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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆昨日の報告です。

昨日は夜明け前から雨でした。

朝のうちは雷雨で、とても寒い作業の開始となりました。



☆じきに雨は上がりました。

私はルートハンマーで大まかな粗落し作業をしました。

 



☆お昼は近くのマーケット・スクウェアーの”ROCKY'S  SPORTS BAR”で摂りました。

今回のシンポジウムの協賛店舗で、各作家50$のカードが与えられています。



店内には参加作家の国旗が掲げられています。

私はロブスター・ロールを摂りました。

Blue Hillでも食べたことのあるロブスターたっぷりのサンドイッチです。

すごく美味しかったです。

アシスタントのアリソンと。



☆お昼を摂っている間に、また雨となり、午後はずっと小雨状態が続きました。

作家は石を起こしたり、活発な制作活動が進みました。

 

 

 

 



私は輪郭を落としていく作業に入りました。




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☆昨日の報告です。

いよいよSaint John のシンポジウムが始まりました。

昨日は雨上がりの上天気で、とても暑い(日本での初秋の運動会の時の暑さ)一日となりました。

☆午前11時からオープニングセレモニーが行われました。

 



バグパイプに先導されての入場となりました。

 



☆コミュニティー・パートナーの方々や多くの資金提供者の方々、そして多くの一般市民の方が開会式に参加されました。

 

 



☆開会式の後は、さっそく制作に入りました。



私の石は、石切り場では確認できなかった大きなクラックがあるのが分かり、どうすべきか途方に暮れてしまいました。



思案の結果、とりあえず当初のプランどおりにクラックの部分を含む部位を落としてみることにしました。

こちらの削岩機はものすごく重く、よくやく快復していた腰へ多大な負担を掛ける作業となりました。

 

 

 

☆昨日の報告です。

昨日は朝からどんよりとした曇天で、午後から雨となりました。

☆その雨の中を、ボートでセントジョン川の遊覧へ出かけました。

幸い、ボートが出る頃には雨脚も止まりました。

 

 



ボートには2艘に別れて乗船しました。



川沿いにこんな絵の様な美しい風景が続きます。

 

 

 

 



最終目的地のゲストハウスへ向かいます。

 

 

みんな、美味しいお酒と料理とでノリノリです。

 

普段はお酒を飲まないPetreがワインのボトルを握り締めています。

ワインは大丈夫なのだそうです。

 

 

 

 

 



左がジョニゴヴァの娘さんのナナ(Nanukaの呼称)、右がJim Boydの娘さん。

Jimの娘さんとはSchoodicで一度会っています。

ナナは英語がぺらぺら。聞くと、海外留学の経験はなく、ジョージア(グルジア)では大学の授業で皆、彼女のように英語がぺらぺらになるのだそうです。

イランでもそうでした。

 

 

 

 

 



すっかりカナダの素晴らしさに圧倒された一日でした。

☆昨日の報告です。

昨日は午後から石切り場へ出かけ、各自の使う石を探しました。

☆その前に、前回のシンポジウムでのジョニゴヴァの作品を見に行きました。

こんな大きな花崗岩の作品を僅か6週間で作ってしまうジョニゴヴァは超人としか言いようがありません。



☆石切り場は、美しいセントジョン川沿いに走っていった先にあります。

 

 

 



私は、昨日のwaterfrontで浮かんだプランに沿った石を探しますが、なかなか適当な石が見つかりません。

プランを若干変更して使えそうな石で制作することにしました。

 

 



Saint Johnシンポジウムは資金が豊富なのでしょう、シンポジウム専用の車が数台あります。

 



☆帰りに、シンポジウム実行委員長のダイアナさんのサマーハウスに立ち寄りました。

景観のあまりの素晴らしさに、私たちは絶句しました。

 



こんな素晴らしいサマーハウスが、土地・建物で求めやすい450万円弱で買えるというので、さらにびっくりです。

なんともカナダの人たちは羨ましい!

 

 



春の新緑、秋の紅葉の眺望がとても素晴らしいということです。

まさに、パラダイス!!!



