彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆昨日、25日はソウルのギャラリーめぐりをしました。
朝のうちは上天気でしたが次第に雲行きが怪しくなり、ソウルに着くころには小雨が降り始めました。
5回目の訪韓にして初めてのソウルです。
貸切バスでの移動でした。
お昼は仁寺洞のギャラリー地下の安東麺の店で。日本人の味にあったとても美味しい店でした。
ものすごい数のギャラリーがひしめく仁寺洞です。そして実に多くの人が各ギャラリーを巡り歩きます。
このギャラリーはINSAというアートセンターで5階建てのビルでみんなエレベーターと階段で移動します。各階にこのような大きな空間のギャラリーとこじんまりしたギャラリーがあります。
この個展は日本での発表の機会の多いHwang Yea-sookさん(女性)の陶オブジェ。
ご主人が金教授と友人だと言うことでした。
右の男性の頭の真上にぽっかりと「たまゆら」が・・・・
この個展はLee, chang soo氏の紙を使った作品。
金教授の大学の後輩と言うことでした。
ここでも挨拶を交わしている人たちの右下に小さな明るい「たまゆら」が。
今回の韓国滞在では見るべき彫刻作品には出会えませんでした。
その中でこの展覧会は人体を針金で巻いてリアルに表現すると言う驚異的な技法を使った作家の大きな個展でびっくりさせられました。
余りにもリアルなので、直接人体から型を取ってそれに針金を充てて行ったのではないかと思われるのですが、それだと型の中に入ってやらないと出来ない作業なので、どうして作るのか摩訶不思議でした。
金教授の話では韓国の超売れっ子作家だと言うことです。
ここでも「たまゆら」が写っていました。
右から3番目の方が作家です。中国の作家たちがとてもびっくりして一緒に写真を撮ってもらっていたところへ便乗しました。
すごく驚異的な作品なのですが、余りにも韓国人韓国人しているしファッション造型的なところも感じられて、彫刻作品としては私の心に残るものではなかったようです。
でもすごい作家には間違いないでしょう。
道筋にずらりと画廊が並びます。
新しいギャラリーも次々に出来ています。
これだけのギャラリーが林立する背景にはそれだけ美術作品が韓国では売れているということなのでしょう。
通訳の申さんの話では、清州市のアートスタジオのような行政による積極的な作家支援も、美術作品が売れるようになったことが行政の考え方を一変させることになった背景なのだそうです。
ただし、この日のソウルのギャラリーでの作品には、これといった作品にめぐり合えなかった気がします。
現代美術に詳しい田中教授の話では、ソウルのほとんどの現代アート作品が海外作家の模倣であり、彼等には社会を見る目がまったく欠如していると言われました。
それよりも清州のアートスタジオの作家たちの存在が本物で強烈で、田中教授は一昨夜はショックで眠れなかったと言うことでした。
田中教授は今日の沖縄便が早かったので、このままソウルに滞在し、中国の作家たちも数日のソウル観光のためソウルに残りました。
入れ替わりに吉岡まさみ氏が遅れてやって来られ、ソウルで合流しました。
ホテルには日本作家だけが帰ってきて、ロビーで軽く吉岡氏の歓迎のビールを泡立てました。
私たちは今朝のインチョン直行バスで清州を発ちます。
朝のうちは上天気でしたが次第に雲行きが怪しくなり、ソウルに着くころには小雨が降り始めました。
5回目の訪韓にして初めてのソウルです。
貸切バスでの移動でした。
お昼は仁寺洞のギャラリー地下の安東麺の店で。日本人の味にあったとても美味しい店でした。
ものすごい数のギャラリーがひしめく仁寺洞です。そして実に多くの人が各ギャラリーを巡り歩きます。
このギャラリーはINSAというアートセンターで5階建てのビルでみんなエレベーターと階段で移動します。各階にこのような大きな空間のギャラリーとこじんまりしたギャラリーがあります。
この個展は日本での発表の機会の多いHwang Yea-sookさん(女性)の陶オブジェ。
ご主人が金教授と友人だと言うことでした。
右の男性の頭の真上にぽっかりと「たまゆら」が・・・・
この個展はLee, chang soo氏の紙を使った作品。
金教授の大学の後輩と言うことでした。
ここでも挨拶を交わしている人たちの右下に小さな明るい「たまゆら」が。
今回の韓国滞在では見るべき彫刻作品には出会えませんでした。
その中でこの展覧会は人体を針金で巻いてリアルに表現すると言う驚異的な技法を使った作家の大きな個展でびっくりさせられました。
余りにもリアルなので、直接人体から型を取ってそれに針金を充てて行ったのではないかと思われるのですが、それだと型の中に入ってやらないと出来ない作業なので、どうして作るのか摩訶不思議でした。
金教授の話では韓国の超売れっ子作家だと言うことです。
ここでも「たまゆら」が写っていました。
右から3番目の方が作家です。中国の作家たちがとてもびっくりして一緒に写真を撮ってもらっていたところへ便乗しました。
すごく驚異的な作品なのですが、余りにも韓国人韓国人しているしファッション造型的なところも感じられて、彫刻作品としては私の心に残るものではなかったようです。
でもすごい作家には間違いないでしょう。
道筋にずらりと画廊が並びます。
新しいギャラリーも次々に出来ています。
これだけのギャラリーが林立する背景にはそれだけ美術作品が韓国では売れているということなのでしょう。
通訳の申さんの話では、清州市のアートスタジオのような行政による積極的な作家支援も、美術作品が売れるようになったことが行政の考え方を一変させることになった背景なのだそうです。
ただし、この日のソウルのギャラリーでの作品には、これといった作品にめぐり合えなかった気がします。
現代美術に詳しい田中教授の話では、ソウルのほとんどの現代アート作品が海外作家の模倣であり、彼等には社会を見る目がまったく欠如していると言われました。
それよりも清州のアートスタジオの作家たちの存在が本物で強烈で、田中教授は一昨夜はショックで眠れなかったと言うことでした。
田中教授は今日の沖縄便が早かったので、このままソウルに滞在し、中国の作家たちも数日のソウル観光のためソウルに残りました。
入れ替わりに吉岡まさみ氏が遅れてやって来られ、ソウルで合流しました。
ホテルには日本作家だけが帰ってきて、ロビーで軽く吉岡氏の歓迎のビールを泡立てました。
私たちは今朝のインチョン直行バスで清州を発ちます。
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