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当番時間が終わって昼食に帰宅しようと言う間際になって、突然、テレビ取材の一団が美術館に乱入してきました。
霧島酒造の”白黒つけよう!キャンペーン”のCM撮影で、アポなしの突撃取材ということでした。
白黒とは、白霧島・黒霧島のことです。
この後は、受付に座っていた私が突然の取材を受けました。
続いて美術館長や受付嬢への突撃取材が続きました。
(こちらもどうぞ 1年限定美術館日記)
☆嵐が去って、午後は恒例のコラボレーションが行われました。
今回もまずまずの入場者でした。
まずは中尾文明氏のデモンストレーションです。
スプレーアートとスポンジアートによるパフォーマンスでした。
普段、絵画の制作現場を目にすることのない一般町民の方にとっては、驚きの連続の強烈なパフォーマンスでした。
続いて書道の一政富江さんのコラボレーションでした。
☆後半は恒例のコラボで制作した作品の会場プレゼントです。
今日は中尾氏も一政さんもプレゼント用の作品を幾つか持ってきて居られたので、プレゼントが多く、獲得者を決めるジャンケン大会が延々と続き、大変な盛り上がりとなりました。
☆ようやく時間が取れて、午後に高鍋町美術館で開催中の「米良俊男作品展」を見に行きました。
米良さんは私の兄である美術館長の教え子で、それで私も学生時代から知っている方なのですが、こうして作品を見たのは初めてだった気がします。
こんないい仕事をされているとは知りませんでした。
フォルムに私の作品と通じるところがあって、興味深く見て行きました。
そうすると多くの画面に飛び交っている丸い玉と線が精子やたまゆらに見えてきて・・・・
ひょっとして米良さんはアレも描いているのではないか・・・・
と思って、この絵の右となりの絵に目を写すと・・・やっぱり!
そうです、先日、高鍋大師で写りこんだ不思議な花にそっくりな花が描かれていました。
絵の鑑賞としてはまったく角度の違う接し方ですが、なんだか気になってしまいました。
私は今日は朝からとても直観(インスピレーション)が冴えているので、米良さんとはどこか目に見えないところで繋がっているのかと思いました。
次の絵のフォルムも私の作品のようです。
私が24日から高松で制作する作品とダブって見えてしまいました。
展覧会の詳しい様子はこちらから
アートがあっと!
私の個展の時のポスターにも使った”The door of the wind”も昨秋の展覧会以降、ずっと金先生に預かっていただいていて、この美術館オープン展に出品させていただきました。
昨年の清洲滞在中のブログにも書きましたが、この美術館は金先生が私財を投じて自宅アトリエに隣接して建てられた美術館で、複数のキュレーターやマネージャーが勤務する、私美術館でありながら公的な性格を持つ美術館です。滞在制作もでき、後進を育成したいという金先生の思いの結晶です。日本の美術大学の教授で、退職後にこういう展開ができる人が居るのでしょうか。もちろん、韓国や台湾の大学教授の待遇や社会的位置は日本とは別次元ではありますが。
韓国アート事情
Schema Art Museum 展示室の様子が細かく見れます。