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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日は所要があり、午前に宮崎市へスクーターで出かけました。

用件を済ませ帰宅しようと思ったのですが、思い直してそのまま空港へ足を延ばしました。

空港からの帰りに、こちらも用件を思い出してアートスペース”色空”に立ち寄りました。

ギャラリーでは、オーナーが懇意にしている藤原新也の書の展示が開かれていました。

展示してある作品は、すべてオーナーの所蔵作品です。

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☆今朝3時までかかって空港展の全作品を「宮崎の現代彫刻展」にUPしました。

なぜそんなに時間がかかったかと言うと、これまで使っていたサーバー(このブログと同じサーバー)の更新が出来なくなり、サーバーを替えて転送設定が完了したのが、もう昨日の夜になってからでした。

先ほど懇親会の画像もUPしました。

URLが新しくなりましたので、ブックマークをされている方は変更をお願いします。

「宮崎の現代彫刻展」 http://miyazakisculptureexhibition.web.fc2.com/

トップページの2012空港展のロゴをクリックしていただくと空港展のサイトへ入れます。

☆ちなみに私の出品作品です。

昨年のアメリカでの作品を大理石で作ってみたものです。

いつか大理石で拡大制作できたら、と思います。

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☆昨夜の空港展懇親会の様子です。

今回は若い女性作家たちの参加が多く、花やいだ雰囲気となりました。

また韓国から2名が参加の予定でしたが、飛行機のチケットが取れなかったりで不参加となったのは残念でした。

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飲みました、飲みました。

寝たのはもう3時半だったとか。

でも少し前までは朝5時まで飲んでいましたよ。

みんな年を取って来ました。

しかし若い作家の皆さんがこうして次々に全国から参加してくれます。

還暦過ぎても若い作家たちに負けてはいられませんね。


 
☆久しぶりに朝まで飲みました。きつい・・・・・でも、楽しい一夜でした。

☆空港展は今日から開催です。

会場の様子をお届けします。

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☆ほぼ空港展の搬入作業が終わりました。

県外からの作家たちは遠くは北海道旭川から来ていただきました。

今年も粒ぞろいの小作品展となりました。

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今夜は楽しい酒宴が待っています。

☆無事に宮崎へ帰ってきました。

朝夕が非常に肌寒いのでびっくりです。

ゆっくりする暇も無く、明日から宮崎国際現代彫刻・空港展が始まります。

今日は搬入設置、そして夜に楽しい懇親会です。

私は昨年は懇親会には参加できなかったので、2年ぶりにみんなと飲めます。

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☆今モスクワ空港です。

イスタンブールで妻の土産にトルコワインを免税店で買ったら、モスクワ経由は酒の機内持ち込みが出来ないのだと言うことでした。

明日の夜には宮崎へ帰ります。

☆機会が無く紹介できなかったのですが、高鍋町美術協会の仲間だった(私のほうが脱退)書道家の石井琴月さんが、念願だったパリでの個展を5月29日から6月9日まで開催中です。


海外で自分の作品を見直すと、特に書は東洋独自のものですので、とても得るものが大きいです。

彼女も大きな不安を抱えながら見事にここまでたどり着きました。

きっと大きな収穫を得て帰ってくるでしょうね。

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☆今日のランチはキューバ大使ご夫妻を歓迎してのセレモニーでした。

日本大使館の菊間氏と中国大使館担当官夫妻も午前はパムッカレを観光され、ランチに同席されました。

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☆挨拶をされるニハット氏。英語通訳は娘婿。

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☆キューバ大使の挨拶。

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☆日本大使館・菊間氏の挨拶。

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☆ここでキューバ大使にサプライズのプレゼント。

なんとヤシャール氏の描いた大使夫妻の油彩画でした。

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日本大使館と中国大使館にも地元デニズリーの手工芸品が贈られました。

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☆最後の集合写真となりました。

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☆ここで最後に各作家の作品を紹介しておきます。

Liu YANG(中国)

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Giorgie CPAJAK(セルビア)

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ちょうど私の作品を手伝ってくれたメルヴィがやって来たので。

Hitoshi TANAKA(日本)

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Jose Villa SOBERON(キューバ)

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Sherry TIPTON(アメリカ)

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Edvard FLEMING(アメリカ)

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Ali DIEIER(トルコ)

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Eyup OZ(トルコ)

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John MASSEE(アメリカ)

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☆明日の昼にはイスタンブールを発ち、日本へ帰ります。

☆昨日の報告です。

夕刻7時からシンポジウムのクロージングセレモニーが行われました。

まずは完成写真から。

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作品サイズは高さ304cm、幅103cm、奥行き65cm
台座を含めた全高は384cm

この作品のマケットは高鍋町の谷口菓子舗の前に設置してあるものです。

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☆テレビの取材がありました。

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☆女流詩人・ネフィセたちも来てくれました。

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☆日本大使館からは文化・広報部門チーフの菊間茂氏に、遠路アンカラから長距離バスでおいでいただきました。

