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台風は明朝未明に接近のようですが、思ったよりも速度が速く、仕事を始める時間にはもう台風も去って曇りになるようです。
台風の接近に備えて作業を進めていた扉の貫通ですが、本日、正午にようやく開きました。
午後に市役所の担当課と実行委員会の方々が査定(提出された通りの寸法か、提出された石材価格が適切か、などの査察)に来られました。
☆夕刻には台風接近に備えてコンプレッサータンク等を工場内に入れ、テントも片付け、私の作品も万が一を考えて工場の中へ運び入れました。
しかし夜の9時半現在、雨は少しは本格的にはなりましたが、まだ風もなく台風接近の気配はありません。
☆高松11日目。快晴の秋晴れの一日でした。
石工団地は休日ですが、私は制作にいそしみました。
寺竹石材の工場からは緑道に設置されている速水史朗氏の作品がこんな風に見えます。
昨日届いた7インチのダイヤモンドカップです。
私は初めて見ました。
220Vの7インチとこの7インチダイヤカップで裏側の角落とし作業が順調に進みました。
☆今日は日曜日で石工団地は休みなので、私も休日らしい過ごし方をしたくて、お昼はコンビニでお弁当とビールを買って来て、道向かいの城岬公園の防波堤で瀬戸内海の美しい海を見ながら過ごしました。
程よい日向ぼこの陽射しで、とても幸せな時間でした。
この屋島の入り口と舟かくしは源平合戦の舞台になったところ。
庵治の風景は昔とあまり変化が無いといいます。
古の風景もこのような風景だったのでしょう。
☆夕刻までに角落としを終え、扉部にかかりました。
☆仕事を終え、帰路に就きましたが、ふと城岬公園を振り返ると美しい夕映えとなっていました。
あわてて引き返し、夕暮れの瀬戸内海の美しさに見とれました。
帰ろうとすると、今夜は見事な16夜の満月!
☆16夜の月を撮っていると、背後のバーベキューの一団から突然、”タナカさあーん!”
こんなところに誰が?、と見ると、なんと勝木繁昌氏ではありませんか!!
今日は仕事が休みなので、知友の中国の方たちとバーベキューを楽しんでいると言うことでした。
ビールを勧められましたが、もちろんこれから車でホテルに帰らなければならないので、私は持参のマグボトルの水で乾杯です。
2人とは以前の職場での仲間だと言うことでした。(男性が上海出身の沈さん、女性が西安のもっと奥地出身の超さん)
2人とも微妙な言い回しまで、日本語がとても達者でした。
白い玉は煙への反射で”たまゆら”ではありません。勝木氏の後頭部の一番明るい玉が16夜です。
これは見事に16夜が真ん中に納まりました。
今度はきちんと私も酒が交わせる機会が欲しいですね。
日曜日らしい一日でした。
今日は一日雨でした。午後は強い雨となり、靴はじゅくじゅくになりました。
今日はアール部の形だしでした。明日の夕刻までには裏返したいと思います。
☆うどん屋さんにこんなポスターが貼ってありました。
昨夕の調剤薬局で、私が彫刻家だとわかって、テレビでやっていた10月3日から始まるやつの?と聞かれ、いえもう9月の24日からはじまっています、という頓珍漢な会話の意味がわかりました。
トリエンナーレに来るお客さん目当てのストーンギャラリーの企画のようです。
☆雨でうっとうしいので、初日に訪れた屋島の画像を。
展望台からの瀬戸内の眺め。
みやげ物店の入り口にあった石。商店街で使えそうです。
「3回なでてください。願いが叶います。」
有名なサヌカイトを売っている店。今はもう採れず、この店の先祖から受け継いだものだけだそうです。それですごく小さなものでも○千円します。
754年、鑑真和上の建立と言われる屋島寺。
この本堂は鎌倉時代の造営で国の重要文化財。
四国八十八ヶ所の第八十四番の札所。
今日、8日目の作業です。扉部の面出しがほぼ終わりました。
☆お昼に、庵治町の山手にある手打ちうどん屋、”山”に行きました。
若い夫婦のやっている店で、道路は未舗装で、こんなところに誰が来るのだろうと思っていたら、結構地元のお客さんで賑わっていました。
まるで露天風呂のような風情の眺めです。
ブログがあります。 http://blogs.yahoo.co.jp/ccmyw257
食べたうどんは生醤油(ぶっかけ)2玉。250円。
薬味のねぎと生醤油だけのシンプルなメニューです。
こちらはうどんは1玉、2玉、3玉で注文します。
うどんを口に入れると、きゅっきゅっと音がする腰の強さ。
とても美味しかったです。
それにしてもこのあたりの眺めの良いこと。
ため池と瀬戸内が同時に見える風景なんて、ほかにあるのでしょうか。
☆24日、1日目です。
ベニヤ型を写して大口径で肩を落としてもらいます。
切削が終わり屋外での制作態勢に入りました。
☆25日。2日目。ここでエアーの圧が不足して7インチのエアーカッターが使えないことが判明。
5インチのカッターでの作業となり、仕事がまったくはかどりませんでした。
☆26日。3日目。
エアー不足の助っ人で古いエアータンクを設置してもらいました。少しは圧が上がり、7インチのエアーカッターも使いようで有効になってきました。
しかしこのタンクも夕刻にはどこかが破裂してダウンしてしまいました。
エアー工具があまりアテにならないので、寺竹さんから200Vの7インチ電動を借りて、それで一気に作業がはかどりました。
しかしやはりジャスパーはダイヤモンドの磨耗が激しく、午後後半には頼みの7インチ電動も刃がなくなって使えなくなってしまいました。
夕暮れまでにはアール部の面出しが終わりました。
☆高松に着いた23日まで、牟礼町では”石あかりロード”が開催されていましたので、最終夜を友人の太田氏に案内していただきました。
この”石あかりーロード”は、昨年にテレビで紹介されていて、高鍋町の石灯篭の今後のことも考えていたので、是非一度見てみたいと思っていたものでした。
今年で5年目の取り組みになるようです。
1,5kmの旧道に約200基の石あかりが並び、週末は大変な人出で賑わうそうです。
県外からのバスツアーも来ると言うことです。
ここはコンクールの展示場。
(あかりよりも”たまゆら”のほうが飛び交ってますが・・・・)
期間中はこうした屋台がたくさん出るそうです。
石あかりは、こんな風に各家の玄関や空き地に設置されます。
(電気代は設置された各家の負担だそうです)
全体的に感じたのは、昨年テレビで見た内容より落ちていること。
(5年目で中だるみだそうです)
やはり石やさんの仕事なので、画一的であること。
あかりがほとんど電気で情緒に乏しいこと。やはりろうそくの揺らめきがよいですね。
しかし、夜の催し物で県内外からのお客さんが大量に呼べること。
高鍋町の商店街の石灯籠(商店街の石灯籠は個人で買われた個人所有物が多いので、お堀の一斉撤去のようには行かないということ)の活用の、おおきなヒントがあるように思います。