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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日は久しぶりに朝から上天気でした。

気持ちの好い一日になるのかと思いきや、会場に着くころには暗雲が立ち込めてきました。



☆しかし雲の流れが早く、雨にはなりませんでした。

午後は久しぶりに陽射しの暑い天気となりましたが、夕刻には夕立があったりと、雲の変化の大きい一日でした。

 

 

 



☆私の仕事のお昼の様子です。



☆今日は会場近くに大きな客船が停泊していて、多くの観光客が街に出てWaterfrontは賑わっていました。

 

 



Old Fortの下に、SAINT JOHNの看板が立っていることに気がつきました。



☆私の使っているディスクがまったく切れません。

他の作家たちの作業を見ていると結構切込みがスムーズに行っています。

試しに使わせてもらったら、好く切れるのです。

私の使っている青いディスクは切れないのだそうです。

追加のディスクが届くまで、ガマンガマンの作業です。



と思っていたら、7インチのフランジのネジの部分が破損して、ネジがすぐに抜けてしまうようになってしまいました。

危険なので、使えません。

誰かが使って放棄されていた大き目のディスクがあったので、新しいディスクが届くまで、これで対応することにしました。

やはり切れませんが、無いよりはマシです。



☆午後の様子です。

 

 

 

 



☆私の作業の夕刻の状態です。

なんとか、少しずつフォルムが出てきました。

 

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☆今日は朝から霧雨。

そしてやがて雨となりました。

午後には雨脚も止まり、青空がうっすらと見えたのですが、夕刻から再び雨となりました。

シンポジウムグッズのジャケットを買って、作業ジャンパー代わりに着ての作業でした。

殆ど冬仕度です。

これから1ヵ月後のシンポジウム終了時には、どれだけ寒くなるのでしょうか。



☆私の作業は、昼までにはなんとか重い便秘状態から抜けました。

少しフォルムが見えてきました。



☆今日は日曜日でしたので、多くの市民の方が会場を訪れました。

 



ワークショプも朝から大盛況でした。



市民の皆さんも殆どが身なりは冬支度です。

 

 



☆日本から持参したUFOディスクがとうとう1枚目が消耗してしまいました。

思い切って2枚目を使い始めましたが、作業進度がまったく違います。

 



☆夕刻の状態です。

少しずつですが、フォルムが見えてきました。



Wyattの背面の作業も、木工の職人ですので、飲み込みが早く、丁寧に作業を進めてくれています。




☆昨日の報告です。

朝のうちはいつものように曇天でした。

しかし日本ではお盆を過ぎると一気に秋の気配が漂いますが、ここSaint Johnも昨日は一気に寒気が来て、陽が射しても気温は上がりませんでした。



☆WyattはYoにグラインダーの使い方を教わって、再び側面の厚み落としの作業にかかってくれました。



☆私のほうはこの分厚い厚みを落としてしまわなければなりません。

ルートハンマーの長いセリ矢があれば一気に落とせるのですが、豆矢しかないのでルートハンマーで落とそうと思ってもママなりません。

切れないディスクで落としていくよりありません。

他の作家たちはもう形が出て磨きの作業に入った作家もいるというのに、私はまだまだ量を落とす作業のみです。



☆午後の様子です。

 

 

 



☆エアーのグラインダーを持ってきていますので、エアーなら切れないディスクでも何とかなるかなと思いましたが、やはり切れないものは切れませんでした。



☆絶望的な気持ちになりながらも、ボチボチ作業を進めていくしかありません。

☆昨日の報告です。

雨は朝のうちまで降り続きました。

一日雨になるのかと思っていたら、作業を始める頃から雨脚が止まり、青空が見えてきました。



☆そのまま晴れるのかと思いきや、再び空が真っ白になってきました。

それは雲ではなく、霧でした。

霧が立ち込めると、冷たい風が海から吹いてきてとても寒くなりました。

 

 



