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☆昨夜は私たち中町公民館の庚申講が行われました。高鍋町内でも庚申講を今も行っているのは我が中町だけのようです。
毎年、初庚申を目処に祭り日を決めて、各戸持ち回りで講宿となります。
まず近くの火産霊神社境内に祭ってある庚申碑でお参りをして、次に講宿の家で庚申碑にお神酒を注いで会食をします。以前は講宿で豪華な料理を用意して腰を据えて呑むのが習いであったようですが、家人への負担も大きいので、今では庚申講の料理3品のみを出すという決まりを定めて、2次会で会費制でゆっくり呑むようになりました。
今の時代の流れで、最初の講宿での会食も負担が大きいという意見も出てきて、今回もちょっとどうするかもめました。
しかし今夜の講宿での従来の形式がやはり一番いいというみんなの感想でした。
やはりこういう風習は一種の文化的遊戯ですので、ルールを定めて守っていくのがよいと思います。
節分の日に豆をまく行事を、ほかの3月や4月に他のものを撒いたって意味が無いように、庚申講も初庚申の日を目処に定型の行事を持続していくのがよいのではないでしょうか。あくまでも私個人の考えですが。
講宿では私の作った庚申碑にお神酒を注いで、みんなで回し呑みをします。こうした文化レベルの高い遊戯こそが、こうした祭礼の要ではないでしょうか。中町公民館が消滅するまで、みんなでこの風習を維持していってくれたらよいと思います。
これが中町の庚申宿での料理3品です。刺身、なます、煮豆の3品です。
講宿での会食を終えて、2次会会場へ場を移し、楽しく歓談です。会場は同じ中町の”たかなべギョウザ”です。