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スコールがありませんでしたので、流石に今日はお昼に車で出かけるのに、室内が暑くて窓を開けざるを得ませんでした。
☆朝一にクリニックで診察でした。３日前に比べずいぶん経過がよくなっているのでドクターもほっとした様子でした。
明後日の診察で終了だろう、と言う見解。そうありたいものです。
☆石材店へ行くとこんな情景が。
ワンちゃん、涼しいかい？
☆今日の制作は主にルートハンマーによる荒落とし作業でした。
懸念はしていましたが、やはりクラックの剥離が大きく開いてしまいました。
これで上部を使うことは諦めざるを得ません。
無くても大丈夫の気がします。
夕刻の状態です。
今日は結構な量を落としたはずですが、まったく形が見えてきません。
☆お昼は”萬発茶餐室”へ
壁のメニュー書きに「拉麺」とあるので、何かと問うとラーメンだというので注文してみました。
揚げワンタンみたいなものがあったので、それを入れてもらうようにしました。
出てきたものは・・・・
麺が先日の細麺からラーメンの太麺になっただけの焼きそばでした。
そして揚げワンタンだと思ったのは魚のすり身のてんぷらがワンタンの皮に包まれて揚げられたもので、ワンタンスープに入って出てきました。
私たちがいつも摂る、ご飯に幾つかのメニューを載せて食べる形式を”経済飯”と言います。
確かに色んなメニューを安く食べられるからなのでしょうね。
ホテルの裏から通勤通りへ抜ける道は昨夕のうちに見つけておきました。
☆雨上がりで、そして車も少ない日曜日で景色がとても綺麗でした。
通勤途中の最も高級感漂う通りです。
イポーにはこうした避暑地のような雰囲気もあるのです。
☆昨日は大洪水だったあたりです。
背後の石筍に注目ください。
こんな風景、日本だったら超特級の観光遺産ですよね。
ところがイポーでは単なる裏山なのです！
☆今日の制作状況です。
剥離してしまった上部は、丁度踏み段にもなるので、当分はこのままにして作業を進めます。
夕刻の状態です。
やはり、この作品は作業量がとても多い！気が遠くなりそうです。
☆今日は日曜なので、最近通い始めた中華食堂は２軒とも閉店でした。
それでクリニックのある商店街へ行くと、一番最初の店が大繁盛でしたので、入って、チキンライスを注文しました。
ロースト手羽のチキンライスでしたが、イポーに来て初めてご飯がおいしかったです。
☆明るいうちにホテルへ帰ってＴＶを点けると、日本のアニメをやっていました。
☆夕食は最近行きつけの手羽ローストのある中華レストランへ。
私はいつものようにチキンヌードルともやしなのですが、周りの客はこの店には無いさまざまなメニューを取っています。
どうやら隣に別のシーフード専門の店が併設されているらしいのです。
みんながおいしそうに食べているのは”炒蟹”。
これはまったく別の隣の店。
この「南国小食」と言うのが隣接のシーフード厨房でした。
こんど是非”炒蟹”にトライしてみましょう。
今日初めて気がついた店の名前は「南僑茶室」でした。
まだ明るいので、部屋でのつまみに手羽を買って帰りました。
☆朝のうちは昨夜の雲が残り、直に雲が切れると暑い日ざしが。
そして午後にスコールが来て、といういつものパターンですが、今日は思いもしなかった恐怖を体験してしまいました。
☆午前の前半は、１作目の作品の心棒穴を開ける作業でした。
大理石用のコアは深さが３，４ｃｍのものしかありません。板材しか扱わない石材店なので、それ以上のものは必要ないのです。
ですから、実際の心棒用の穴としては使えません。
他のドリル等の口火にしかなりませんが、いきなりドリルを使うと大理石ははじけてしまうので、それなりの役目は果たせます。
☆引き続き、２作目の荒落とし作業です。
☆夕刻にスコールとなり、激しい雨が工場内に逆流して作業できなくなりました。
☆集中豪雨のような雨の中を帰路につくと、昨日のバスの割り込み以上の恐怖が待っていました。
なんとこの雨で道路が濁流になり、すでに何台もの車が道路上でエンストしたり、側溝に落ちたりしています。