☆夕刻から作家とアシスタントを交えた夕食会が開かれました。

ところが、仮眠を取ってダイニングルームへ行くと、みんなはすでに夕食を終え、すぐにお開きになりました。

ここで私の時計が1時間遅く設定してあることに気が付きました。

どうやら昨日から、指定された時刻とのズレを感じて、変だなと思っていたのでした。

私はトロント空港できちんと設定したはずなのですが・・・



お開きの後は、和気藹々とワインを飲みながら、皆と楽しく過ごしました。

 



アシスタントは大学生だけではなく、一般社会人の方も多く、驚きました。

しかも、この手前のボーイッシュな女性は、遠くバンクーバー近郊から来ているのだそうです。

 

久しぶりのPetre(2011あかりモニュメント作家)です。

 



得意(?)のマッサージで、みんなの肩をほぐしてあげたら大いに喜ばれました。

 

 





☆あかりオブジェ公開制作の完成画像が松村氏から届きました。

最終日の完成・仮設置までの作業は大変だったようです。

私が充分なサポートが出来ず、本当にお疲れ様でした。

本設置は私がSaint Johnから帰ってからになります。

久保氏の作品もそれからあかりが入ります。

☆松村晃泰    Teruyasu Matsumura

 

 

 

☆尾崎慎  Shin Ozaki

 

 

☆杉尾幸   Miyuki Sugio

 

 

☆松尾晴代   Haruyo Matsuo

 




☆今朝は時差による眠りの浅さと、寒さに震えてで殆ど眠れませんでした。

☆今日はSaint Johnシンポジウムの、各作家の彫刻を設置するコミュニティー・パートナーとの設置場所の下見や打ち合わせが行われました。

私の彫刻は、Saint John Waterfront Developmentがコミュニティー・パートナーで、担当のKentさんという人の好い感じの方が迎えに来ていただきました。

まず初めにSaint Johnの観光案内をしていただきました。

Saint Johnはカナダでも最も古い歴史を持つ街だということです。

 



☆Saint Johnは各大陸が分離したり再接合を繰り返した長大な地球の地殻変動のへそのような位置にあり、この地域の岩石は様々な時代の異なった岩石で出来ているのだそうです。

この急峻な流れのReversing Fallsは、Saint John川がFundy湾に流れ込むところで、大きな干満の差で潮の流れが世界一速く、一日に2度、湾に流れていた川が湾から押し流されて逆流していく観光名所です。



私たちの滞在している間にも、段差は徐々に変化して行きました。

 



☆このReversing Fallsを見下ろすレストランで、美味しいロブスターをご馳走になりました。

 

 



☆食後に、私の彫刻の設置場所であるWaterfrontを案内していただきました。

Waterfrontは市内でも最も人の賑わう場所で、右側の空き地がシンポジウムの会場となります。



実は私を案内していただいた好人物のKent Mclntyerさんは、ROTARYという大きな建設会社の社長さんで、このWaterfrontの再開発を進めるWaterfront Developmentのジェネラル・マネージャーなのでした。

この現在のWaterfrontを来年からリニュアルし、そこに私の彫刻を置きたいと言うことで、驚きました。

 

 

 

 



☆Sait John Waterfront Developmentのオフィスで、来年度からのリニュアル工事のプランを見せていただき、責任の大きさを痛感しました。

もう一つの、遊歩道沿いの設置候補場所も案内していただきました。



この3,7kmに及ぶ遊歩道は週末になると17,000人もの市民が訪れ、真冬でも積雪を除雪して多くの市民に利用されているのだそうです。



☆このあたりから、昼間のビールの酔いではない異様なきつさに襲われ始めました。

宿舎までの帰路の車中で、体調は急変して、強烈なジェット・ラグ(時差ぼけ)に襲われ始めたことに気がつきました。

宿舎に辿り着いた時には完全にグロッキー状態でした。

今日は夕刻からカヌー体験と交流会が開かれたのですが、それどころではなく、すべてをパスしてベッドに倒れこみました。

最近ずっとバタバタしていたので、体があまり本調子ではなかったのかもしれません。

このブログに向かっている今は、随分楽になりました。

☆無事にカナダのSaint Johnに着きました。

空港へ着いて、飛行機から出ると、寒い!

