[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
☆今日も雨です。気温は冷え込みはありません。午後からは雨脚も途絶えるようになりましたが、雲は切れません。
午後半ばには明日搬入の作品の仕上げが終わりました。
厚みを厚くして扉を深くしたのは、拡大するとインドの岩窟のヒンズー寺院遺跡のようになるかな、というイメージでしたが、確かにそれは成功したかなという感触です。もちろん作品としてうまく成立しているかは、別の次元の話ですが。
このシリーズ作品は、初めはDubaiのプランとして中近東の寺院、民家の陰影の強い光と陰と風がテーマでした。これがインドのヒンズー寺院となると、コンセプトがまったく異なってきます。
花蓮で林勝煌さんが、私の作品の扉の向こうには観音様がいるのではないか(求めているのではないか)と指摘したことがありますが、同様に東洋的ヒンズー寺院空間では、扉の向こうとこちらを行きかうのは魂的なものなのかもしれません。
インドや東洋の宗教遺跡をテーマにした作品を作る作家はたくさんいます。石原秀雄、井田勝巳、崔召東といった私の友人たちが著名ですが、彼らに共通するのは階段です。魂の回廊としての意味づけでの階段なのだと思います。
しかし私の作品には階段は登場しません。私の作品の場合は扉が同様の象徴となります。
明日、会場に展示してライトの光を調整すれば、作品の意図ははっきりと浮かび上がってくるでしょう。
☆正月に同窓生たちと飲んだときに、このブログにコメントが出来ない、と指摘されました。
HPを更新するだけでも大変なので、あえてコメントできない設定にしてあったのですが、試験的にしばらくコメントできるように設定を変えてみました。
反応を見て、今後どうするかを判断したいと思います。