彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆午後に、今月9日から宮崎県立美術館で開催されている”田村将太彫刻展”を見に行きました。
この個展は県立美術館の主催で、20代、30代の若手作家がシリーズで個展を開く企画展「チャレンジギャラリー2012」の一環です。
4人の作家がそれぞれ1週間の会期で個展を開きます。
田村の個展は「『街・・・』木と鉄のインスタレーション」と言うタイトルで、近年の作品に取り入れているカッティングを全面に展開したインスタレーションです。
期せずして、津波に襲われて何もなくなり、残骸の打ち上げられた廃墟の街を思わせました。
それが田村の意図するものだったのかどうかは分かりません。
構成的には、カッティングがすべて面的であったのと、何も施されていない無地の板が、逆に木目が強く浮かび上がってしまって余計な主張をしているのが気になりました。
しかし、私たちの時代には考えらなかった美術館での企画個展という機会を与えられ、先日には同様にアートセンターでも同じ機会を与えられていましたし、今の若い作家たちは本当に恵まれています。
自分の方向性を確認できる願っても無い場です。
この個展は県立美術館の主催で、20代、30代の若手作家がシリーズで個展を開く企画展「チャレンジギャラリー2012」の一環です。
4人の作家がそれぞれ1週間の会期で個展を開きます。
田村の個展は「『街・・・』木と鉄のインスタレーション」と言うタイトルで、近年の作品に取り入れているカッティングを全面に展開したインスタレーションです。
期せずして、津波に襲われて何もなくなり、残骸の打ち上げられた廃墟の街を思わせました。
それが田村の意図するものだったのかどうかは分かりません。
構成的には、カッティングがすべて面的であったのと、何も施されていない無地の板が、逆に木目が強く浮かび上がってしまって余計な主張をしているのが気になりました。
しかし、私たちの時代には考えらなかった美術館での企画個展という機会を与えられ、先日には同様にアートセンターでも同じ機会を与えられていましたし、今の若い作家たちは本当に恵まれています。
自分の方向性を確認できる願っても無い場です。
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