彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆ワークショップもいよいよ大詰めとなりました。
昨夜は夜中に大雨となり、テントを外して雨晒しになった作品のことなど考えていると、午前2時前に停電になり、それから寝付けなくなり、電気が復旧してから起きてブログを更新し、3時半にまた寝ました。
今朝は雨上がりの上天気でした。
案の定、作品の一部には水がたまり、水の染みが出来ていました。
アシスタントのギョックハンは、今日は作業着に着替えもせず、私の作業場に一歩も近づかず、何もしませんでした。
私も金輪際、ギョックハンの顔も見たくないので、独りで窓の仕上げの作業を進めました。
手伝ってくれたムラットがやはり”アシスタント・・・アシスタント・・・”とつぶやきますが、”いいよ、TANAKAのアシスタントは私がしてあげるから”と慰めてくれます。
私はこのアシスタントの問題は、事務局に責任があると思います。
なぜお茶ばかり飲んで働かないアシスタントを指導しないのでしょう。
今回のワークショップは作家の待遇に関して、非常に大きな問題を抱えています。
☆橋部を台座に載せて、左右の傾きのバランスと、窓への入れ込みの高さ具合をチェックしました。
☆橋部をもう一度降ろして、大理石の位置あわせと橋部上面の仕上げをしました。
ムラットが勝手に作業を進めてしまいます。
彼が手伝ってくれるのはありがたいのですが、作家ではありませんのできっちりした仕事が出来ません。
実に荒っぽくて、もういいからやめてくれ!と何度か言って制止しないと大変なことになります。
☆仕上げは最終日の明日にまわすことにして(本当は今日ですべてを終わりたかった)、ほぼ完成した作家たちの作品を見て廻りました。
バレンティーが兆速で仕上げています。足の傷もかなり快方へ向かっているようです。
☆ホテルのディナーがあまりにもひどいし、港街なのに一度も魚料理を食べさせてもらっていないので、夕食は海辺のシーフードの店へ行くことになりました。
このワークショップの最大の問題は、食事に関して最低レベルの作家待遇しかしていないということです。
外に出ればとても美味しい料理にあふれているのに、私たち作家たちは自腹を切って外食に出なければならないのです。
これほど作家に余計な出費をさせるシンポジウムは初めてです。
☆途中で素晴らしいディスプレーの高層マンションのオフィスを通りかかりました。
エッセンの指定した店でエッセンと落ち合いました。
食べたい魚を自分でセレクトしてオーダーするシステムです。
私のオーダーしたのはえびとイカ。イカの中にはチーズが詰まっていました。
ムール貝売りが通りかかったので買い求めました。
先日買ったときの半額の安さで、しかもこうして開いて皿に並べてくれます。
シーフード店の支払いは、一人50トルコリラ(2300円)!
たったえび2匹、イカ2匹、ビール小瓶2本でこの値段、日本より高い!
これまでブログで紹介してきた外食・酒宴は、すべて作家自身の支払いです。
☆帰路に、なぜ今日はギョックハンは作業をしなかったのかとエッセンに尋ねました。
彼女は、さあ?ととぼけています。
それで、なぜあなたたちはお茶ばかり飲んでいるアシスタントたちの指導をしないのか?と問いかけたところ、彼らはボランティアであり、ティーンエイジャーであり(これはまったくの間違い、彼らは25歳のPelinとごく親しい年齢の近い学生たちなので20歳は超えている)、彼らにどうしろといえる立場に無い、という信じられない返答。
作家たちはアシスタントが付けば、無報酬であろうが年齢がどうであろうが、きちんと働いてくれるものと受け取る。
それを、アシスタントたちがお茶ばかり飲んでいようが、作家の作業を手伝わないで居ようが、主催者には何の関係も無いという。
それでは一体何のために作家にアシスタントを付けたのだろう?!
