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☆「核となるもの」
舞鶴城
舞鶴城は、「歴史と伝統の町」のシンボルとして、近隣の市町村にはない、優位性を持った、独自の個性、特徴を表すものであり、他の市町村では真似のできない、城下町としての気風を今に伝えています。
この気風こそが、高鍋町を文教の町とまで言わしめ、世に多くの優秀な先哲を数多く輩出させてきました。
また、舞鶴城跡の石垣の風景と水をたたえたお堀の風情は、高鍋町に住む人にとって、心和む「原風景」でもあります。
まさに舞鶴城こそは、高鍋町民の「心のふるさと」であり、高鍋町のビジョンを考える上で、揺ぎ無い柱、核となるものであります。
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実は以上の文章は、現高鍋商工会議所会頭の黒木氏が、副会頭時代に委員長を務めた地域再生プロジェクト委員会がまとめた「高鍋町のビジョン 地域再生へ提言」の中で、高鍋町のビジョンの核について述べられたものです。
今の高鍋町の現状を知っておられる方々で、このビジョンについて全面的に賛同される方がおられるでしょうか?
考えが間違っていると言いたいのではありません。
むしろ高鍋町民、高鍋出身者はみな同じ熱い思いでしょう。
問題は、こういう熱い思いを持っている人たちが行っている高鍋町の景観づくりが、まったく逆のことではないかという町民の苛立ちなのです。
”舞鶴城跡の石垣の風景と水をたたえたお堀の風情は、高鍋町に住む人にとって、心和む「原風景」でもあります。”
その「原風景」を、醜悪な石灯篭を設置してぶち壊したのはあなたたちではありませんか。
町民があれほど嫌がっているのに、一向に撤去しないあなたたちではありませんか。
さらに、その高鍋町のビジョンの核である舞鶴城の正面に、灯篭以上にみっともない木製のお城を置いて、観光客を迎えているではありませんか。
高鍋町の原風景を打ち壊し、核となる舞鶴城公園にオテモヤンのような醜い仮面をかぶせて、何が地域再生への提言でしょうか?!
(もっとも黒木会頭と私は旧来からの友人です。黒木会頭は私にとってもっとも信頼すべき友人です。したがって私の思いは黒木会頭に常に伝えてあります。ここで述べているのは黒木会頭への個人的な攻撃では在りません。)
先日の美術協会での懇親会でも、石灯篭以上に許せないこの木製のお城のことでみんなの憤りが沸騰しました。
高鍋出身の方々は、もっと卒倒するような憤りを感じられるのではないでしょうか。
こんな風景が「高鍋町のビジョン 地域再生へ提言」の中身と一致すると思われますか?!
画像は今日の画像です。