彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆まちなか活性協議会のあかりプロジェクトで設置されたオブジェが壊されました。
正確に言うと3点目の被害です。
屋外設置の小作品の破損事故はどうしても派生してしまうのである程度の覚悟はしていましたが、今回の損壊が最もひどくてほぼ全壊に近く、警察に器物損壊罪で届出を出しました。
おそらく昨夜のうちに酔っ払いが押し倒したものでしょう。
こうした行為が器物損壊罪という犯罪にあたることを多くの人が知らないのでしょう。
あかりオブジェはまちづくりの一環として補助事業で設置されたものです。
それをこんな形で壊してしまうなんて、町民としてあってはならない行為でしょう。
☆今日は朝のうちは晴れていましたが、空気は冷たく、ほどなく曇天となりました。
天気予報では午後から雨ということでしたが、今のところ雨にはなっていません。
花見は今夜を逃したらもう機会は無いと思うのですが、今年も高校同窓会の花見幹事からはなんの連絡もなし、です。
今日は来週のグループ展のための小作品の続きを進めました。
正確に言うと3点目の被害です。
屋外設置の小作品の破損事故はどうしても派生してしまうのである程度の覚悟はしていましたが、今回の損壊が最もひどくてほぼ全壊に近く、警察に器物損壊罪で届出を出しました。
おそらく昨夜のうちに酔っ払いが押し倒したものでしょう。
こうした行為が器物損壊罪という犯罪にあたることを多くの人が知らないのでしょう。
あかりオブジェはまちづくりの一環として補助事業で設置されたものです。
それをこんな形で壊してしまうなんて、町民としてあってはならない行為でしょう。
☆今日は朝のうちは晴れていましたが、空気は冷たく、ほどなく曇天となりました。
天気予報では午後から雨ということでしたが、今のところ雨にはなっていません。
花見は今夜を逃したらもう機会は無いと思うのですが、今年も高校同窓会の花見幹事からはなんの連絡もなし、です。
今日は来週のグループ展のための小作品の続きを進めました。
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☆今日の午前に宮崎空港ビル創立50周年記念モニュメントの除幕式が行われました。
快晴の上天気でした。
打ち合わせでは、私は除幕式の幕引きの役はなかったので普段着で出かけたのですが、モニュメントの制作委託責任者ということで大役が振られてしまいました。
判っていればきちんと正装して出かけたのですが・・・
モニュメントのタイトルは「つながる」。
創立50周年というテーマを、これまでの歴史とこれからの歴史を繋ぐ節目として左右の上昇フォルムとして形象化し、これまで関係者の皆さんに支えられてきたことへの感謝と空港ビルのおもてなしの心を本体下部の丸みで表現したものです。
明快なコンセプトが理解できるシンプルですっきりしたモニュメントとなりました。
サイズは300高さ×90幅×50奥行きcm。
重量は約2,5トン。素材は白御影石。
挨拶をされる寄贈主の”宮崎空港翼会”の会長・日高均氏。
翼会は宮崎空港ビルへの出入り業者で組織されています。
モニュメントは翼会によって宮崎空港ビルに寄贈されたものです。
御礼の挨拶をされる宮崎空港ビル・長濱社長。
長濱社長は私たち宮崎国際現代彫刻・空港展との関係について熱く語ってくださいました。
ああ・・、こんなことならきちんと正装で来るべきでした。
田村君にとっても大任を果たして、彼の人生の大きな節目になったことでしょう。
引き続き、送迎デッキに祭られている五所稲荷神社にて、空港の安全を祈願する鎮座祭が催されました。
この神事は宮崎空港の年間を通しての最も重要な神事で、モニュメントの除幕式が今日に設定されたのは、翼会の皆さんが今日の鎮座祭に出席されることになっていたからでした。
五所稲荷神社は宮崎神宮の末社で、神事は宮崎神宮の神職の方々によって執り行われました。
ひきつづいて鎮座祭の直会(なおらい)が行われました。
☆私と田村は直会を中座して、宮崎県立美術館で開催中の宮城壮一郎・漆芸展を見に行きました。
この個展もチャレンジギャラリー企画によるものです。
すべて乾漆による作品です。