☆昨日の夕刻に中継空港のトロントへ着きました。

ところが、宮崎空港では預け荷物は最終地点のSaint Johnまで届けられますということでしたが、イミグレもエアーカナダの国内線乗り継ぎカウンターも、預け荷物はここトロントで受け取って荷物通関検査を通過しなければならないといいます。

しかし、預け荷物のベルトからは私の荷物は出てきません。

あれこれ対応をしているうちに、エアーカナダのカウンターで荷物タグの検索をしてもらったら、確かに荷物は届いています。

そこで、危険物の荷物の受け取りコーナーへ行ったら、ありました。

工具箱は危険物扱いでした。

Saint Johnへの乗り継ぎでも、工具箱は危険物のベルトに載せなければなりました。

一件落着して、Saint Johnの搭乗口へ辿り着いたのは、搭乗時刻ギリギリでした。

そこで同行する朝野浩行氏とKalinと落ち合うことが出来ました。

I met Hiroyuki Asano and Kalin Van Ommeren at Toronto Airport.

 



☆Saint Johnでは、Villa Madonnaという森の中の清閑な宿泊所に泊まることになります。



☆Villa MadonnaではJhon Gogaberishviliと娘さんのNanukaが待っていてくれました。

 



☆あかりオブジェ公開制作もなんとかうまくあかりが入って、町屋本店周囲に仮設置できたようです。

☆昨日の報告です。

昨日は大変な大雨でした。

あかりオブジェ公開制作も終盤の6日目に入りましたが、これほどまでに雨にたたられるとは予想もしませんでした。



☆作業は研磨作業に入ったので、大雨でテントの中が暗く、傷取りの作業が困難を極めるので、午後からは作業場所をまちなか活性化協議会会長の小澤パーキング倉庫に移しました。

 



読売新聞の江口記者の取材がありました。

 

宮崎市内から、田村君(空港展事務局)、宮路君(漆芸)、村田さん(絵画)が訪れてくれました。

 



☆私のほうは、カナダへの旅路の準備に追われて公開制作に殆ど関われない有様で、本当に作家の皆さんには申し訳ありませんでした。

夜には作家の皆さんと、”高鍋ギョーザ”で最後の酒宴を囲みました。



☆昨夜は同じ”高鍋ギョーザ”で中学校の同窓会が開かれていたので、少しだけ顔を出しました。



☆これから3時間後には宮崎空港へ向かっていますが、まだ荷造りは終わっていません。

今回はまったくの無一文状態で、フライトチケットのみでの最悪の旅路となります。

飛行機の預け荷物のオーバーチャージを請求されたらアウトです。

どうなるのでしょうか・・・・

☆あかりオブジェ公開制作も5日目となりました。

今日は台風の影響で強風、強雨の予報でしたが、概してこういう日は気候が不安定で、午前は雨が多かったものの午後はほぼ雨は降らずに済みました。

 

 

 

 

 

 

いよいよ研磨作業に入りました。

 

 

 

 

☆私の方は今日中にモニュメントを設置しなければならなかったので、天候を見ながら、雨脚の止まった午前に設置作業を行いました。



台座の設置同様に、松村氏に手伝ってもらいました。

 

 



設置場所が建設会社だったので、リフトで吊っていただき、設置作業はスムーズに進みました。

 



設置作業を手伝ってくれた、左から松村氏、会議所の小田氏。



これで心置きなくカナダへ行けると思ったのですが・・・・・

☆昨日の報告です。

あかりオブジェ公開制作は4日目に入りました。

☆昨日は台風の影響で一日中、雨でした。

特に前夜からの雨が激しく、尾崎氏のテントがボロボロに壊れてしまいました。



夕刻の様子です。

個展開催中の久保氏は作品を完成させ、夕刻に帰途へ就きました。

 

 

 



☆私のほうは、モニュメントの仕上げに集中しました。

 

 

各パーツーを接合していきます。

バーナーで接着面を乾かしての作業でした。

 



夕刻までには完成しましたが、雨の中での研磨作業だったので、磨き傷が一杯残ってしまいました。

設置後に、手直しをしなければなりません。

 



さて、今日中に設置しなければなりませんが、台風の影響で大雨、強風の予報です。

どうなるのでしょうか?

明後日の早朝にはカナダへ発たなければなりませんが、まだ何の準備も出来ていません。

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