさんは、造形への理解がとても深いです。

田中等 彫刻展 報告
☆Blue HillのミンディーさんからクリスマスカードとCDが届きました。

CDは私の作品の設置画像かと思ったのですが・・・・・

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なんと、あのピーター・ポール&マリーのNOEL PAUL STOOKEYのCDが入っていました。

HP日記かこのブログにも書きましたが、ポールは今、Blue Hillのミンディーさんの家の近所に住んでいて、ディックとも仲良しなのです。

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CDケースを開くと・・・・

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なんと、ポールから私へのメッセージが直筆で書かれているではありませんか!

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メッセージはこう書いてあります。

”Hitoshi san
In hopes that we shall one day meet....in thanks for your contribution to our Blue Hill”

(等さん
私たちはぜひ会いたいですね・・・・・私たちのBlue Hillへのあなたの貢献に感謝します)

ミンディさんはこう付箋に書いています。

”Noel signed this CD Just for you.”

(ノエルはあなただけのためにこのCDにサインしてくれたのよ)

あのポールが私のためにメッセージをCDに書いてくれたのです!

こんな嬉しいクリスマスプレゼントはありません!

ありがとう、ディック&ミンディ!

そしてポール!

 
☆昨日から宮崎市のArt Space 色空(いろそら)において個展が始まりました。

このギャラリーは今年の5月にオープンしたばかりの新しいおしゃれなギャラリーです。

ギャラリーのご好意で近作の小作品と今年のシンポジウムのスナップ写真等を並べさせていただきました。

年末の慌しい時期ですが、お近くにおいでの際は是非お立ち寄りください。

会期は28日まで、明日21日は定休日です。

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☆19日から宮崎市のギャラリーで個展を予定しています。

いま、その準備で何も手につかない状態ですが、今年は後半はほとんどシンポジウム参加で、個展のための作品を作る余裕はまったくありませんでした。

したがって、今回の個展は作品としてはすでに発表済みの近年の作品ばかりで、ほかはシンポジウム関係の写真パネル等の展示で、私の活動を紹介すると言う内容になります。

DMにBlue Hillの設置画像を使おうと思ったのですが、送ってきた画像が容量が小さいものだったので、はがきサイズにしても画像が荒れてしまいます。
それで、アメリカから元の画像を送ってもらいました。

私の突然の申し出に、sturgisさんから丁寧に容量の大きい元画像が送られてきましたが、一緒にはじめて見る設置のときの大変興味のある画像も送られてきましたので、紹介します。

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こんなにBlue Hillの人たちに歓迎されて私の作品は設置されたのですね。

胸が熱くなる画像でした。

☆いっぽう、こちらはテヘランの大学の彫刻科の学生さんたちの画像です。

Facebookへの反応が大変なもので、次々にアシスタントや作家たちからコメントが届きます。

そして彼らのFacebookにUPされた画像はとても興味のあるものばかりです。

これはタヘールの教室の学生たちのようです。

ほとんど女学生、しかも飛び切りの美人ばかりです!

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☆午後から軽トラに発電機を積んで、墓碑の納骨口の修正作業に出かけました。

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この台座の裏側に、差し込み式の蓋をはめ込む納骨口を設けています。

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丹念に養生して、角を切り込んでいきます。

納骨堂には一切の石粉が入らないようにしました。

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これで6寸の骨壷までは大丈夫です。

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せっかくですので2度目の撥水材(アクアミックス)を塗布しました。

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墓碑の下の敷石が広いので、作業をしていてとても居心地がよく、心がくつろぎました。

きっと好い墓碑なのでしょう。



☆テヘランへ行く前から制作にかかっていて、テヘランから帰国しても休むまもなく仕上げにかかっていた墓碑がなんとか完成し、昨日の夕刻に設置しました。

今日の午後に納骨が行われました。

これまで墓碑本体に○○家という文字を刻んでいたのですが、今回は設置主の希望で完全に”作品”としての墓碑本体となりました。

しかも、テヘランで制作したのと同じマケット(模型)からの制作となりました。

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昨夕は満月がこの背後から昇り、扉の間にぽっかりと満月が浮かびました。

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白百合の花と墓碑がとてもよく合って、上品な墓碑となりました。

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参列された皆さんに大変喜んでいただけました。

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ところが、納骨の段階になって大変なミスが発覚。

納骨は台座の後ろの納骨口から骨壷を入れます。

設計の段階できちんと骨壷の大きさを調べて、慎重に納骨口の大きさを割り出したはずなのですが・・・・

しかし、昨夕の夕落ちてからの設置作業で、うっかりこの納骨口の大きさを確保しなければならないことを忘れてしまって、台座を後ろにずらしすぎてしまったようでした。

骨壷が入らなかったのです。

とりあえず遺骨の一部を納めさせていただきました。

近日中に、納骨口を広げる加工をしなければなりません。

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☆宮崎には昨日(12月4日)の午前に帰ってきました。

まだ時差ぼけで本調子に戻れて居ません。

☆テヘランからの最後の画像です。

テヘランを発つ日(12月2日)の午前に、タヘールの案内で休日の金曜日にのみ開かれるバザールへ行きました。


昨年のマレーシアでのガラクタ蚤の市に近い雰囲気のバザールでした。

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マンソ-ルが“カッコいい”と言うので買った、イラン山岳民族の暖かい帽子です。

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こんなスナップ写真を撮るだけで、何度も撮影中止の警告を受けました。

ここは例の襲撃事件のあった英国大使館です。

英国大使館は300年も前からここにあるのだそうです。

周囲は軍隊や警察のものものしい監視体制にありました。

ですから、さすがにマンソールも”警察に見つかるとまずいから早く撮って!”と慌てました。

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☆12月1日イラン最後の夜は、タヘールの案内でテヘラン市内各所で行われているアシュラの宗教儀式を見に行きました。

この儀式は1週間くらい続き、その期間はイラン国民は喪に服さなければなりません。

ですからこの日のシンポジウムクロージングセレモニーでもお祝いの拍手は禁止でした。

(アシュラの儀式についてはこちらを参照)

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☆12月1日、シンポジウムスケジュール最終日です。

一日どんよりとした底冷えの曇天でした。

☆なんとか午前のうちに扉部のカッティング仕上げも終わり、台座の上に設置することが出来ました。

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日本では絶対に考えられない実に荒っぽい設置で、案の定作品の下部が欠けてしまいました。

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完成作品です。地味な作品です。

多くの人に、日本を感じる、神道・禅を感じると言われました。

思っても見ない反応でした。

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タヘールと審査員メンバー

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イアンの作品

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☆夕刻からクロージングセレモニーが開かれました。

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審査結果は審査員特別賞でした。

地味な作品だったので、これでも上出来です。

今回のイラン滞在は出発前からいろんな人たちに大変お世話になったので、少しでも恩返しが出来て、ほっとしました。

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本当にみんなありがとう!

とても楽しかったよ!





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