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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆昨日の報告です。

昨日は形の上ではシンポジウムの最終日でした。

しかしどの作家も制作は終了できませんでした。

☆制作会場へ行くと私の台座が届いています。

しかし、その姿を見て唖然となってしまいました。

斜めの面が出ていませんし、フォルムもゆがんだまま。

結局、私は昨日は台座を仕上げる羽目になってしまいました。

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☆クレーン作業はリューの作品設置から始まりました。

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☆ランチは特別食でした。シンポジウム最終日だからでしょうか。

デニズリーではチキンが良く出てきます。

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☆午後には台座のおおよその面落とし作業を終え、心棒の穴をリューに開けてもらいました。

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☆午後半ばから私の設置作業に入りました。

まずは設置場所をみんなで協議して、砂のある場所に、テント内と作業道路面の境界に決めました。

本体を底部の欠損を避けるために、例によって砂の上で立てなければならないし、立った作品をクレーンで吊ったまま電線の張り巡った場所を移動できないからです。

作品は作業道路面を正面としました。

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本体をクレーンで移動させます。

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クレーン車の荷台にいったん下ろすかのかと思いきや・・・

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そのままテント内を移動させて、砂の上まで持っていってしまったのです。

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ここでニハット氏にお願いしていた嵩上げ用の平台が届いたので、台座と差し替えて平台を置きました。

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ここで平台の上に台座をリフトで設置する方法についてアリと私は激しくバトル。

リフトとクレーンの作業員にトルコ語で指示できるのはアリしか居ないので、アリは強引に作業を進めます。

そして案の定、リフトの爪で台座の角を大きく欠いてしまいました。

デニズリーに来て、初めて私は大激怒しました。

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気を取り直して本体の設置にかかりました。

こちらの作業はほとんど問題は生じません。

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垂直に立ったときは、初めて自分の作品を立った状態で見れたので、嬉しさと安堵感で思わずガッツポーズとなりました。

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設置のときになるとみんなが勝手に手を突っ込んできて心棒を差し込もうとして、危ないったらありません。

私は強引に私の手元に枕材を置きました。

私は万が一のときに腕を失いたくありません。

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ほぼ垂直に作品を降ろせたので、底部の角欠けもなく無事に設置完了となりました。

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無事に設置できて、作品の印象も思った以上に良く、ほっと安心の笑顔となりました。

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☆設置場所もベストだったことがわかりました。

作品を東西方向に面して設置したので、西日を受けた表面からの漏れ陽が東側の背面に柔らかい美しい陰影を作り出します。

朝は東側からの朝日を受けて別の陰影を作り出します。

この時点で作家たちは私の作品のコンセプト明瞭に理解してくれました。

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☆ホテルでのディナーは石材店の専務や工場長たちとの会食となりました。

やはりシンポジウム最終日と言うことからでしょう。

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宮崎県在住の彫刻家。
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