彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆お昼前に、町議で同窓の青木君から電話があり、いま喫茶エルザに居るんだけど高鍋駅の改札口のプラットホームに置いてある彫刻に関心のある県外からのお客さんが居て、田中君の仕事場を見てみたいと言われてるのだけれど、ということでした。
もうお昼だからこれから家に帰ると伝えると、帰宅して呼び出しの電話が来ました。
”エルザ”に行くと、イラストレーターの牧野伊三夫という方を紹介されました。
ことの顛末はこうでした。
後述の取材で牧野氏が高鍋駅へ降り立つと、凝灰岩で出来た彫刻が並んでいて、その表現に度肝を抜かれ、アレハナンダ?!と迎えに来られた”エルザ”の奥さんに問いただすと、ああいうものを作るのは近所の彫刻家の田中さんしか居ないのではと答え、店に戻るとたまたま青木君がコーヒーを飲みに来ていて、田中君なら同窓だから連絡を取ってみよう、ということになったということです。
高鍋駅の改札口にある彫刻というのは、20年ほど前に私が南九州大学で非常勤講師をしていた時に授業で学生たちが作ったものです。
作業場である工場には私の作品は無いけれど、この界隈には彫刻がたくさんありますよ、とエルザを出て私の家までの一巡りの町なかにあるオブジェたちを案内しました。
右端が牧野氏、隣が小坂章子さん、その隣がエルザの奥さん。
歩いてみると、エルザを出て宮崎銀行から折れて我家までの小さな一区画に結構な数のオブジェがあります。
高鍋町の方々はそのことにあまり気がつかないようです。
こうして他所から来られた方が”素晴らしい!素晴らしい!”と連発されるのに、途中から同行してもらった岩崎町議は戸惑っています。
私の作品も見たいといわれるので、自宅に置いてある近作を見ていただきました。
先日、fresh高鍋!!の取材で日野さんが撫でていた新作も大変気に入っていただいてやはり撫で廻されていました。
発表前にこんなに撫でられる作品も初めてです。
実は牧野氏は「暮らしの手帖」の表紙や挿絵を担当されていたり、結構私たちが目にしている本の装丁やコマーシャルでのイラストなどをされている方です。
”エルザ”に来られたのは、同行されていた福岡のライターで編集者の小坂章子さんが出版されている「九州喫茶散歩」という本の中で”エルザ”が紹介されており、その本を読まれた牧野氏が”エルザ”に行ってみたいと言われ、今回新装版を出版するに当たり、表紙を”エルザ”のマスターをスケッチした牧野氏の絵を使うことになり、そのイラストを描かれるために来られたのでした。
そこで思いがけず、高鍋駅改札口の彫刻と私との出会いになったわけです。
牧野氏はまちづくりにも強い関心を持って関わった活動をされています。
”高鍋は面白い町だ!”と好印象で午後の電車で帰られました。
☆今日のモニュメントの作業です。
もう片方の側面を落としました。
裏返しの作業です。
裏面からも側面の残りを落とします。
明日は側面の墨入れをしますので、切削台座から降ろしました。
狭い作業場にぎりぎり収まる大きさです。
もうお昼だからこれから家に帰ると伝えると、帰宅して呼び出しの電話が来ました。
”エルザ”に行くと、イラストレーターの牧野伊三夫という方を紹介されました。
ことの顛末はこうでした。
後述の取材で牧野氏が高鍋駅へ降り立つと、凝灰岩で出来た彫刻が並んでいて、その表現に度肝を抜かれ、アレハナンダ?!と迎えに来られた”エルザ”の奥さんに問いただすと、ああいうものを作るのは近所の彫刻家の田中さんしか居ないのではと答え、店に戻るとたまたま青木君がコーヒーを飲みに来ていて、田中君なら同窓だから連絡を取ってみよう、ということになったということです。
高鍋駅の改札口にある彫刻というのは、20年ほど前に私が南九州大学で非常勤講師をしていた時に授業で学生たちが作ったものです。
作業場である工場には私の作品は無いけれど、この界隈には彫刻がたくさんありますよ、とエルザを出て私の家までの一巡りの町なかにあるオブジェたちを案内しました。
右端が牧野氏、隣が小坂章子さん、その隣がエルザの奥さん。
歩いてみると、エルザを出て宮崎銀行から折れて我家までの小さな一区画に結構な数のオブジェがあります。
高鍋町の方々はそのことにあまり気がつかないようです。
こうして他所から来られた方が”素晴らしい!素晴らしい!”と連発されるのに、途中から同行してもらった岩崎町議は戸惑っています。
私の作品も見たいといわれるので、自宅に置いてある近作を見ていただきました。
