忍者ブログ
彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
[103]  [104]  [105]  [106]  [107]  [108]  [109]  [110]  [111]  [112]  [113
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

☆今年の火産霊(ほむすび)神社夏祭りのポスターが昨日届きました。
祭はもう1週間後です。ずいぶんのんびりしています。

図柄では太鼓台2台が戦っているように見えますが、コラージュで構成してあるので、実際は火産霊神社には太鼓台は1台しかありません。
しかし以前は祭日が重なる立花神社の太鼓台とのせめぎ合いが夏祭りのハイライトでした。
近年は立花神社の奉賛会には若者が居なくなり、地区外からの若者を調達して担がせるようになったので、傍若無人な若者たちを統率できず、火産霊神社の太鼓台とのせめぎ合いが警察沙汰になることが多くなり、今では2台の太鼓台のバトルはなくなりました。
全国的にこうした若者のルール無視の暴走で、伝統的な祭組織が崩壊して行ってるのは悲しいことです。
P7170035.JPG































PR
☆北川太郎氏の今回のペルー便りは、当地の石屋さんの石の扱いについての大変興味あるものです。

”今日は石屋にて どの様に石を積み降ろすかを報告させて頂きます。

来年の個展に向けて2㍍前後の作品を7点展示したいと考え、石材を購入しているのだが、今日はそのうちの5個目と7個めの石が到着した。
「石材を購入」って言っても日本での購入とは違っており、自分が山に出かけて行き欲しい石を欲しい大きさに現地の人達に掘り出して貰うって要領である。
そうして掘り出した石がようやく石屋に到着したのだが、当然の如く重機等が無いので途方に暮れてしまう。
しかし此方では実に原始的ではあるが、合理的な手段でその問題を解決する。
ワイヤーの一方を石に結び、もう一方を立木に結ぶ、そしてトラックがそのまま前進していく事により石を大地に落とすというやり方である。
「ドスン。」っていう鈍い音をたてて落ちる石を見ていると改めて石の重さを感じてしまう。
 
全てがこんな感じであるから、何事も思った様にはいかない。
今日も1個の石がトラックに積み込む時に割れてしまった。自然の物だから仕方がないが、そうそう大きな石が取れる訳でも無い。
当初の予定の7点展示って考えを見直さなければならない様である・・・。
しかし石屋から見えるアンデスの雄大さを前にすると「まっいいか!! 何とでもなるし。」って気分になってくる。
 
こんな日々の御蔭で、少し精神的に自由に そして逞しくなってきた感じがする近頃である。”

CIMG1407.JPG























CIMG1416.JPG























CIMG1419.JPG























CIMG1421.JPG























CIMG1423.JPG























 
☆先日の岩崎議員の祇園祭のエイサーの写真がどうにも気になっています。
”たまゆら”らしきものががたくさん写っています。
私は”たまゆら”についてはよくわからないので、最近は特に気にも留めないようにしているのですが、例の庚申講以来、岩崎議員には”たまゆら”らしきものが写るようになっています。
みんなの気持ちが好い時に写りやすいといいますから、このエイサーの時は踊っているほうも見ているほうもとても気持ちの良い状態だったのでしょうか。
09yasaka.jpg




















これは昨年の秋のASANでの画像で、このとき初めて”たまゆら”が写っていると教えてもらいました。
私の後ろに居るのが、先日作品集を送ってくれたSHIM JUNG-SOOです。
1223860969.jpg























これは夜の公園で撮った”たまゆら”。今年のASANシンポジウムの会場はこの公園です。
1224112666.jpg























こうして見ると、やはり岩崎議員のエイサーの画像は”たまゆら”に思えますね。

今夜はわたしの50代最後の夜となりました。
明日はとうとう還暦を迎えます。

☆昨夜は第33回たかなべ夕やけ市が開催されました。
夕刻まで時々にわか雨の降る怪しい天気だったのですが、市が始まるとウソのように雲が消え、爽やかな夏空となりました。この7月の夕やけ市は近所の八坂神社の祇園祭と連動して開催しています。高鍋町の最初の夏祭りですので、多くの人たちで賑わいます。

ここは中町駐車場です。
P7011008.JPG























P7011009.JPG























P7011011.JPG























中町名店会の催しは町内のナチュラルサウンズオーケストラと隣町の新富町のクリーンエースとの合同演奏による「星空コンサート」でした。
小澤正隆会長の挨拶で始まりました。
P7011012.JPG























