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☆午前のうちは曇りがちな空から晴れ間が覗き、やがて好い天気となりました。
午後にはまた曇ってきましたがまずまずの天気でした。
今日も朝から大変な人出です。
さあラストスパアートです。
☆午前に裏面のアール出しが終了し、午後にクレーンで起こしました。ひとまず立ててバランス調整をして再び倒して仕事の残っている表面を仕上げて、最終的に再び起こして台座の上に仮設置する、という段取りです。
ようやく私の作品の姿がはっきりしてきました。
作家たちからも観客からも感嘆の声。
全体のバランス調整をして、立てたまま表側の残りの仕事を進めていたら、もうこのまま明日には完成へ持っていけるところまで来てしまいました。
夜には満月が祝福してくれました。
表面もおおよそ完了手前です。
お客さんたちからのお褒めの言葉を多くいただきました。
何とか間に合い、作品も好評でほっとします。
明日で最終仕上げです。
☆シンポジウムも終幕寸前ですが、彫刻家でない方々には道具の専門用語がちんぷんかんぷんだったと思いますのでここですこし説明します。
まず左側の大きいサイズの工具が”大口径(だいこうけい)。
右側上の道具は一般的な125mmサイズのグラインダー。取り付けられているのがフランジ式(軸へ留める台座にねじで取り付けてあり、ブレード(刃)が全面使えるので形出しに便利。)の電着カッター(でんちゃくかったー。人口ダイヤモンドの粒子が電着で焼き付けてある。)。
その下のグラインダーに取り付けてあるのが、125mmのイボイボ状のサーフェイス(面を均す)ディスク。
金色のディスクは100mm。アールの強い面に有効です。
右下のディスク(ブレード、カッターと呼び方は違うが同じもの)の左側がUFO型の御影石用の125mm。
右側のものが私の愛用している3インチのダイヤモンドカップ。カップは面を均すのに使います。