先日、fresh高鍋!!の取材で日野さんが撫でていた新作も大変気に入っていただいてやはり撫で廻されていました。
発表前にこんなに撫でられる作品も初めてです。
実は牧野氏は「暮らしの手帖」の表紙や挿絵を担当されていたり、結構私たちが目にしている本の装丁やコマーシャルでのイラストなどをされている方です。
”エルザ”に来られたのは、同行されていた福岡のライターで編集者の小坂章子さんが出版されている「九州喫茶散歩」という本の中で”エルザ”が紹介されており、その本を読まれた牧野氏が”エルザ”に行ってみたいと言われ、今回新装版を出版するに当たり、表紙を”エルザ”のマスターをスケッチした牧野氏の絵を使うことになり、そのイラストを描かれるために来られたのでした。
そこで思いがけず、高鍋駅改札口の彫刻と私との出会いになったわけです。
牧野氏はまちづくりにも強い関心を持って関わった活動をされています。
”高鍋は面白い町だ!”と好印象で午後の電車で帰られました。
☆今日のモニュメントの作業です。
もう片方の側面を落としました。
裏返しの作業です。
裏面からも側面の残りを落とします。
明日は側面の墨入れをしますので、切削台座から降ろしました。
狭い作業場にぎりぎり収まる大きさです。
☆午前に、火産霊神社の解体報告祭が執り行われました。
いよいよ神社の解体工事が始まり、修築工事に取り掛かりますので、神社関係者と業者が相集い、火産霊神社の大神様に取り壊しの報告とお願いをする神事でした。
神社がこの地に移されたのが明治43年ということですのでほぼ100年経っています。
今朝は夜中から雨だったのですが、神事が始まるとウソのように青空が広がり、暖かい春の陽気となりました。
このお神酒は私たちが頂くものではなく、お世話になった神社の建物に捧げるものでした。
これがこれまでの火産霊神社の最後の姿となります。
☆神事が終わってモニュメントの仕事にかかりました。
今日は側面を落とす作業でしたが、石を返す時にバランスを崩して切削台車が浮き上がって車輪がレールから外れるアクシデントが起きてしまいました。
重い石なので細心の注意を払いながら作業しないと、大怪我をしてしまいます。
頼んでいた道具を届けにきた機械屋さんと話していたら、この小さい門型ノコだけでも新しい作業場に持って行ったほうがいい、と言うことです。
アンジェラスの森は水が無いので切削の機械は使えないと決め込んでいたのですが、このノコならコンプレッサーで使う動力で充分で、水はタンクに貯めたものを使えばよいということなのです。
実際、県内の石材店でも、騒音公害のために山の中に工場を作ったが井戸を掘っても水が出らずに、タンクに水を貯めて切削ノコを廻しているところもあるのだそうです。
私の場合は年中使うわけではないし、ちょっとしたものを切るくらいなので、アンジェラスの森で使っていた農業用貯水タンクで充分なわけです。
基礎を打って、屋根さえ構えれば好いわけです。
門型ノコがあるのと無いのとでは全然作業の効率が違います。
解体屋で廃品になるより、使った方が断然得です。
真剣に考えてみよう。
いよいよ神社の解体工事が始まり、修築工事に取り掛かりますので、神社関係者と業者が相集い、火産霊神社の大神様に取り壊しの報告とお願いをする神事でした。
神社がこの地に移されたのが明治43年ということですのでほぼ100年経っています。
今朝は夜中から雨だったのですが、神事が始まるとウソのように青空が広がり、暖かい春の陽気となりました。
このお神酒は私たちが頂くものではなく、お世話になった神社の建物に捧げるものでした。
これがこれまでの火産霊神社の最後の姿となります。
☆神事が終わってモニュメントの仕事にかかりました。
今日は側面を落とす作業でしたが、石を返す時にバランスを崩して切削台車が浮き上がって車輪がレールから外れるアクシデントが起きてしまいました。
重い石なので細心の注意を払いながら作業しないと、大怪我をしてしまいます。
頼んでいた道具を届けにきた機械屋さんと話していたら、この小さい門型ノコだけでも新しい作業場に持って行ったほうがいい、と言うことです。
アンジェラスの森は水が無いので切削の機械は使えないと決め込んでいたのですが、このノコならコンプレッサーで使う動力で充分で、水はタンクに貯めたものを使えばよいということなのです。
実際、県内の石材店でも、騒音公害のために山の中に工場を作ったが井戸を掘っても水が出らずに、タンクに水を貯めて切削ノコを廻しているところもあるのだそうです。