こんな働こうが働かなかろうが、一切主催者には関係ありませんというアシスタントなんて、アシスタントではないし、最初から居ないほうがましです。
さらにエッセンは、私が昨日トングチュに激怒したことをとがめます。
その当人のトングチュは、今日はやたらと私に刃向かい、なんと貸した金を返せとまで言ってきました。
トングチュがこんなチンケな男だったのかとがっかりしましたし、トングチュもエッセンもなぜ私が激怒したのかの理由さえわかっていません。
ここに来て、私は非常に不愉快な気持ちでこのイズミールを去ろうとしています。
イズミールはとても魅力的な街です。でもその好印象をワークショップの関係者たちがことごとく打ち消しています。
チャンダーが、ことあるごとにこんなワークショップは2度と参加しないとはき捨てていますが、今の私も同じ気持ちです。
昨夜は夜中に大雨となり、テントを外して雨晒しになった作品のことなど考えていると、午前2時前に停電になり、それから寝付けなくなり、電気が復旧してから起きてブログを更新し、3時半にまた寝ました。
今朝は雨上がりの上天気でした。
案の定、作品の一部には水がたまり、水の染みが出来ていました。
アシスタントのギョックハンは、今日は作業着に着替えもせず、私の作業場に一歩も近づかず、何もしませんでした。
私も金輪際、ギョックハンの顔も見たくないので、独りで窓の仕上げの作業を進めました。
手伝ってくれたムラットがやはり”アシスタント・・・アシスタント・・・”とつぶやきますが、”いいよ、TANAKAのアシスタントは私がしてあげるから”と慰めてくれます。
私はこのアシスタントの問題は、事務局に責任があると思います。
なぜお茶ばかり飲んで働かないアシスタントを指導しないのでしょう。
今回のワークショップは作家の待遇に関して、非常に大きな問題を抱えています。
☆橋部を台座に載せて、左右の傾きのバランスと、窓への入れ込みの高さ具合をチェックしました。
☆橋部をもう一度降ろして、大理石の位置あわせと橋部上面の仕上げをしました。
ムラットが勝手に作業を進めてしまいます。
彼が手伝ってくれるのはありがたいのですが、作家ではありませんのできっちりした仕事が出来ません。
実に荒っぽくて、もういいからやめてくれ!と何度か言って制止しないと大変なことになります。
☆仕上げは最終日の明日にまわすことにして(本当は今日ですべてを終わりたかった)、ほぼ完成した作家たちの作品を見て廻りました。
バレンティーが兆速で仕上げています。足の傷もかなり快方へ向かっているようです。
☆ホテルのディナーがあまりにもひどいし、港街なのに一度も魚料理を食べさせてもらっていないので、夕食は海辺のシーフードの店へ行くことになりました。
このワークショップの最大の問題は、食事に関して最低レベルの作家待遇しかしていないということです。
外に出ればとても美味しい料理にあふれているのに、私たち作家たちは自腹を切って外食に出なければならないのです。
これほど作家に余計な出費をさせるシンポジウムは初めてです。
☆途中で素晴らしいディスプレーの高層マンションのオフィスを通りかかりました。
エッセンの指定した店でエッセンと落ち合いました。
食べたい魚を自分でセレクトしてオーダーするシステムです。
私のオーダーしたのはえびとイカ。イカの中にはチーズが詰まっていました。
ムール貝売りが通りかかったので買い求めました。
先日買ったときの半額の安さで、しかもこうして開いて皿に並べてくれます。
シーフード店の支払いは、一人50トルコリラ(2300円)!
たったえび2匹、イカ2匹、ビール小瓶2本でこの値段、日本より高い!
これまでブログで紹介してきた外食・酒宴は、すべて作家自身の支払いです。
☆帰路に、なぜ今日はギョックハンは作業をしなかったのかとエッセンに尋ねました。
彼女は、さあ?ととぼけています。
それで、なぜあなたたちはお茶ばかり飲んでいるアシスタントたちの指導をしないのか?と問いかけたところ、彼らはボランティアであり、ティーンエイジャーであり(これはまったくの間違い、彼らは25歳のPelinとごく親しい年齢の近い学生たちなので20歳は超えている)、彼らにどうしろといえる立場に無い、という信じられない返答。
作家たちはアシスタントが付けば、無報酬であろうが年齢がどうであろうが、きちんと働いてくれるものと受け取る。
それを、アシスタントたちがお茶ばかり飲んでいようが、作家の作業を手伝わないで居ようが、主催者には何の関係も無いという。
それでは一体何のために作家にアシスタントを付けたのだろう?!
こんな働こうが働かなかろうが、一切主催者には関係ありませんというアシスタントなんて、アシスタントではないし、最初から居ないほうがましです。
さらにエッセンは、私が昨日トングチュに激怒したことをとがめます。
その当人のトングチュは、今日はやたらと私に刃向かい、なんと貸した金を返せとまで言ってきました。
トングチュがこんなチンケな男だったのかとがっかりしましたし、トングチュもエッセンもなぜ私が激怒したのかの理由さえわかっていません。
ここに来て、私は非常に不愉快な気持ちでこのイズミールを去ろうとしています。
イズミールはとても魅力的な街です。でもその好印象をワークショップの関係者たちがことごとく打ち消しています。
チャンダーが、ことあるごとにこんなワークショップは2度と参加しないとはき捨てていますが、今の私も同じ気持ちです。
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