彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆このブログの容量が一杯になったのでアップグレードしようとしましたが、windows XPの動作環境ではそれが出来ないことがわかりました。
それでパソコンを買い換えるまでの間、ブログをgooへ移動します。
My blog removed to new blog.
http://blog.goo.ne.jp/hitoshi-sculp
アドレスです。
”彫刻家のつれづれ日記2” http://blog.goo.ne.jp/hitoshi-sculp
よろしくお願いします。
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☆今日火曜日は作家作業休養日です。
今日は待望のWhale Watchingへ行きました。
私は生きているうちにオーロラと鯨を見れたらいつ死んでもいい、とかねがね思っていました。
ところが今年は2月にホワイトホースでオーロラを、そして今日は鯨を見ることが出来ました。
一生の願いが2つとも、この1年の間にカナダで叶ってしまったのです!
☆Saint Johnから1時間余で国境の街、St.Andrewsへ着きました。
ここは鯨ウオッチングの拠点なのです。
☆今日は朝からずっと濃い霧でした。
霧の中を10時に港を出港しました。
非常に凍えるような寒さです。
ようやく霧が晴れてきました。
☆そして最初の鯨の観測地点に到着しました。
あっ、見えました!
船のすぐ近くにも出没します。
(と、ここでサーバーの容量が限度に達してしまいました。
アップグレードの手続きをするのですが、うまく行きません。
解決しましたら、続きをUPします。)
☆昨夜の報告です。
昨夜は市内のアートセンターで、シンポジウム作家とインターンたちと市民の方々とのカジュアルレセプションが催されました。
こちらは市民ギャラリーです。
このアートセンターは小さな施設ですが、市民ギャラリーのほかコンサートなどの多様な展開をされているそうです。
☆ダイアナさんによる作家紹介です。
左からペトレ、ジョニゴヴァ、Manamiさん。
Manamiさんは女子美を出られた画家です。
Saint Johnに住まわれて10年ということです。
☆2階にも小さな展示部屋が幾つかあります。
☆帰りに、オールド・フォートからの夜景を楽しみました。
右側がシンポジウム会場のあるWaterfrontです。
☆今日は朝のうちはとても寒い曇天でした。
☆昼前には天候は快復して、ほとんど快晴に近くなりました。
今日は方形部の成形作業を進めました。
☆今日のランチはWaterfront Developmentの提供(毎日のランチは各作家のコミュニティーやいろんな団体によって提供されています。)でしたので、お昼に準備のためにKentさんが見えられました。
Verygood! Verygood!の連発でした。
☆そのランチです。
サーモンのレモンハーブ焼き?
☆やっと石くずの片付けに作業車が来ました。
☆対岸は霧でした。
真昼間の霧というのも、不思議なものです。
平和な午後。
☆と、そこへ霧の中からペリコプターが現れ、着陸と同時にもの凄い爆風で色んなものが飛んできて、作業テントも吹き飛ばされました。
この場所は湾岸警備隊の拠点でもあるようです。
☆今日は夜に開かれるイベントのために、作業は3時半で終了でした。
今日は他の作業に借り出されていたWyattが、形がすっきり見えてきたので感激していました。
☆夜のイベントについて、またお知らせします。
☆今日は朝雲ひとつ無い、まったきの快晴でした。
陽射しは強いですが、風の心地よい爽やかな一日でした。
☆今日の前半は、私はアールの成形の続きを、Wyattには窓を開ける準備の作業をしてもらいました。
上から見るとこうなります。
完成した形が見えてきました。
アール部が小さくなったので、方形のフォルムも修正します。
☆お昼前の各作家の様子です。
☆Wyattには、窓部に削岩機を入れる作業に入ってもらいました。
深さを出します。
☆午後の会場の様子です。
今日は日曜日でしたので、多くの来場者がありました。
☆窓部の削岩機の作業です。
縁切りも試みてみましたが、重すぎる削岩機では無理でした。
後は、ディスクで落としていきます。
☆夕刻の状態です。
随分、完成のフォルムの姿が見えてきました。
☆先日取材のあった新聞の記事を、市民の方が持ってきてくださいました。
”Men at Work”というコナーでの紹介でした。
見出しが、”Sculpture to open new window on waterfront”というぴったりのものでした。