私の場合は年中使うわけではないし、ちょっとしたものを切るくらいなので、アンジェラスの森で使っていた農業用貯水タンクで充分なわけです。
基礎を打って、屋根さえ構えれば好いわけです。
門型ノコがあるのと無いのとでは全然作業の効率が違います。
解体屋で廃品になるより、使った方が断然得です。
真剣に考えてみよう。
☆朝一番に田村君来訪。
石に墨入れしたプランを私のアドバイスを参考に修正しました。
やはり小さな図面でのプランと実際の拡大での感覚とはずれがあるものです。
これで実制作に取り掛かることが出来ました。
大口径ノコの切削の前にやって置かねばならない作業があります。
上部の角をセリ矢で落とすためにルートハンマーでビットを入れておきます。
なんとか工場の中へ運び入れることが出来ました。
長さが3mありますので、工場の入り口の間口幅ぎりぎりです。
やはり石がかなり重くて、天井クレーンも動かなくなるほどでした。
大口径ノコでの切削作業に入りました。
こうして大口径でカットした上部の角をセリ矢で落とします。
☆この春の一番の大仕事に、ようやく今日から制作にかかることができました。
高さが3メートルある白御影石の大作です。
白御影石は石英が多いのでダイヤモンドディスクの消耗が大きく、結構経費がかかります。
しかも3月24日までには設置が完了していなければならないので、もう2ヶ月もありません。
この作品は宮崎空港ビル創立50周年記念のモニュメントで、宮崎彫刻グループへ制作の委託がありました。
それで、若手のホープで空港展の事務局を私から引き継いでくれている田村将太に制作を依頼しました。
田村は木彫の作家で石の経験は無く、高校勤務なので制作時間も無いので、実際の制作は私が下請けとして担当するものです。
田村のプランがようやくまとまりましたので、今日は図面を拡大して石に墨入れをする作業を行いました。
しかし、まだ修正した方がよい気になるところが幾つかありますので、明日の午前に本人に立ち会って貰ってプランを修正してからカッティング作業に入ります。
明日から超多忙な毎日が始まります。
☆一方、今日は好い天気でしたので、先日完成した作品を、海辺で画像撮影をしました。
この作品は春のグループ展に出品予定です。
高さが3メートルある白御影石の大作です。
白御影石は石英が多いのでダイヤモンドディスクの消耗が大きく、結構経費がかかります。
しかも3月24日までには設置が完了していなければならないので、もう2ヶ月もありません。
この作品は宮崎空港ビル創立50周年記念のモニュメントで、宮崎彫刻グループへ制作の委託がありました。
それで、若手のホープで空港展の事務局を私から引き継いでくれている田村将太に制作を依頼しました。
田村は木彫の作家で石の経験は無く、高校勤務なので制作時間も無いので、実際の制作は私が下請けとして担当するものです。
田村のプランがようやくまとまりましたので、今日は図面を拡大して石に墨入れをする作業を行いました。
しかし、まだ修正した方がよい気になるところが幾つかありますので、明日の午前に本人に立ち会って貰ってプランを修正してからカッティング作業に入ります。
明日から超多忙な毎日が始まります。
☆一方、今日は好い天気でしたので、先日完成した作品を、海辺で画像撮影をしました。
この作品は春のグループ展に出品予定です。
☆今日の午前にFM宮崎の”fresh!! 高鍋”の収録がありました。
石材店工場の事務所で収録を行いました。
左がインタビュー担当の日野綾水さん、右が収録担当の小野里奈さん。
収録はスムーズに進みました。
昨日仕上げたばかりの大理石の作品に触って、あまりにもの滑らかな肌触りに感極まる日野さん。
パフ研磨仕上げですから、とても滑らかです。
日野さんからは、先ほどこんなメールも届きました。
” 本日は貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。
石材店工場の事務所で収録を行いました。
左がインタビュー担当の日野綾水さん、右が収録担当の小野里奈さん。
収録はスムーズに進みました。
昨日仕上げたばかりの大理石の作品に触って、あまりにもの滑らかな肌触りに感極まる日野さん。
パフ研磨仕上げですから、とても滑らかです。
日野さんからは、先ほどこんなメールも届きました。
” 本日は貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました。
あの、触らせていただいた作品の滑らかな感触が、今でも手に残っています!