濁流の中で夕刻のラッシュと重なり逃げようがありません。
この恐怖が帰路の半分近くの道筋で続いたのです。
激しい雨のときは帰路に着いてはならない、という教訓を得ました。
やっとホテルに戻ってＴＶをつけると、中国の吉林とアルゼンチンでの大洪水のニュース映像を流していました。
ようやく雨も上がり、夕暮れの郊外は美しい景色が繰り広げられます。
実際の映像はこんなものではありません。
☆あっ、これは２作目のイメージスケッチです。
☆雨も上がったので、夕食はレストラン街の”老黄芽菜鶏”へ出かけてチキンともやしを食べました。
どうです、繁盛店のこのチキンの量！
そしてもやし（TAUGE）の量！
外ではこんな屋台が。
しかし午後には再び雨となり、夜になってもまだ小雨が続いています。
☆朝一にクリニックで傷の治療をしました。傷口の快復が芳しくなく、ドクターは白化した皮膚を除去するために、メスで傷口を削り始め、指は血だらけになって痛いこと！
その荒っぽさに、このドクターはやぶ医者では？という疑惑がむくむくと。
当分は通院しなければならないようです。
☆ようやく２作目の制作にかかりました。
昨日下書きした案をもう一度練り直し、なんとか方向性を見出しました。
下部の欠損部の大きさはやはりどうにもなりません。
この中に形を入れ込むのは諦めて、欠損部はそのまま欠けた状態で処理することにしました。
作品は「Quiet breathing」シリーズで、水辺の樹木の中に静かに呼吸する形を考えましたが、このシリーズを立てるのは初めてなので、それでプランがまとまらなかったのです。
墨入れが終わって制作にかかろうとする午後２時ころからスコールとなりました。
制作にかかって程なくして、思いがけない事態が生じました。
韓国製クサビを打ち込んだら、上部のクラックが完全に剥離してしまったのです。
これだけの大きさのクラック部分が、これまでの手荒い作業で欠け落ちずに残っていたので、ちょっとの作業では落ちないだろう踏んで、クラックの部分も形の中に入れていたのです。
ところが、一番最初に、そのクラックが剥離してしまったのです。
まあ、落ちた部分が無くても少しフォルムを修正すれば何とかなるとは思いますが・・・
難産になりそうです。
☆今朝の食事です。
ラマダンで交差点近くの露店も店を閉じてしまったので、クリニック近くの店で買ったものです。
ゆで卵、キュウリ、小魚のカレーとご飯。これで１，４ＲＭ。
これがあのバナナの葉で包まれた中身なのでしょうか。
☆昼食は最初の中華食堂で。
ワンタン麺を頼んだら、叉焼の乗った焼きそばとワンタンスープが出てきました。
焼きそばはやはり甘すぎです。
日本で肉マンが入っているスチームケースには、肉まんみたいなものと一緒にシューマイが入っていました。やはり”シューマイ”と言うそうです。
今度、トライしてみます。
☆今日も暑い暑い一日でした。
今日はずっと照り返しの強い暑さの中で、２作目のプランを考えて過ごしました。
なかなかまとまらず、なんども頭から水を被りました。
それで５時には石材店を引き上げました。
☆ホテルへ帰ったのが５時半くらい、それからシャワーを浴びたりネットをチェックしたりしていたら、帰るころから沸きあがってきたスコールの雲で外が暗くなってきました。
もう雨が降ってきたかな、と窓辺に近づいて路上を見下ろすと、いつもはほとんど人気の無いスーパー裏の敷地に人だかりがしていて、男が仰向けに倒れています。
最初は、何かイベントがあっていて酔いつぶれたのか、と思いましたが、警察が来ていて立ち入り禁止のテープを張り始めました。
事件です。
男はこのスーパーの赤い制服を着ていますので、このスーパーの従業員です。
喧嘩でもしたのだろうか、と思っていたら、警官が黒いビニールを持ってきて、おもむろに広げ始めました。
えっ！？死んでいる！？
みんなが上を見上げています。
男は立体駐車場から転落したようです。
誤って落ちたのでしょうか、突き落とされたのでしょうか・・・・
誤って落ちるには、擁壁が腰の高さまであります。
壁をまたいでダイブしたようだ、と手まね足真似で野次馬に説明している関係者らしいおじさんが居ました。自殺のようです。