記事はとても読みやすく、Waterfront DevelopmentのKentさんの私の作品への思いや、Wyattのインターンとしての私への感想等も記載されていて、分からない単語は読み飛ばしての流し読みで、なかなか上手くまとまった記事だと胸が熱くなりました。
☆今日は概ね曇天で、午前は寒々しい天気でした。
☆今日はアール部の面出し作業とアール出しの作業を進めました。
迅速な面出し作業には真新しいUFOディスクが不可欠なので、とうとう3枚目のUFOディスクとなってしまいました。
私とWyattと一緒に面出し作業を進めました。
☆お昼までにはアールの角落しに入ることが出来ました。
☆午後後半からは青空が広がってきましたが、雲の流れが速いのですぐに翳ったりで気温はあまり上がりませんでした。
☆午後はアール出しの作業です。
シンポジウムのカップダイヤの削れ具合が好く、作業はスムーズに進みます。
私のミスで、角落としのときのカッティング幅を広く取りすぎたために、あちこちえぐれてしまいましたが、なんとかカップダイヤで削って修正が可能でした。
☆夕刻の状態です。
やっとアールが出て、一安心というところです。
☆これからは昨日の報告です。
昨日は、昼からFetiyeの姿が見えませんでした。
実は、作業中にハンドグラインダー(リューター)のダイヤモンドビットが軸から外れて、彼女の左上腕に突き刺さったのだそうです。
病院へ運ばれ、3針縫ったということです。
隣で作業していた私はまったく気がつきませんでした。
幸い、Fetiyeもそれほどの傷の痛みも無く、元気です。
昨夜のディナーは彼女のアクシデントでしめやかなものになるかと思ったら、真逆で、破天荒に陽気な若いインターンたちが滅茶苦茶に羽目を外して、異常な盛り上がりの酒宴となりました。
朝野氏もノリノリで、次第に変顔大会になって行きました。
左からジョニゴヴァの娘・ナナ、インターンのJulie, Stu, Alison。
朝野氏とJessica。
Stuのぶち壊れた変顔!
☆作品の底面の垂直は出していましたが、中心線の水平を出していなかったので形がゆがんで成形されているので、朝一に中心線の水平レベルを出しました。
これで作業がしやすくなりました。
☆今日のランチはシアターだというので、劇場にレストランがあるのだと思っていたら、なんと案内されたのは舞台の上でした。
みんなびっくりです。
みんな、まるで役者になったような気分!
☆帰り道はシティー・マーケットの中を通って帰りました。
色んなものが売っていて楽しいマーケットでした。
☆中心線の水平レベルが出たら、中心線がぶれていることが分かったので線引きをやり直しました。
☆アール部の面出しをWyattにやってもらいました。
面が出ればアールを出す作業にかかれます。
シンポジウムが始まって2週間経ったのに、まだアール出しの作業にもかかれないので非常に焦っています。
しかしきちんとした面出しの作業には、経験の無いWyattにはレベルの高すぎる作業だったようです。
夕刻の状態です。
まだ窓も開けなければならないし、この状態でやることが山ほどあります。
まずは明日にはアールを出す作業に入りたいですね。
☆シンポジウムも13日目に入りました。
朝から陽射しの強い気候となりました。
☆日本から持参した7インチディスクですが、変換リングを忘れてきてしまったために使いようがありませんでした。
そこで最終手段としてエアーグラインダーに取り付けて使ってみたら、と思い立ち、丁度好い変換リングがシンポジウムの工具箱の中に見つかったので、今日は殆どこの7インチでのアール部のアウトライン落しの作業を進めました。
☆お昼までの状況でです。
☆午後の様子です。
今日は前半は気温が高かったのですが、午後後半は雲が出てきました。
☆こちらに住んでおられるManamiさんが、訪ねてきていただきました。
☆夕刻の状態です。
夕刻には再び雲が切れて暑くなってきました。
☆昨日の報告です。
昨日は、私の当初の計画が半分、実現しました。
アメリカのSchoodic シンポジウムへ、みんなで出かけることになったのです。
☆国境です。
かなり複雑な入国審査がありました。
☆約4時間後に、3年ぶりにProspect Harborの会場を訪れました。
☆まず会いたかったのは、私のアシスタントをしてくれたMattでした。
彼は今回は作家として参加しています。
そして、なんと一ヶ月前に結婚したばかりだということです。
そしてオルガナイザーのJesse。
さらに、名寄の雪像大会で一緒だったBerthaが参加していました。
☆と、そこへ、なんと最も会いたかったBlue HillのMindyさんとDick!