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☆「ラム子の食堂」の、典子さん・Isaご夫妻にもご多忙な中を時間を割いて来ていただきました。

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☆デニズリー県知事と。

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☆挨拶をされるニハット氏。

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この後に作家たちに参加証と記念品が手渡されました。
私へのプレゼンターはデニズリー県知事でした。

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私はお返しにニハット氏へ小作品をプレゼントしました。

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☆ダルヤン観光に同行してくださったUgurさんと2人の娘さんたち。
旅行代理店の方かと思っていましたら、名刺を見たら有名な電気会社・Aydem本社のマネージメントの方でした。
それでダムの見学があり歓待されたのだと納得。

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☆デニズリー市長(向かって右端)と日本大使館・菊間氏、そして中国大使館文化担当官。

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☆ライトアップされた作品。

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背後に大きな日の丸が下がっていました。

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テントの向こうからは満月が昇ってきました。

トルコでは月蝕はありませんでした。

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☆お世話になった工場長一家と。

菊間氏とのり子さんのお話では、娘さんが通っている高校は超名門高校で、相当なお金持ちでないと通えない学校で、しかも授業レベルも日本の東大レベルなのだそうです。
それで非常に聡明な顔立ちの娘さんなのですね。

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すっかり意気投合してしまったネフィセやワイン工場長たちと。

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☆今日はエーゲ海沿いのエフェソスへ行ってきました。

ヘレニズムと古代ローマ時代の当時の街並みの様子が良くわかる広大な遺跡です。

早朝4時出発だったので、睡眠不足の観光でした。

☆エフェソス観光の拠点、セルチュク駅前。

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☆聖母マリアがイエス亡き後に、ヨハネと共に住んだという伝説のあるマリアの家。

日曜日でしたのでミサが行われていました。

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「マリアの家」自体は近年に修復されたものですが、壁は1世紀のものだそうです。

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聖なる泉で清め、祈願を記した紙を日本の神社のおみくじのように結び付けています。

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☆そのマリアの家のある山の裾野に広がるエフェソスの遺跡。

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2世紀に建立されたオデオン(音楽堂)。当時は木製の屋根があったそうです。

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バシリカ(聖堂)の柱頭にはコリント式とイオニア式のものが載っています。

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アウグストゥス帝時代に建設されたプリタニオン(市庁舎)。

ここから、あの有名なアルテミス像ほぼが完全な状態で出土しています。

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紀元前86年に建設されたメミウスの記念碑。

当時ローマ支配に反対していたエフェソスの市民は、進出を図っていたポントス王ミトリダテス側に加勢し、勢いを得たミトリダスはたった一晩で、その地域に住む8万人のローマ人の虐殺を命じました。これはそのときの犠牲者の霊を慰めるために建てられたと言うことです。

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ドミティアヌス神殿。独裁的な支配者になったドミティアヌス帝は妻に暗殺され、彼の死後は、すべての彼の功績を示す建造物は破壊されたそうです。

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やはり当時のこの石の合わせの分の隙も無い技術には驚かされます。

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向こうにエーゲ海が広がり、天然の良港を得てエフェソスは商業都市として大変な繁栄をしましたが、次第に川州の堆積で海岸が遠のき、マラリアが蔓延し始めて衰退して行ったそうです。

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クレテス通り(神官通り)。当時のメインストリート。

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4世紀末あるいは5世紀初めに造られたヘラクレスの門。

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☆1,000数百年前のモザイクが鮮やかに残っています。

現在のまちづくりの景観はこの当時の発想からまったく進歩していませんね。

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住宅の壁にはフレスコの色彩も残っています。

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2世紀に建てられたコリント様式のハドリアヌス神殿。

門の上のレリーフはレプリカです。

この神殿はローマ式建築を取り入れた最高傑作といわれているそうです。

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こういう当時の石組みがどうしても気になってしまいます。

やはり例柱のずれを防ぐ金具が入っていたようです。

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ラトリネ(公衆トイレ)です。当時は隣との仕切りは無くオープンだったようです。

現代と同じ様に入り口でお金を払って使用されていたそうです。(トルコの公衆トイレは有料です。1トルコリラ。)

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現存する世界最古の図書館・セルシウス図書館

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フォサードの彫刻はレプリカで、実物は20世紀初めに発掘調査を行ったオーストリアの考古学者チームが、ウィーン博物館に不正に運び出してしまったそうです。

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こういう石組みはどうしても気になります。

つまり、柱の根元の一部は台座と一体であったと言うことです。

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大理石通りに刻まれた娼婦宿の目印。

この足より小さい足の持ち主は娼婦宿に入れなかったとか。

当時の娼婦は知的で教養があり、自分たちの家を所有し、デモや選挙にも参加できたりと言う特権を持っていたということです。

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25,000人収容の劇場跡。
単なる遺跡ではなく、現代の著名な歌手たちが何人もここでコンサートを開いているそうです。

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☆世界の七不思議の一つと言われたアルテミス神殿跡。

今は石柱が一本立っているだけ。

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