彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆明日から3日間、延岡大師祭が始まります。
私の仕事場の向いの円福寺も先日から「四国八十八箇所霊場」の幟が立っています。
私が小さいころはこの右の山手の中腹に日当たりの好い小さな大師祠があって、今の時期の「おだいしさん」祭りのときはそこへ登っては、お接待のおにぎりなどいただいていました。美味しかった散らし寿司のおにぎりの味は今でも記憶にあります。その後、何回かこの山腹はがけ崩れにあい、いまでは鬱蒼と木々の茂ったままになり、昔の面影はありません。
この円福寺は四国出身の人たちのよりどころであったようです。
赤い幟の寄進者の名前をみると、やはり先祖が明治時代に四国から移住してきた方たちのようです。
先日の高鍋大師の未来を語るシンポジウムの中で、町民が集まる「大師祭り」を開催したら、という意見がありました。昔はこの円福寺と、町中の下月火(あこづき)川の袂の小さな大師堂と高鍋大師で「おだいっさん」のお接待があって私たちはそれらを巡っていましたので,高鍋大師での「大師祭り」は復興ということになります。緑の瑞々しい今の時期が「大師祭り」だったのですね。
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