これまで宮城君の作品は断片的にしか見ていないのですが、かつては国宝の修復作業にも携わっていたという確かな技術が、今回のテーマである過去の漆芸術の再構築による現代での表現として生かされ、重厚で見ごたえのある作品が展示されていました。
外に出ると快晴の空は一面の雨雲と化していました。
そして午後には雨となりました。
快晴の上天気でした。
打ち合わせでは、私は除幕式の幕引きの役はなかったので普段着で出かけたのですが、モニュメントの制作委託責任者ということで大役が振られてしまいました。
判っていればきちんと正装して出かけたのですが・・・
モニュメントのタイトルは「つながる」。
創立50周年というテーマを、これまでの歴史とこれからの歴史を繋ぐ節目として左右の上昇フォルムとして形象化し、これまで関係者の皆さんに支えられてきたことへの感謝と空港ビルのおもてなしの心を本体下部の丸みで表現したものです。
明快なコンセプトが理解できるシンプルですっきりしたモニュメントとなりました。
サイズは300高さ×90幅×50奥行きcm。
重量は約2,5トン。素材は白御影石。
挨拶をされる寄贈主の”宮崎空港翼会”の会長・日高均氏。
翼会は宮崎空港ビルへの出入り業者で組織されています。
モニュメントは翼会によって宮崎空港ビルに寄贈されたものです。
御礼の挨拶をされる宮崎空港ビル・長濱社長。
長濱社長は私たち宮崎国際現代彫刻・空港展との関係について熱く語ってくださいました。
ああ・・、こんなことならきちんと正装で来るべきでした。
田村君にとっても大任を果たして、彼の人生の大きな節目になったことでしょう。
引き続き、送迎デッキに祭られている五所稲荷神社にて、空港の安全を祈願する鎮座祭が催されました。
この神事は宮崎空港の年間を通しての最も重要な神事で、モニュメントの除幕式が今日に設定されたのは、翼会の皆さんが今日の鎮座祭に出席されることになっていたからでした。
五所稲荷神社は宮崎神宮の末社で、神事は宮崎神宮の神職の方々によって執り行われました。
ひきつづいて鎮座祭の直会(なおらい)が行われました。
☆私と田村は直会を中座して、宮崎県立美術館で開催中の宮城壮一郎・漆芸展を見に行きました。
この個展もチャレンジギャラリー企画によるものです。
すべて乾漆による作品です。
これまで宮城君の作品は断片的にしか見ていないのですが、かつては国宝の修復作業にも携わっていたという確かな技術が、今回のテーマである過去の漆芸術の再構築による現代での表現として生かされ、重厚で見ごたえのある作品が展示されていました。
外に出ると快晴の空は一面の雨雲と化していました。
そして午後には雨となりました。
☆昨夜から今日にかけての空港モニュメントの設置作業が、無事に完了しました。
昨夜は空港ビルのすべての営業が終了した午後10時から作業開始となり、まず現場での安全祈願のお神酒と清め塩を撒いて、設置作業業者全員揃っての作業打ち合わせを行いました。
まず台座を設置します。
作品を居設置するには、空港ビルファサードのアーケードの屋根を越して吊り降ろさなければなりません。
基礎の心棒穴との位置合わせもうまく行き、無事に台座の設置が終わりました。
そして大難関のモニュメント本体の設置にかかります。重量は約2,5トンです。
クレーンの親と子の両方のフックを使って吊りながら作品を垂直に起こして行きます。
この作業のためにも、心棒は本体に取り付けて固定しておいた方が作業しやすいのです。
空飛ぶモニュメント。
無事にアーケードを越えて、設置場所へ降ろすことが出来ました。
まず、うまく心棒が台座の心棒穴を貫通するか、降ろしてみなければなりません。
しかし心棒の径とコアの径があまり差が無かったのと、モニュメントが正確には垂直に吊れていませんので、ちょっとでも角度が異なると心棒は降りてくれません。
無事に降りたとしても、今度はもう一度吊りなおす作業で、心棒が抜けてくれません。
これらの作業で悪戦苦闘して多くの時間が費やされました。
次に、心棒に引っ掛けていたスリングを抜き、心棒穴へのセメント注入と接着剤塗布のために、胴締めという方法でモニュメントの底部近くでバンドを締めて吊り上げなければなりません。