一番上の画像が６時１５分です。
私が帰ってきたのが５時半です。
そのころに事件は起きたようです。
本署かららしい警官が来て検分を始めました。
やばい！スコールが来る。
案の定、激しいスコールとなりました。
あっという間に誰も居なくなり、遺体だけが雨の中に取り残されてしまいました。
激しい雷雨となり、雷が延々と鳴り響きます。
ようやく、遺体を収める車が来たか、と思いましたが・・・
結局、何もせず車は去っていきました。
雨脚も止まった７時５０分にようやく遺体は運び出され、立ち入り禁止のテープも撤去されました。
すべてが去った後には靴だけがポツリと残されていました。
まさか、こんなことを目撃してしまうなんて・・・・
☆口直しに明るい画像を。
昨日からラマダン（断食）が始まり、イスラムのレストランは閉じてしまいました。
それでお昼は中国料理ということになります。
先日とは別の（数軒先の）店へ行って見ました。豚肉があっておいしかったです。
☆いつも気になっている東屋。夕刻になると子供たちや家族で一杯になります。
日本にもかつてはこんな空間がありましたよね。
☆今日も朝から蒸し暑い一日でした。
夜には風が涼しくなりました。
☆朝一にクリニックで抜糸をしました。
しかしゴム手袋をして作業するので汗でびしょ濡れになりますので、水でふやけた状態になっていて、ドクターも顔をしかめてしまいました。
私も抜歯した後のぐちゃぐちゃになった傷口に、不安になってきます。
もう一度治療に通うことになり、抗生剤が５日分出されました。
☆午後に２作目の底の面出しが終わりました。
これからプランを考えなければなりませんが、暑いのと風邪気味でどうしようもなく体がきついのと、指の傷口をできるだけゴム手袋から開放して乾燥させたいのとで、３時で作業を終わってホテルへ戻りました。
☆夕刻に少しベッドで体を休めました。
夕食はいつもの中華レストランでヌードルと中国茶のポットを摂りました。
ポットの中国茶は湯のみが熱いお湯の入った容器に入って出てきます。
香りのよいジャスミン茶でした。１ポットで１ＲＭです。
最近、いつも竹の植え込みに座って衛星放送の画面を見ている人が居ます。
☆今日は１作目の台座の面出しの仕上げでした。
午後までにはなんとか様になりました。
心棒の穴を開ければ１作目は完了です。
☆午後後半からは２作目の底部の面出し作業の続きです。
先日怪我をした場所ですのでやはり緊張しました。
回転する２３０ｍｍの刃を見ていたら、良くぞこんな重く大きい刃に指がちょん切れてしまわなかったものだとぞっとしました。
すでに落としたクラック以外にも大きなクラックが出てきて、設置後に底部から亀裂が生じてきている日本の著名な作家の作品を思い出して、不安になってきました。
☆夜はYap氏のお招きで、ジャスコ近くのCitrusという高級レストランでのディナーへ出かけました。
行ってみると、私のためのディナーではなく、Yap氏の仲間内の定例ディナーで、対面では英語の話せない私はほっとしました。
特に、リタイア後にイポーで第２の人生を送っておられる高橋さんと言う日本の方がメンバーに居られ、高橋さんの隣に座らせていただいてくつろぐことができました。
この定例会は毎週必ず火曜日に開催され、メンバーの持ち回りで、担当の会員が当日の食費はすべて負担するのだと言うことです。
会員はイポーの著名な実業家やお医者さんでリッチな方ばかりと言うことです。
別テーブルの女性方はご家族や知人の方たちです。
右から２番目がYap氏でとてもダンディーな方でした。
とても上品な大人の会でした。
来るときはYap事務所のクリスティーナさんに先導してもらったのですが、帰りは自分で車を運転して帰らなければなりません。
ジャスコの位置はだいたい頭に入れていたのですが、そこからどうホテルへの道筋に入るかは暗中模索です。
１０時にお開きになってから、夜のイポー郊外をさまよい続け、やっと目印のYap事務所近くの大きな病院を見つけてホテルへたどり着いたのは、もう１１時でした。
朝一にクリニックでガーゼ交換をして石材店へ向かいました。
