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☆昨日、無事にアメリカ・メーン州に着きました。
これから6週間のschoodicシンポジウムの様子を出来るだけ報告できればと思います。
昨日は私の作品を設置するBlue Hillという町へ直行し、この町での彫刻委員会の会長を務めておられるミンディーさんのお宅にお邪魔し、Blue Hillを案内していただきました。
私はミンディーさんのお宅で2泊のホームステイをさせていただきます。
Blue Hillはリアス式の海岸に面したとても美しい町です。
☆ミンディーさんのお家ももちろん海に面しています。
こちらの海岸沿いは昔は氷河が流れてきていて、それで海岸の砂利は氷河が運んできた色んな地域の石で組成されているということです。
また岩盤の花崗岩の大地を氷河が削っていたので表土が少なく、花崗岩が切り出しやすく、かつては花崗岩の採石で繁栄したということです。
ニューヨークなどの街の石組みの石は、ほとんどこの地方から搬出したものだということです。
ミンディーさんの家です。
☆私の作品の設置場所を案内していただきました。
Blue Hillの中心地にある海沿いの公園です。
この公園には私の作品が一番ふさわしいということで、私を選んでくださったそうです。
☆出来れば、このBlue Hillから産出する花崗岩も作品の一部に使って欲しい、ということでかつての丁場(採石場)へ案内していただきました。
☆現在はこの採石場一帯をリタイアされた老夫婦が購入されて、家を建てられ、採石場の石を使って庭園を造る作業をされていました。
この家のご主人はインターナショナルな会社を経営されていて、何度も日本を訪れておられ、大の親日家です。
家の内装にも襖や障子が使われ、庭も日本庭園の趣向が凝らされていました。
周囲が松林ですので、日本的な景観を感じます。
私のためにシャンパンでウエルカムパーティーを開いていただきました。
時差ボケでふらふらでしたが、松林の中を歩いて英気を貰いましたので、なんとか正気を保てました。
左からこの山荘のご主人、私、シンポジウムのディレクターのジェシー、ミンディーさん。
☆夕食をBlue Hillの町のレストランでいただきました。
このレストランからも私の彫刻設置予定場所が見えます。
私はこの地方の名物、ロブスターのゆがきをいただきました!