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☆今日は第19回高鍋町散策の旅が行われました。
今回も宮崎市、西都市、諸塚村、都城市と県内各地から多数の応募・参加がありました。
天気はなんとか雨も降らずに幸いでした。
今回のメインは高鍋町美術館で開催中の、高鍋町美術館開館10周年特別展「池田満寿夫の世界展」でした。
前回から集合場所を高鍋温泉”めいりんの湯”に設定しています。
”めいりんの湯”から高鍋町美術館へ移動し、特別展を鑑賞しました。
☆続いて、いつものように石井正敏氏の案内で、城堀公園を経ての歴史的町なみの散策です。
☆今回も古民家再生の”久米酒店”さんで小休止です。
☆久米酒店では、これから歩いていただく寂れた商店街を、今年から県指定第1号のまちなか再生活性化事業で活性化していく取り組みがはじまったので、客観的なよそ者の目で見て行っていただき、忌憚ないご意見をいただけたら、と商店街連合会・小澤会長と私とでお話ししました。
☆午前はいつものように、黒木本店の見学で終了です。
これは、いま行っている”まちなかギャラリー”の小学生の絵です。
参加者の皆さんです。
☆昼食はシーズンが始まった蚊口浜”秋山商店”の牡蠣料理でした。
メニューは、牡蠣フライ、牡蠣の味噌ぬたあえ、牡蠣ご飯、焼き牡蠣、味噌汁、そして秋山さんのご好意によるお頭付きの刺身でした。
☆午後のコースはまず持田古墳でした。
高鍋は古墳時代から文化レベルの高い地域だったと言うことを、町外の方たちに強くアピールできる空間です。
持田古墳群からは、女性用の純金製靴を初め銅鏡など多くの貴重な副葬品が出土しています。
悲しいことに、そのほとんどは金目当てに盗掘され、いまは多くは関西地方の資産家のコレクションとなり、警察に捕まった分が県の博物館に収容され、高鍋には何も残っていません。
(この中で25号墳から出土し、広島県耕三寺に所蔵されている「変形四獣鏡」は国の重要文化財に指定されています。)
下の画像の左にある前方後円墳の「船塚」の樹下にあった石棺は、近年になって西都原資料館に”略奪”され、返却されません。
この内側にベンガラを塗られた石棺こそが、私の”再生シリーズ”の原点なので、悔しい限りです。
この盗掘された古墳の霊を祭るために岩岡保吉という男が私財を投げ打って八十八ヶ所の霊場を作ったのが、高鍋大師の始まりです。
高鍋大師の石像は何度か紹介しましたので、今回はお堂の中を紹介します。
高鍋大師が地域の方たちとのかかわりでどう出来上がっていったのか、貴重な写真が多数掲げてあります。
☆今回も密度の濃い散策の旅となりました。
<空港展>以来のコメントです。
<高松での制作過程>の様子は面白かったです。
高鍋は、本当に“街づくり”に関して色々と取組んでいますね。宮日新聞にて、よく記事を目にします。町民の地元に対する愛着を強く感じます。
この「高鍋町散策の旅」を、この貴殿のHPで初めて知り、一度参加してみたく「米良俊男展」を鑑賞しに町美術館を訪れた折、受付で尋ねましたら「近々募集があるようです。ここも今回予定に入っています。新聞に載ります。大人気ですよ。」ということで、募集しようと思っていましたが、気付いた時は締切り後でした。残念。
私は、宮崎から北方へ向かうときの10号線が、渋滞等であまり好きでないのもあり(西都・木城線を利用することが多い)、宮崎市内から近いのに高鍋町内をよく知りません。<野の花館><町立美術館>を訪れるぐらいです。
しかし、美術館でもらった町案内パンフレットやこのHPから、魅力ある街やなと感じています。
街中にある彫刻も見てみたいですね。
その場所を知るには、地元の人の案内が一番ですし、このような企画は素晴らしいですね。
いつかは参加してみたいです。