これから、田中さんの作品を見つけたら、いっぱい、なでなでしちゃいそうです(笑)”
ちなみに日野さんは、宮崎サンシャインレディ2006の経験を持つ娘さんです。
彫刻の持つ楽しさに気づいてもらえただけでも嬉しいですね。
ちなみに今日の収録の放送日は2月22日です。
今日の収録を5分ほどの番組に編集します。
ちなみに日野さんは、宮崎サンシャインレディ2006の経験を持つ娘さんです。
彫刻の持つ楽しさに気づいてもらえただけでも嬉しいですね。
ちなみに今日の収録の放送日は2月22日です。
今日の収録を5分ほどの番組に編集します。
☆昨夜は妻の友人たちの女子会、”グッチの会”を我家で開きました。
ちょうど1年前にも私の手料理を食べる会を開いてもらいました。
ここ1週間は、メニューの組み立てで頭が一杯でした。
今回もワインに合うメニューで組み立ててみました。
途中で公民館長としての職務で家を留守にしましたので、バタバタしていて個々の写真を撮り忘れましたが、昨夜のメニューは以下です。
まず、前菜で”貝柱と白かびチーズのガーリックソテー”
そしてサラダ2種。
一つはベーコン、にんにく、ちりめん、シメジをバジルソースで炒めた具材をドレッシングとして使いました。サラダにはちりめんと合うように大葉がまぶしてあります。
もう一つはヨーグルトと塩麹をアレンジしたドレッシングのサラダです。
いずれも私のオリジナルです。
特にヨーグルトと塩麹アレンジのドレッシングは大好評でした。
メインメニューの一皿目は、”アボカド・ベーコン・ジャガイモのカレー炒め”
これも私のオリジナルです。
先日から作っていたベーコンは昨夜のメニューのためのものでした。
二皿目は、”鶏手羽先のタンドリー”。
これは雑誌からの拝借です。
そして三皿目はピザ2種。
昨夜は石釜風に焦げ目が着いて香ばしく、大好評でした。
ガラス容器の白い飲み物は、トルコ料理の”ジャジュク”。
ヨーグルトとキュウリをアレンジした冷製スープで、ピザと合うはずだと思いましたが、やはり大好評でした。
昨夜はどのメニューもまずまずの出来でした。
来年は和風でのメニューに挑戦しましょう。
ちょうど1年前にも私の手料理を食べる会を開いてもらいました。
ここ1週間は、メニューの組み立てで頭が一杯でした。
今回もワインに合うメニューで組み立ててみました。
途中で公民館長としての職務で家を留守にしましたので、バタバタしていて個々の写真を撮り忘れましたが、昨夜のメニューは以下です。
まず、前菜で”貝柱と白かびチーズのガーリックソテー”
そしてサラダ2種。
一つはベーコン、にんにく、ちりめん、シメジをバジルソースで炒めた具材をドレッシングとして使いました。サラダにはちりめんと合うように大葉がまぶしてあります。
もう一つはヨーグルトと塩麹をアレンジしたドレッシングのサラダです。
いずれも私のオリジナルです。
特にヨーグルトと塩麹アレンジのドレッシングは大好評でした。
メインメニューの一皿目は、”アボカド・ベーコン・ジャガイモのカレー炒め”
これも私のオリジナルです。
先日から作っていたベーコンは昨夜のメニューのためのものでした。
二皿目は、”鶏手羽先のタンドリー”。
これは雑誌からの拝借です。
そして三皿目はピザ2種。
昨夜は石釜風に焦げ目が着いて香ばしく、大好評でした。
ガラス容器の白い飲み物は、トルコ料理の”ジャジュク”。
ヨーグルトとキュウリをアレンジした冷製スープで、ピザと合うはずだと思いましたが、やはり大好評でした。
昨夜はどのメニューもまずまずの出来でした。
来年は和風でのメニューに挑戦しましょう。