なんとか胴締めでモニュメントを吊り上げることが出来ましたので、心棒からスリングを外し、心棒穴に水セメントを注入していきます。
そして静かにモニュメントの心棒を台座の心棒穴に沈めて行きます。
最後にモニュメント底部への接着剤を塗布します。
無事にモニュメントの設置は完了しました。
最後に傍らにプレート台座を設置しました。
設置の完了したモニュメントと作者の田村君。
田村君にとっては生まれてはじめての経験ばかり。
喜びもひとしおでしょう。
明日の除幕式までの間、ブルーシートで覆っておきます。今日の夕刻には序幕式用の白布に替えられるということです。
今日の日中は業者の方が周辺整備を整えてくださいます。
ともかくも無事に空港ビルの指定期日内に、事故もなく設置が完了しました。
すべてが終わったのは午前2時。自宅へ戻ったのは午前3時。
それからメールをチェックしたり、空腹のお腹に酒を流し込んで、就床したのはもう午前4時でした。
☆今日は朝から雨でした。
今日は蛙たちがここぞといわんばかりに思いっきり唄っていました。
それで石材店工場内でモニュメントのプレート台座を作りました。
門型ノコで端材を切削しました。
やはりこういうノコがあるととても便利です。
午後には研磨も終わり、プレートの嵌め込み場所の加工をして接着剤でプレートを取り付けました。
そのころには雨も上がって青空が広がり、強烈に暑くなってきました。
明日に台座のハツリ作業と、モニュメントのペーパー研磨のムラを手直しして、私の作業場での制作は完了します。
☆朝にスモーカーからベーコンを取り出して見ました。
なんだか燻製の色が汚いです。
ひょっとすると脂がスモークウッドの上に落ちて、煤が出ていたのかもしれません。
そして前回同様に脂がべたべたして熱燻での焼きベーコンに近いのです。
24時間以上水に漬け、流水にもさらして塩を抜きましたが、それでも燻製すると味が凝縮されて塩味が強いです。
まだまだベーコンは超初心者の域から出ることが出来ません。
でも食後の口の中に残る、かすかなピクルス液の香味野菜の香りとスモークウッドのヒッコリーの甘い香りがなんともいえません。
☆で、このベーコンを使った今夜のメニューです。
まずは白葱とエリンギのベーコン巻き、白ワイン蒸し。
ベーコンが脂が多くて薄く切れなかったので、見場は悪いですがベーコンの塩味が上等な一品でしたよ。
二品目は、べーコン、ポテトとトマトのチーズオーブン焼き。あわせ具材ににんにく、たまねぎ、オリーブのみじん切りが入っています。
考えながら調理したオリジナル料理でしたが絶品で、妻は大歓喜でしたよ。
今日は蛙たちがここぞといわんばかりに思いっきり唄っていました。
それで石材店工場内でモニュメントのプレート台座を作りました。
門型ノコで端材を切削しました。
やはりこういうノコがあるととても便利です。
午後には研磨も終わり、プレートの嵌め込み場所の加工をして接着剤でプレートを取り付けました。
そのころには雨も上がって青空が広がり、強烈に暑くなってきました。
明日に台座のハツリ作業と、モニュメントのペーパー研磨のムラを手直しして、私の作業場での制作は完了します。
☆朝にスモーカーからベーコンを取り出して見ました。
なんだか燻製の色が汚いです。
ひょっとすると脂がスモークウッドの上に落ちて、煤が出ていたのかもしれません。
そして前回同様に脂がべたべたして熱燻での焼きベーコンに近いのです。
24時間以上水に漬け、流水にもさらして塩を抜きましたが、それでも燻製すると味が凝縮されて塩味が強いです。
まだまだベーコンは超初心者の域から出ることが出来ません。
でも食後の口の中に残る、かすかなピクルス液の香味野菜の香りとスモークウッドのヒッコリーの甘い香りがなんともいえません。
☆で、このベーコンを使った今夜のメニューです。
まずは白葱とエリンギのベーコン巻き、白ワイン蒸し。
ベーコンが脂が多くて薄く切れなかったので、見場は悪いですがベーコンの塩味が上等な一品でしたよ。
二品目は、べーコン、ポテトとトマトのチーズオーブン焼き。あわせ具材ににんにく、たまねぎ、オリーブのみじん切りが入っています。
考えながら調理したオリジナル料理でしたが絶品で、妻は大歓喜でしたよ。
☆天気は下り坂ですが、今日も気温の高い春らんまんの陽気でした。
