[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
☆一昨日の14日土曜日は名寄を出て旭川へ向かいましたが、時間があったので、旭川から美唄に向かうという松村氏と同行して美唄のアルテピアッツア美唄を訪ねました。
アルテピアッツア美唄は美唄出身の彫刻家・安田侃氏の作品が廃校小学校の再利用で個人美術館として配置されているあまりにも有名な場所です。
これまでは時間が取れなくて行くことが出来ませんでした。
多くの屋外作品は雪に埋もれて見ることは出来ませんが、今回行かなければそう滅多に機会は訪れないと思いました。
旭川から特急で美唄駅で降り、1時間に1本しかないバスでアルテピアッツア美唄へ向かいました。
この日は天候が荒れて朝から大雪でしたが、美唄は霙から雨になっていました。
駅には大きな荷物を預けるところが無く、道具類の入った荷物を抱えて雨で雪が溶けてびちょびちょになった道を歩いて廃校の事務所へたどり着きました。
アルテピアッツア美唄はNPO法人のアルテピアッツアびばいが運営をされていて、入場料は無料でした。
小学校跡のギャラリーです。
屋外の作品は、ブロンズ以外は凍結防止のためにカバーがかけてあって見ることは出来ませんでした。
この白い玉はたまゆらではありません。霙を上向きになって撮るとこうなってしまいます。
こちらは体育館のアートスペースです。
カフェーでだご汁定食でお昼を摂りました。
カフェーの下はスタジオになっていて、一般の人が大理石の彫刻教室を受講できるようになっています。
道具はすべて安田侃氏が発注している職人手作りのもので、こうした道具が高くてなかなか手に入らない私にとっては夢のようなスタジオでした。
机も安田氏が使っているものと同じスタイルだということですし、さらに驚くことに安田侃氏自身が年に何回かは帰郷されて直接指導されることがあるのだそうです。
なんともなんともため息の出るような話ではありませんか!
☆札幌へ向かう松村氏と別れて、私は旭川へ戻りました。
この夜は名寄の審査をされている東海大学の荒井先生宅にお世話になることになっていました。
旭川へ戻ると、旭川も雨で駅前の道路は水溜りだらけでびちょびちょでした。
迎えにこられた荒井先生は、この時期に雨が降るなんて初めてのことだと嘆いておられました。
夕食までの間に旭川美術館や旭川彫刻フェスタと関係されているギャラリーなどを案内していただきました。
旭川美術館では旭川在住の一ノ戸ヨシノリ氏の回顧展が開かれていて、トリッキーな仕掛けがある面白い展覧会でした。
その隣ではマルをテーマにした企画展が開かれていて、その一つの作品に、洞爺湖サミットで使われた円卓が展示されてあり、誰でも座って記念撮影できるようになっていました。
この円卓は旭川の”北の住まい設計社”が制作したものだそうです。
私は日本の首相席に座って携帯でぱちりと撮ってもらいました。