P7011013.JPG























P7011014.JPG























こちらは一番街の様子です。
P7011015.JPG























P7011016.JPG























もっとも人気のあった輪投げゲーム。でも輪が小さすぎてほとんど入りませんでした。
P7011017.JPG























立花商店街の様子です。
P7011018.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 




「星空コンサート」は2時間たっぷりの演奏でした。
P7011021.JPG























☆昨日は梅雨の晴れ間の好い天気の中、第18回高鍋町散策の旅を開催しました。
天気予報では曇りだったので丁度よいかと思いましたが、午前はカンカン照りでとても蒸し暑い天気でした。
今回はたかなべ温泉も散策の旅に入れ込んで欲しいという申し出がありましたので、高鍋温泉集合、高鍋温泉解散という例年にはない形のスケジュールとなりました。
温泉からは役場のバスで高鍋町美術館へ移動し、いつものスタイルの散策の旅が始まりました。

高鍋町美術館では、開催中の加谷径華現代書展と常設展の鑑賞です。
美術館長の挨拶です。
会場内は先日のブログで紹介しましたので省略します。
P7090008.JPG

























美術館からは石井正敏氏のガイドで城堀公園を通っての高鍋の歴史散策です。
P7090011.JPG
























この石灯篭はまもなく撤去の予定です。
やはり歴史のたたずまいを感じさせる景観はできるだけ手を加えずに保存したいものです。
P7090017.JPG
























この城堀の蓮の花はこんなに綺麗なのです。
この時期、この蓮の花を撮りに多くの人が訪れます。そして周囲の城堀の景観を入れ込んでこそ高鍋城址の城堀の蓮花という情景が撮れるわけです。こんな気持ちの悪い石灯籠が一緒に写りこんでは台無しなのです。
P7090018.JPG

























商店街の最初の休憩は、久米酒店の古民家再生空間でのくつろぎです。
この建物は築90年といいますからまだ新しいもので柱材がかなり細くなっています。
店舗のほうは築150年のしっかりした町屋構造建築です。
行政からの支援を受けずに、再生して町民に開放していただいています。
こういう町屋構造がまだ残っているのも高鍋らしい空間です。
P7090021.JPG

























肝心の商店街は空き店舗、空き地ばかりの見るべきもののない退屈な通りですが、この散策の旅の目的が、美術館、温泉に来ていただいたお客さんを商店街へ引き入れようということですので、歩いていただかないと困るのです。
ただ今回は商店街の皆さんが表に出てきて声をかけてくださったりしました。
お客さんにとってはなによりうれしいことです。
先日のNHK・いっちゃがテレビに出演して高鍋商店街を元気よく紹介していただいた前田さんも手を振って歓待していただきました。
P7090022.JPG

























そして午前の部の最終地点の黒木本店見学です。
いつものように角上工場長が案内をしていただきました。
P7090030.JPG
























P7090033.JPG

























お昼は、今回初めての試みで、中町名店会の”たかなべギョーザ”で摂りました。
たかなべギョーザは午後4時からの開店ですので、今日はこの散策の旅だけのお昼営業でした。
跡継ぎの哲治君が商店街で”若(わけ)し会”を立ち上げ、積極的に商店街の活性化に向けて努力している成果です。
P7090036.JPG
























P7090038.JPG
























メニューも今日の散策の旅だけの特別メニューです。
最近、高鍋は「ギョーザの町」と言われるようになりました。
”たかなべギョーザ”も県内各地からお客さんが訪れる有名店です。
P7090039.JPG

























午後は町内の名所観光です。
まず昨秋に引き続いて”高鍋大師”を訪れました。
3月に県からの観光遺産の指定を受けての積極的な散策ツアーへの組み入れです。
昨日は丁度、観光ガイドボランティアの講習が行われていて、そのメンバーも合流しました。
高鍋大師の画像については追ってUPします。
P7090041.JPG

























高鍋大師を出て、高鍋湿原へ向かいました。
今の時期は花は少ないのですが、ハッチョウトンボの見られる時期なのです。
ハッチョウトンボに見入っている皆さんです。
P7090053.JPG
























P7090054.JPG

























最後は高鍋温泉に戻り、そこでの解散でした。
今日はとても暑かったので、冷房の効いた温泉でゆったり体を休めて、みやげ物等物色してゆっくりした気持ちで岐路についていただきました。
いつもは国道を通り過ぎるだけの高鍋町をこんなにゆっくり歩いてすごすことはありません。
遠くは日南、延岡、都城からの参加者もありました。
皆さん満足していただけたようです。

関連ブログ 高鍋町観光協会ブログ

 