モニュメントは残りの側面の研磨作業を進めました。
今日も田村君が来て、心棒穴コア作業を進めました。
このコア作業が実に時間がかかるのです。
午後までにはモニュメントの研磨作業はすべて完了しました。
私は台座の加工に入りました。
台座の片方の心棒穴を馬鹿穴(余裕のある大きな穴)にするために削岩機で作業をしました。
削岩機を使うのは何年ぶりでしょう。
基礎工事の業者さんも打ち合わせに来られました。
台座の表面からも削岩機で穴を開け、心棒の位置合わせをしました。
残り2日で台座のハツリ部分の仕上げとプレート台座の加工で作業は終了します。
☆さてベーコンをピクルス液に1週間漬け込んで、昨日の朝から塩抜きの作業でボールの水に豚バラを入れておきました。
今朝は流水で塩抜きを調整して、燻製前の陰干しに入りました。
夕刻からミニファンヒーターを使って50℃で2時間乾燥させました。
今回は前回2回の反省で、スモーカーを作り直しました。
ミニファンヒーターなしで、炭火とスモークウッドで70℃以上に保つことが出来ます。
今回はうまく行きますか。
モニュメントは残りの側面の研磨作業を進めました。
今日も田村君が来て、心棒穴コア作業を進めました。
このコア作業が実に時間がかかるのです。
午後までにはモニュメントの研磨作業はすべて完了しました。
私は台座の加工に入りました。
台座の片方の心棒穴を馬鹿穴(余裕のある大きな穴)にするために削岩機で作業をしました。
削岩機を使うのは何年ぶりでしょう。
基礎工事の業者さんも打ち合わせに来られました。
台座の表面からも削岩機で穴を開け、心棒の位置合わせをしました。
残り2日で台座のハツリ部分の仕上げとプレート台座の加工で作業は終了します。
☆さてベーコンをピクルス液に1週間漬け込んで、昨日の朝から塩抜きの作業でボールの水に豚バラを入れておきました。
今朝は流水で塩抜きを調整して、燻製前の陰干しに入りました。
夕刻からミニファンヒーターを使って50℃で2時間乾燥させました。
今回は前回2回の反省で、スモーカーを作り直しました。
ミニファンヒーターなしで、炭火とスモークウッドで70℃以上に保つことが出来ます。
今回はうまく行きますか。
☆日中はぐんぐん気温が上がりました。
お昼に帰ると、今朝はまだ開いていなかったか我家の桜もこの陽気で数輪が開いていました。
☆モニュメントの制作も一気に進みました。
今日は土曜日ですので田村君が作業にやってきました。
そして教え子が2人手伝いに来てくれました。
昨日やり残した突起部側面と曲面部側面の研磨作業と、ペーパー仕上げ作業、それに心棒穴コア作業を手伝ってもらいました。
表面の研磨仕上げが完了し、側面の作業に入りました。
緊張の起こし作業です。
側面の仕上げにかかりました。
夕刻までに側面の研磨作業も完了し、みんなが居るうちに作品を返し、もう片方の側面を起こしました。
何度やってもこの作品の返し作業は緊張します。
もうリフトでの移動もこれで最後です。
私もほっと一安心です。
そして若い2人ともよく働いてくれました。
春からは一人は奈良でレザークラフトの勉強を、もう一人は福岡でデザインの勉強を始めます。
明日には作品の仕上げは完了します。
今夜はゆっくり美味しいお酒が飲めます。
お昼に帰ると、今朝はまだ開いていなかったか我家の桜もこの陽気で数輪が開いていました。
☆モニュメントの制作も一気に進みました。
今日は土曜日ですので田村君が作業にやってきました。
そして教え子が2人手伝いに来てくれました。
昨日やり残した突起部側面と曲面部側面の研磨作業と、ペーパー仕上げ作業、それに心棒穴コア作業を手伝ってもらいました。
表面の研磨仕上げが完了し、側面の作業に入りました。
緊張の起こし作業です。
側面の仕上げにかかりました。
夕刻までに側面の研磨作業も完了し、みんなが居るうちに作品を返し、もう片方の側面を起こしました。
何度やってもこの作品の返し作業は緊張します。
もうリフトでの移動もこれで最後です。
私もほっと一安心です。
そして若い2人ともよく働いてくれました。
春からは一人は奈良でレザークラフトの勉強を、もう一人は福岡でデザインの勉強を始めます。
明日には作品の仕上げは完了します。
今夜はゆっくり美味しいお酒が飲めます。