実は、Dianaとのメール連絡で、私が昨日Schoodicへ来ることを知ったのだそうです。
時間があればこれからBlue Hillへ行かないか?、とMindyさんに誘われました。
しかしBlue Hillまでは片道約1時間、往復2時間必要です。
私はランチの後はすぐにSaint Johnへ戻るのだと思っていましたし、MindyさんからDianaへのBlue Hill行きの提案にもDianaからの好い返事が無かったので、Blue Hillへ行くことは諦めました。
しかし、このことを大後悔することになります。
☆ランチはAcadia国立公園内のバーべキュー会場で行われました。
この懇親ランチには日本人の方が2名見えておられました。
左の男性はポートランドの日本庭園のお仕事をされている内山貞文氏。
そして久留米のご出身だということで、お話をしていたら久留米の彫刻家たちと付き合いが深く、私も参加していた九州アートナウのメンバーだったのだそうです。
ということは30年ほど前にお会いしたことがあったのだと思います。
手前の女性は、ニューメキシコのサンタフェで”STONEXUS”というマガジンを編集されている方です。
私はビールの酔いのなかで、別れたばかりのMindyさんとDickのことを考えていたら、どうしてここまで会いに来てくれたのに、あれほど再訪したかったBlue Hillへ行かなかったのだろうと、切なくて涙が出そうになってきました。
☆同じ施設内にあるIan Newberryの作品。
☆そして、もう2度と訪れることは無いだろうと思っていたAcadia国立公園の美しい海岸。
実は向こうにBlue Hillが見えるのです。
☆私はこのままSaint Johnへ帰るのだと思っていましたが、彫刻巡りが始まりました。
Winter HarborのDonの作品。
HancockのJoの作品。
Hancockの石切り場の作業場。
このスタジオのオーナーの作家が、あなたの作品は素晴らしい!と声をかけてくれたので、3年前に会っているのでしょう。
そしてEllsworthのJesseの作品。
さらにJesseのアトリエへ。
☆そしてJesseのアトリエを発ったのは、もう夕刻の6時半でした。
つまり私たちは6時間もSchoodicに滞在したのです。
そうと分かっていたのなら、Blue Hillへ行ってゆっくりする時間があったではありませんか!!!
帰りにはMachiasのJhonの作品にも立ち寄りました。
☆結局、今回作品が見れなかったのは私ともっと遠地にあるJamesの作品だけでした。
残念でなりません。
きっと、もう一度Blue Hillへ行くチャンスを掴みます!
ただ今回Schoodicへ行ってとても嬉しかったのは、私のBlue Hillの作品がとても高い評価を受けていて、みんなから愛されていることを肌で感じたことです。
中には彫刻巡りをしているときに一緒になったツーリストの家族が、私のBlue Hillの作品を絶賛され、その作者の私が傍らに立っていたので驚かれたこともありました。
☆火曜日の今日は本来なら作業休養日なのですが、明日に小旅行があるので今日は正常どおりの作業でした。
今日は朝から抜けるような青空で、快適な爽やかさで始まりました。
☆お昼までの私の作業状態です。
☆お昼の後に、私への新聞取材がありました。
私だけへの取材でした。
まったくインタビューの英語が理解できず、ちんぷんかんぷんの答えで応じていたと思います。
私へのインタビューの後に、インターンのWyattへのインタビューがありました。
この後、作業風景の写真取材がありました。
☆そのWyattは、今日は底面を出す作業をしてくれました。
☆午後の会場の様子です。
☆ほぼ大まかな形が出ましたので、アールの修正をしました。
この石には石切り場の作業で空けられた削岩機の穴が上部に通っています。
最初は穴を埋めるつもりでしたが、中心線を取ってみると上部のフォルムの量が足りないことが分かりました。
その結果、この穴を除去してアールのラインを修正しなければならないことが明らかとなりました。
そこへWaterfront Development のKentさんが来られたので、穴を除去してサイズが少し小さくなる旨をお話して、問題ないとお返事をいただきました。
フォルムをやり直していきます。
夕刻の状態です。
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