☆今朝は雨の中を、城堀公園の石灯籠移設(撤去)の下調査をしに城堀公園へ足を運び、設置されている灯籠の数を数えました。その数は約500弱でした。
丁度、今は城堀の蓮が綺麗な花を咲かせている時期でした。

2009_0705_014.jpg
























☆午後は高鍋町美術館で昨日から開催されている加谷径華現代書展を見に行きました。
昨年の私の個展に続く郷土作家シリーズで、今回は初の書道展です。
加谷(旧姓横山)さんは私の一学年後輩で、絵も上手く頭もとても切れる才女でした。
絵が得意だった彼女らしく、新象形絵画文字というスタイルを創案して中央で活躍しています。

P7050001.JPG























P7050002.JPG























P7050004.JPG























多目的ホールではギャラリートークが催されました。
8df379ac.jpeg























関連ブログ  青空未来通信記
☆今朝の宮崎日日新聞の読者投稿ページに、空港展継続を喜ぶ投稿が掲載されました。
私のまったく知らない方です。
文の内容からクラシックの演奏家の方のようです。
 
終了、一転継続という事態によって、いかに空港展が皆さんに愛されていたかを身をもって実感させられることとなりました。

09.7.4miyanichi.jpg

















☆昨日の日記に書きましたが、私の高校時代は高鍋高校OB祭を高校の体育館で開催していました。
そして壇上の大看板を描くのが私たち美術部員の仕事でした。
1966年の看板は高校2年の私が描きました。
アルバムにその時の写真が残っていました。
なんと43年も昔の写真です。

66OB.jpg





















後ろの壁にしゃれこうべがぶら下がっていますが、夏休みには粘土で頭像を作っていたので、生物教室から骨格標本として借りてきたものです。
しゃれこうべの左の絵は宮本哲君の人物と風景、右の人物は浅田左都夫君の作品です。

ちなみに当時の夏休みの頭像彫塑風景です。
モデルは先だって私が墓碑を作った岩下君の奥さんになった純子さんです。
窓際に立っているのは岩崎議員でしょうか。

66summer01.jpg





















66summer02.jpg























これは美術室で石を彫っている私です。
この作品は図書室に置いてあったのですが、その後どうなったのでしょうか・・・・
66summer03.jpg





















☆ペルーの北川太郎さんの最新ペルー便りです。

北川さんから送られてくるインカ時代の遺跡画像を見ると、あのマチュピチュの紙一枚入らない石組みの工法は、特段、宇宙人が造ったものだとか言う戯言とは何の関係もなく、どの遺跡にも見られるインカ時代特有の普通の石組みだということがわかります。

”度々ですが、ウチュイクスコ遺跡を訪れましたので報告させて頂きます。
 
約1年ぶりにこの遺跡を訪れた。
麓の村から急な斜面を登ること3時間、結構大変な道中だ。
しかしウチュイクスコ、この遺跡は大変な思いをしても見に行くだけの価値がある。
精巧なインカの石組と時間を感じさせてくれる素朴な土壁、そして抜けるような青空の美しさを表現しようとしても全ての言葉が軽く感じられる程だ。
そして何よりもまして素晴らしいのは訪れる者が少ないという事だ。
インカの遺跡を独占し、風の音に耳を傾ける時間は何物にも代えがたい喜びを与えてくれる。”

f79e9949.jpeg

























1d0c48af.jpeg

























c197f465.jpeg























 

☆昨日、空港展は無事に終了しました。展覧会は終わりましたが、私はまだまだ事業報告や海外作家の作品返送等の仕事がたくさん残っています。
Tanyaからまたスケールの大きい作品の画像が届きました。
すっきりした爽やかな風が吹いてくる清清しい作品です。
空港展で疲れた精神をほぐしてくれます。

Tanya Preminger, "Back Flip Bridge", wood,  550 x 1850 x 80 cm .
"Horizons Rencontre Arts Nature"   Vernissage le jeudi 25 juin de 8h à 19h
Exposition du 26 juin au 21 septembre 2009
Massif du Sancy (France)
www.horizons-sancy.com
www.tanyapreminger.com

bdbe0ca0.jpeg















 
 

<< 前のページ 次のページ >>
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
プロフィール
HN:
田中 等
性別:
男性
職業:
彫刻家
自己紹介:
宮崎県在住の彫刻家。
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア
最新CM
[08/07 田中]
[08/07 りか]
[03/03 田中]
[03/02 杉尾 幸]
[03/01 NONAME]
最新TB
忍者ブログ [PR]