☆私の作業は、朝一にセンターラインを出し、アールフォルムの厚み落しに取り掛かりました。

センターラインを出してみると、このフォルムではアールフォルムの上部が量が足りないことも分かってきました。



☆インターンのWyattには、削岩機で落とした背面を、水切りディスクで落とす作業を進めてもらいました。



ところが石の作業が初めてのWyattは、ディスクで石を切るのも生まれて初めての作業です。

そして午後にアクシデントが起きました。

ディスクで右の太ももを切ってしまったのです。

傷は深くは無く小さかったのですが、ディスクで切ると傷口が広いので本人は顔面蒼白、私たちもこれは病院で縫ったほうが好いと病院へ行かせました。

結果は、傷口は深くないので縫う必要は無いということだったそうです。

☆午後の会場です。



☆夕刻の私の作業状態です。

 

 



☆昨日の報告です。

夜中から雨となり、雨は一日中続きました。

むしろ午後からが本格的な雨となり、今日はもっと強く降るようです。

全身、ずぶ濡れの作業となりました。



☆私の石は強い傾斜のついたままなので、注意していたのにグラインダーが雨で滑って落ち、貴重な日本のディスクが曲がって仕舞いました。



☆変形したディスクは何とか使える状態に叩きなおしましたが、日本のディスクは後の作業用に温存しておくことにしました。

シンポジウムの新しいグラインダーがありましたので、それでこちらのディスクを使うことにしました。

最初は好く切れるので驚きましたが、次第に切れなくなり、午後は殆ど役に立たない切れ味になってしまいました。



☆切れないディスクでアールのアウトライン面を落としていきましたが、落とす量が多いので、作業ははかどりません。

もう1週間経ったのに、まだ形がまったく見えていないのは私だけですので、次第に焦ってきました。



☆午後からインターンのWyattに削岩機の穴の間にルートハンマーを入れてもらい、豆矢で割って貰いました。

削岩機用のロングセリ矢があれば一気に綺麗に落ちるのですが、無いので、こういう作業になってしまいます。

豆矢はドリル穴の開口部にしか効かないので、どうしてもこういう部分の割りは力が逃げてしまいます。

 

 



残った下部を落とすために、更にルートハンマー作業が必要になります。

 

 



☆夕食時のワインは各作家が交代で提供します。

シンポジウムによってはアルコールは自腹のところが多いのです。

Schoodic同様に、ここもワインは自腹です。

昨夜は私の買ったワインを提供しました。

6週間の間を8人の作家で交替でワインを提供していたら、かなりの出費になります。

 

☆シンポジウム6日目に入りました。

作家紹介のプレートも設置されました。

☆私は削岩機による角落としの作業をインターン(アシスタント)のWyattにやってもらいました。

アシスタントといっても、Wyattは船を作る木工のプロの社会人で、石を経験したくてシンポジウムに参加しています。

社会人がこうしたシンポジウムに参加する(できる)なんて、日本では絶対にありえません。

Wyattにとって生まれてはじめての削岩機作業です。

 

 



☆お昼は会場近くの”STRONG & FREE”というブティックでご馳走になりました。

 

 

 

 



☆午後の会場の様子。(ワークショップ)



☆午後は作業を早めに納めて、今回のFetiyeの作品の設置場所である、Grand Bay Westfieldのコミュニティーの皆さんによる歓迎会へ出かけました。



アルコール抜きの、ハンバーガーによる歓迎会でした。

 

 

メイヤーによる歓迎挨拶と、ダイアナさんによる作家紹介。



 



☆今夜はこの夕刻の歓迎会が夕食代わりで、宿舎での夕食はありませんでした。

皆で空腹を我慢して、ビールだけで空呑みをしました。



ジョニゴヴァとナナが、タブレットでジョージア(グルジア)の画像を見せてくれて、不思議で特異な数々の村や遺構の佇まいを紹介してくれました。

例えば、カッパドキアのように石で出来た山に深く住居を掘り下げていき、山から出ることなく魚を釣って獲物を獲ったり、山の中だけで生活をしている言語も他とはまったく異なる不思議な部族があったりするのだそうです。

 

 






☆昨日の報告です。

シンポジウム期間中の毎週火曜日は作家休養日で、様々な小旅行が企画されています。

昨日は朝から上天気に恵まれ、前半は前回のシンポジウム作品を見て回りました。

☆まず、Rockwoodという広大な公園入り口にある朝野氏の作品。

私はKent氏に連れて来てもらっているので2度目の訪問です。



続いて、UNBSJ大学構内にあるJhonの作品。

私は3度目の訪問。



☆そうこうしているうちにお昼になり、実行委員のお一人であるリヴィさんの真新しいプール付きのお宅で、昼食をいただきました。

 

