[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
☆今日は火産霊神社の秋祭り。
昨日に引き続き、早朝からお出かけです。
午前8時から神社境内の清掃。
10時から祭典。11時から金毘羅神社祭典。おひるに直会(なおらい)という日程。
今日はとても暖かく、日中の陽射しは暑い!
金毘羅神社は私の仕事場の向かいの山の頂にあります。
もともとは金毘羅神社はこの火産霊神社の敷地にあったものだそうです。
そこへ火伏せのため(町場は大火が多かった)、近くの八坂神社にあった火産霊神社を今の場所へ移し、元からあった金毘羅神社を見晴らしの良い場所へ移したということです。ですから町から離れた山中にある金毘羅神社は町場の人たちが祭典をしなければならないのだそうです。
ここからは高鍋町内が見渡せます。
社の後ろにある大きな木は椎の木です。私たちは少年時代にこのあたりに椎の実を拾いに上がってきたものです。
この椎の木の根元に見慣れない石塔が置いてありました。
神官さんの話では、町場の旧家のT氏宅が古くなったので解体撤去し(私は先日から解体撤去されているこのT家を目のあたりにして、また貴重な文化財が失われていくと心を痛めていました。)、更地にして建売住宅地にされるということ。この石塔はT氏宅にあった氏神様で、撤去時には一応お祭りはしたのだが、捨てるわけにも行かず安置場所を相談されてこの場所に一緒に祭ってもらうようにしたとのこと。初めて見る形の石塔でした。
再び火産霊神社に戻って、境内で直会(なおらい)です。
太陽がぎらぎらとまばゆくて暑い陽射しでした。一献傾けて昼寝をしたら最高でしょうに。
神社の隣の旧家K家の建物です。こうした古い建物たちが日々朽ち果て、消えていく運命にあります。