彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆午後から高鍋町美術館で開催された”みやざき~景観・地域(まち)づくり講演会”に行ってきました。
まちなか商業活性化協議会の町屋プロジェクトでもお世話になっている宮崎県建築士会の主催で、協議会のメンバーに声を掛けていただきました。
中身を何も知らずに出かけて行ったのですが、講演をされた堀繁氏(東京大学アジア生物資源環境研究センター教授)のお話が、強烈に面白くて、とても勉強になりました。
景観とは何か?という大学の教授らしいもったいぶった導入で始まり、ナンナンダロウとあまり期待もしていなかったのですが、しかし展開が実に明快な分析による景観整備、そして具体的なまちづくりの話になり、これまで聞いてきたどのまちづくりの話ともまったく角度の違った実践理論に圧倒されました。
景観とは見ることであり、モノではないということ。
好い景観とは見たいものが見やすい状態にあるということ。
景観整備とは、見てもらいたいものが見やすい角度で見えるようにすること。
観光地のスライドで繰り返し、景観とは何かを分析していただきました。
そして各地のまちづくりの好い例、悪い例を実に具体的に分析していただきました。
人々が見たいと思わないものをまちづくりでやっても意味が無いこと。
町の評価は景観の評価であり、いくら建物がよくても景観が好くなければダメだということ。
まちづくりで一番大切なことは丁寧さ。
人は自己中心的だから、私を楽しませてくれるか、私を迎えてくれるか、私を大切にしてくれるかで町を評価するということ。
お客をもてなさない店のある商店街はかならず衰退するということ。
そしてそのまちづくりの実践理論は、私たちの取り掛かっている各プロジェクトの有効性をきっちり理論武装させていただいたと思いました。
まるで私たちのためにお話に来ていただいたようだ、と協議会のメンバーはみんな思ったことでしょう。
まちなか商業活性化協議会の町屋プロジェクトでもお世話になっている宮崎県建築士会の主催で、協議会のメンバーに声を掛けていただきました。
中身を何も知らずに出かけて行ったのですが、講演をされた堀繁氏(東京大学アジア生物資源環境研究センター教授)のお話が、強烈に面白くて、とても勉強になりました。
景観とは何か?という大学の教授らしいもったいぶった導入で始まり、ナンナンダロウとあまり期待もしていなかったのですが、しかし展開が実に明快な分析による景観整備、そして具体的なまちづくりの話になり、これまで聞いてきたどのまちづくりの話ともまったく角度の違った実践理論に圧倒されました。
景観とは見ることであり、モノではないということ。
好い景観とは見たいものが見やすい状態にあるということ。
景観整備とは、見てもらいたいものが見やすい角度で見えるようにすること。
観光地のスライドで繰り返し、景観とは何かを分析していただきました。
そして各地のまちづくりの好い例、悪い例を実に具体的に分析していただきました。
人々が見たいと思わないものをまちづくりでやっても意味が無いこと。
町の評価は景観の評価であり、いくら建物がよくても景観が好くなければダメだということ。
まちづくりで一番大切なことは丁寧さ。
人は自己中心的だから、私を楽しませてくれるか、私を迎えてくれるか、私を大切にしてくれるかで町を評価するということ。
お客をもてなさない店のある商店街はかならず衰退するということ。
そしてそのまちづくりの実践理論は、私たちの取り掛かっている各プロジェクトの有効性をきっちり理論武装させていただいたと思いました。
まるで私たちのためにお話に来ていただいたようだ、と協議会のメンバーはみんな思ったことでしょう。
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