彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆午後からスクーターで宮崎市へ出かけました。
☆まず本来の用件で、私の作らせてもらった大上家の墓碑のある某墓地へ。
奥さんがもっと墓碑を高くして欲しいと望んでおられるということで、見積もりを頼まれています。
しかし、嵩上げすると全体のバランスも狂ってくるし、頭の痛い課題です。
この墓地は元禄時代からある墓地だそうですが、昭和50年代に近代的な集団墓地へと改装されたようです。
ところが古い地区らしく同姓の名前が多く、何と言うことか、同じ姓の墓碑は文字がすべて同じのコピー文字なのです。
墓碑もすべて同じコピー墓です。
私はこんなみっともない墓地は他に見たことがありません。
いくら姓が同じでも、みんな違う家ではありませんか。
美しい昔の墓を見るにつけ、現代は最も墓碑の文化レベルの低いどうしようもない時代だと悲しくなってしまいます。
こういう墓の中にあって、大上家の墓はきちんとしていると思うのですが・・・
☆墓地を出て、県立美術館へ向かいました。
県立美術館では、現在、”アートエネルギー研究所”という一風変わったタイトルの企画展が開催されています。
県立美術館の所蔵作品を通じて、アートの持つ力をキーワードごとに様々な角度から体感してもらおうと言うものです。
この展覧会では、アートフォーラムにイタリアの彫刻作品を展示してあり、通常の展示とは異なって、作品が密集した状態から定期的(1週間に1回)に数点ずつ分散していく「変化する展示」が試みられています。
ところがこの展示を見た県内の彫刻家某氏から彫刻をこんなに密集して展示するのはけしからんとお叱りを受けたのをはじめ、彫刻関係者からことごとく不評なのだそうです。
それでこの企画展の立案者である学芸員の藤元氏から、私からもご意見をいただけるとありがたいのですが、というメールをいただきました。
後半になるともうかなり彫刻が動いてしまっていますので、それで、今日さっそく出かけてみたのです。
私は展覧会の意図するものがあっての通常とは異なる展示形態なので、別におかしいとも思いません。
会場にはきちんとこうした展示意図も示してあります。
藤元氏は彫刻の持つ”位置エネルギー”と言うものを体感して欲しいのだそうです。
それで作品の移動は、参加者を交えて行っているのだそうです。
(藤元氏の作品は枕崎市のアートストリートに設置してありますので、彼なりの彫刻への理解は持っています。)
藤元氏には”アートエネルギー研究所”の全展示作品について、付きっきりで解説して案内していただきました。
普段は展示機会の無い所蔵作品も、この企画だから一挙に展示できたものも多くあります。
是非多くの方々に見て欲しい意欲的な企画展です。
☆ばったり小澤・高鍋町長と中里・高鍋町社会教育課長とお会いしました。
先日、高鍋町で開かれた浅井祐介氏のワークショップ”植物になった白線@みやざき”の資料が彫刻展示室に展示してありましたので、一緒に見させていただきました。
このワークショップも藤元氏の企画だったそうです。
☆帰り際から雨となっていました。
雨が止むのを待って夕暮れの冷え込んできた宮崎市を後にしました。
雨上がりの素晴らしい夕日が見送ってくれました。
☆まず本来の用件で、私の作らせてもらった大上家の墓碑のある某墓地へ。
奥さんがもっと墓碑を高くして欲しいと望んでおられるということで、見積もりを頼まれています。
しかし、嵩上げすると全体のバランスも狂ってくるし、頭の痛い課題です。
この墓地は元禄時代からある墓地だそうですが、昭和50年代に近代的な集団墓地へと改装されたようです。
ところが古い地区らしく同姓の名前が多く、何と言うことか、同じ姓の墓碑は文字がすべて同じのコピー文字なのです。
墓碑もすべて同じコピー墓です。
私はこんなみっともない墓地は他に見たことがありません。
いくら姓が同じでも、みんな違う家ではありませんか。
美しい昔の墓を見るにつけ、現代は最も墓碑の文化レベルの低いどうしようもない時代だと悲しくなってしまいます。
こういう墓の中にあって、大上家の墓はきちんとしていると思うのですが・・・
☆墓地を出て、県立美術館へ向かいました。
県立美術館では、現在、”アートエネルギー研究所”という一風変わったタイトルの企画展が開催されています。
県立美術館の所蔵作品を通じて、アートの持つ力をキーワードごとに様々な角度から体感してもらおうと言うものです。
この展覧会では、アートフォーラムにイタリアの彫刻作品を展示してあり、通常の展示とは異なって、作品が密集した状態から定期的(1週間に1回)に数点ずつ分散していく「変化する展示」が試みられています。
ところがこの展示を見た県内の彫刻家某氏から彫刻をこんなに密集して展示するのはけしからんとお叱りを受けたのをはじめ、彫刻関係者からことごとく不評なのだそうです。
それでこの企画展の立案者である学芸員の藤元氏から、私からもご意見をいただけるとありがたいのですが、というメールをいただきました。
後半になるともうかなり彫刻が動いてしまっていますので、それで、今日さっそく出かけてみたのです。
私は展覧会の意図するものがあっての通常とは異なる展示形態なので、別におかしいとも思いません。
会場にはきちんとこうした展示意図も示してあります。
藤元氏は彫刻の持つ”位置エネルギー”と言うものを体感して欲しいのだそうです。
それで作品の移動は、参加者を交えて行っているのだそうです。
(藤元氏の作品は枕崎市のアートストリートに設置してありますので、彼なりの彫刻への理解は持っています。)
藤元氏には”アートエネルギー研究所”の全展示作品について、付きっきりで解説して案内していただきました。
普段は展示機会の無い所蔵作品も、この企画だから一挙に展示できたものも多くあります。
是非多くの方々に見て欲しい意欲的な企画展です。
☆ばったり小澤・高鍋町長と中里・高鍋町社会教育課長とお会いしました。
先日、高鍋町で開かれた浅井祐介氏のワークショップ”植物になった白線@みやざき”の資料が彫刻展示室に展示してありましたので、一緒に見させていただきました。
このワークショップも藤元氏の企画だったそうです。
☆帰り際から雨となっていました。
雨が止むのを待って夕暮れの冷え込んできた宮崎市を後にしました。
雨上がりの素晴らしい夕日が見送ってくれました。
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