☆今日は１作目の台座の面出し作業の続きで、予定では今日で終わるつもりでした。
ところがいくらやっても平坦な面が出ないのです。いくら慎重にやっても真ん中が削れ過ぎてへこんでしまうのです。
いつもやっている作業が何故出来ない？！
精神的にひどくへこみました。
台座にこんなに時間を掛けている場合ではないのです。
午後３時の画像です。
ほとんど土曜日から進んでいません。
なんとなく原因がわかってきました。
黒御影石の感覚でディスクで面を出していくと、大理石は軟いので簡単に削りすぎてしまうようです。
やっと背面の面が出ました。
予測どおりの上がりでした。
本当はこちらの自然肌のあるほうを正面にしたかったのです。
しかし、画像では見えにくいですが、左側に完全に剥離しているクラックが在ります。
基礎に載れば剥離することも無いので、このまま背面に使うことにしたのです。
午後７時過ぎの状態です。
くたくたに疲れた一日でした。
今回は朝市をメインに画像をお送りします。
まず先週も紹介しました蛇使い。今日は大蛇を使っていました。回りの木箱にはコブラなどが入っているのでしょう。
マレーシアらしい商品から。
時計は一番人気です。
観賞魚もこんな風にして売っています。
ビンの中に魚が１匹ずつ入っています。
なんとズボンが５ＲＭ（１３５円！）、シャツが１枚３ＲＭ（８１円）、２枚で５ＲＭ！
ほとんどの店がこの価格です。
時計と並んで人気なのが携帯電話。
防水加工の時計は水に沈めて売ります。
１個１ＲＭ（２７円）の朝食です。
やっぱり世界で一番もてるのは日本人女性、と言うことですね。
（反対に最ももてないのは日本人男性と言われます。）
でもマレーシアの男性はこの日本語を読めませんよね。
☆引き続いてガラクタ市。
ガラクタの組み合わせ・配置の妙をお楽しみください。
すごく哲学的な選択だと思いませんか？
数学者らしい人物が数字のマジックを講義していました。
引き続き配置の妙です。
まるで宝探しです。よく見ると、必要な人にとっては必要なものが在るのです。
小鳥の鳴き声のする竹笛を演奏しながら売るおじさん。
まさに名人芸の域でした。
売っているのは「結婚証書」。一体誰の証書で、誰が何のために買うのでしょうか？
配置の妙、その３。
まさにシュールレアリズム的構成！
こちらは食料の魚でしょうか。
配置の妙、その４。
ちゃんとした時計修理職人のやっている店も多いです。
骨董の類にはあまりいいものはありません。
こういうまったくプライベートな写真を売っているところもあって、首を傾げてしまいます。
リコーダーが結構並んでいます。
簡易移動屋台車を作っているおじさんも居ました。
☆昼食をレストラン街で摂ろうとスーパー前の大通りを渡ったら、スーパーの真前に若者たちが集まっているビルがあり、携帯ショップやデジカメショップの中にチキンライスの店があるのに気がつきました。
ヌードルもありましたので中華そば風のものを頼みました。てんぷらが一杯入って３，８ＲＭ。
冷たいお茶を頼んだら、”アイスティー”は冷たい甘いミルクティーのことらしく、中華そばと合わずに失敗しました。チキンライスは３，３ＲＭですから、麺のほうが高いのですね。
そしてうどんにてんぷらなら合うのですが、ラーメンにてんぷらは合いませんので、まだこちらの麺には馴染めません。
こちらがほとんど毎日買い物に行くスーパー。スーパーと言っても６階建ての立体駐車場のあるデパートです。商品も衣料品等は一般の店に較べてはるかに高いです。
☆そして夕食は馴染みなった手羽ローストの店でチキンライス。３ＲＭ。
この店の人たちがみんないい人たちばかりなのです。
☆今日から本格的に制作に復帰です。
ゴム手袋の上に軍手をはめて作業しました。
最初のうちは気になりましたが、次第にいつもの作業と全く変わらない作業内容となりました。
今日は第１作目の台座の面落とし作業で過ぎました。
☆午後にスコールがやってきました。
雨脚のはっきり見える雨雲と言うのは、日本ではあまり見ることが無いのではないでしょうか。
☆スコールの後はとても蒸し暑くなってきました。
そして夜の８時前にホテルへ帰ってくると、へとへとに疲れていました。