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☆今夜、第二回目の高鍋デザイン会議が高鍋町美術館多目的ホールで開催されました。
テーマは”「文教の町・高鍋」を考える”。
高鍋町にとっては実に重いテーマです。
重いけれど避けて通れない切実なテーマです。
聴衆は第一回より少なかったですが、皆さん身を乗り出して耳を傾ける内容でした。
第一部の基調講演は、姉妹都市の福岡・朝倉市の秋月中学校校長の佐々木隆良氏による”地域の歴史・伝統文化を活かした信頼される学校づくりの推進”。
福岡・秋月藩の中興の名君、長舒(ながのぶ)が高鍋藩の名君・秋月種茂の子供だと言うことを初めて知りました。
佐々木校長のふるさと秋月での地元の歴史・文化と密着した学校運営の在り方には強い共感と衝撃を受けました。
”地域の子供たちを預かり育てる”人材教育という一番大切な教育理念の失われている今の教育現場において、佐々木校長の実践は一番まともな教育の原点でしょう。
第2部はパネルディスカション。
パネラーは建築設計士の久保昌也先輩、教育長の萱嶋稔氏、元・高鍋東小学校校長の大川周士氏、そして佐々木校長。コーディネーターは黒木商工会会頭。
”文教とは何か”、”明倫教育とは何か”、”これからなすべきことは”などについて各パネラーの意見交換。
教育理念のしっかりしたまちは、まちづくり(まちなみ景観)も美しい、というアーバンデザインの立場で全国の歴史的景観によるまちなみ再生に関わってきた久保先輩の言葉が、今後の高鍋の方向性を示しているように思います。
こうした公的な公開論議の場を持ったと言うことが大きな意義があるのでしょう。
第一回デザイン会議の報告が高鍋商工会議所のHPにUPされています。
今日の会議の報告も追ってUPされます。
http://www.miyazaki-cci.or.jp/takanabe/designkaigi.html