 

 



☆午後はリヴィさんのお宅の近くにある、QuispamsisのTown HallのAgnessaの作品。

AgnessaはPetreの奥さんです。

写真で見るより、ずっと堂々としていて好い作品でした。

 



続いて、Rothesayの公園にあるJoの作品。

 



時間の関係で、昨日見て廻ったのはこの4点でした。

☆午後からは、Fundy Trailという海岸沿いの国立公園の観光へ出かけました。

まず入り口にあるCaveの美しさに圧倒されます。

潮の干満でこの洞窟の景観が変化します。

訪れた時刻は満潮の時刻でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



帰路にCaveへ立ち寄ると、引き潮になっていて、洞窟まで歩いていけるようになっていました。

 

 



☆夕食は、木工作家の広大な敷地のお宅でのホームパーティーでした。

 

 

 

 

 

 

 

 



とうもろこしが美味しかったですね。

 

 

 



食後に木工品の展示販売会場とアトリエを案内していただきました。

 

 

☆昨日の報告です。

朝のうちはとても寒かったですが(だいたい、朝は曇っていることが多いということ)、青空が広がると暑くなってきました。

☆午前にクレーンが来て、石の移動を行いました。

最初にKarinの石を倒そうとしましたが、石の形がとてもアンバランスで、難航しました。

 

 



☆スリングでの作業を断念し、ようやくワイヤーに切り替えてKarinの石を倒す作業が進みました。

 

 

 



このとき、すでにお昼になっていました。

それから私の石の移動を行いました。

 

 

 



☆ようやく午後から作業に取り掛かれました。

今日の予定は、角の削岩機作業をインターン(アシスタント)のWyattにやってもらうことにしていましたが、コンプレッサーが故障してエアー作業が出来ませんでした。

それで、輪郭のディスク落し作業を進めました。

こちらの7インチディスクの切れが悪いので、持参した125mmのUFOで作業しました。

ディスクの減りが激しいですが、作業進度が全然違います。

 



 

 

 



☆昨日の報告です。

午前は雲の多い天候でしたが、午後には陽射しの強い晴天となりました。

朝の宿舎の様子です。

 



☆朝一に、クラック部分が落ちた状態での底面の中心線を出してみましたら、上部のフォルムの中心線とまったくかみ合わないことが分かりました。

つまり、この石では私のプランに沿った作品は作れないということです。



☆それで、Joが、Fetiyeが使うはずだった石がお前の石のフォルムと一緒なので、そちらに替えたらとアドバイスしてくれ、作品のサイズは小さくなりますが切り替えることにしました。

これまでの3日間の労働は何だったのかと思いましたが、一連のアクシデントでプランがより明確になりました。

 



再びルートハンマーによる粗落し作業です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




☆昨日の報告です。

昨日も朝はどんよりした寒々しい曇天でした。

こちらに来てから、最も寒く、慌しい荷造りで防寒ジャンパーを入れ忘れたのを悔やみました。

☆午前のうちに天候は快復し、昼前からは青空が広がりました。

☆昨日は週末だったので、多くの市民の方々が途絶えずに来訪されました。

 

 



募金の受付です。

御礼に石片をお渡ししているようです。



☆お昼の後に、ウオーターフロントを散策してみました。

 

 

 



☆先日、このブログにコメントのあった西都市出身の菊池理香さんがカナダ人のご主人と訪ねてこられました。

菊池さんは西都市の穂北出身だということですが、私の作業場のあるアンジェラスの森も大字穂北です。

宮崎弁での会話となりました。



☆私の作業は、午前はアウトラインを落とす作業でした。



午後から、先日削岩機を入れた部分を、ルートハンマーで落としてみました。

案の定、大きなクラック部分がすべて落ちました。

 



これで使える石の形がはっきりしましたので、プランを修正変更して作業を続けるか、思い切って石を替えるかの判断をしなければなりません。

とりあえず、やはり大きなクラックの入っていた側面の瘤をルートハンマーで落としました。

 

 

 

 

 




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