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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今朝は雨の中を、城堀公園の石灯籠移設(撤去)の下調査をしに城堀公園へ足を運び、設置されている灯籠の数を数えました。その数は約500弱でした。
丁度、今は城堀の蓮が綺麗な花を咲かせている時期でした。

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☆午後は高鍋町美術館で昨日から開催されている加谷径華現代書展を見に行きました。
昨年の私の個展に続く郷土作家シリーズで、今回は初の書道展です。
加谷(旧姓横山)さんは私の一学年後輩で、絵も上手く頭もとても切れる才女でした。
絵が得意だった彼女らしく、新象形絵画文字というスタイルを創案して中央で活躍しています。

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多目的ホールではギャラリートークが催されました。
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関連ブログ  青空未来通信記
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☆今日から高鍋町美術館で「北北西からの発信 福岡・長崎5人展」という展覧会が始まりました。
美術館長の教え子である濱本氏を中心にした現代アートの5人による展覧会です。
こうした現代アートが高鍋町美術館で開催されるのは初めてです。
先日までの増田常徳展とは違った角度でのインパクトのある展覧会です。
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(デジカメの画像が悪くてすみません)
美術館の裏ブログ(学芸係長のブログ)に綺麗な画像がUPされています。
アートがあっと!

昨夜は作家たちを迎えての懇親会を開きました。
木城町の川原キャンプ場のコテージに3泊されるということで、コテージでホルモン鍋と焼肉で酒を酌み交わしました。
皆さんとは昨年の4月27日に美術館の下見に来られたときに一緒に飲んでいますので、気心の知れた酒宴となりました。
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その昨年の酒宴の画像がブログにUPされていない、と近藤さんからお叱りを受けたので(私たちとの出会いをもっと熱烈に語ってくれなくちゃ!)、近藤さんは特別バージョンでUPさせていただきます。
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岩崎議員のブログもどうぞ。
五人展

☆今回の増田常徳展には第2会場があります。
そのもう一つの会場、石井記念友愛社の教会「祈りの丘ギャラリー」での開会イベントが3月28日に行われました。
増田常徳さんにとっては石井記念友愛社はまったく何の縁もゆかりもないところでしたが、昨年7月に高鍋町美術館に打ち合わせに来られた際に訪れた石井記念友愛社での石井十次との出会いが、思いがけない展開となって行きました。
石井十次あっての今回の高鍋町美術館での展覧会と成ったと言っても過言ではありません。
詳しい経過は私のHP日記に記述してあります。
そして今年の初めに起きた衝撃的な事件によって、この「祈りの丘ギャラリー」が特別な意味を持つ第2会場として設定されました。
教会でのイベントの前に増田さんや東京から来られた増田さんの支援会”西風の会”の皆さんらは、最初に石井記念友愛社を訪問されました。
「静養館」で児嶋理事長の訓話を聞かれ、資料館などを見学されました。
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☆10時からの教会でのイベントへ移動しました。
教会には多くの方が集まってくださいました。
石井記念友愛社・児嶋理事長からの挨拶です。
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増田常徳さんのこれまでのいきさつについての挨拶です。
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いよいよ今回の増田常徳展のサプライズ作品の除幕です。
友愛社の男児と増田さんが除幕の紐を引きます。
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現れたのは児嶋理事長の愛息・森次郎君の不幸な急逝に因って描かれた石井十次の肖像画です。
これほど石井十次のスケールの大きさ、意志力の強さを描いた肖像画は初めてです。
清冽な瞳の輝きを持った石井十次の姿に会場の皆さんからは大きなどよめきと感嘆の声が上がりました。
増田さんがドイツ留学のときに模写されたデューラーのキリスト像に模して描かれた石井十次の右手には杉の苗木が描かれています。
この杉の苗木こそが石井十次の植えた杉で再生された友愛社の建物と殉教者・森次郎君を象徴するものなのです。
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肖像画を前に土屋眞澄さんの反戦の詩が朗読されます。
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そして魂の打ち震えるような繊細で美しい佐藤達男さんのギター演奏が優しく優しく教会の空間を満たしていきます。
佐藤さんは感極まって演奏する前から、そして演奏中も泣いています。
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増田常徳さんから児嶋理事長への石井十次肖像画の贈呈式です。
私たちはこれからずっとこの地でこの石井十次像を見ることが出来ます。
多くの人々に大きな勇気を与えてくれることでしょう。
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増田さんを初め”西風の会”の皆さんたちは再び友愛社へ戻られ、記念の植樹や4月から運営開始の「茶臼原自然芸術館」の施設見学をされました。
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お昼は再び静養館に戻って摂られました。
静養館は実際に石井十次が教育を行った空間であり、壁面には児嶋虎次郎の絵が無造作にかけられています。こんな贅沢な空間で食事が出来るなんて!
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食事は近くの山菜料理の美味しい”長越”の山菜弁当と友愛社の職員の皆さんが作られた山菜のてんぷらやお汁で、とても心のこもったものでした。
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お昼の後は西都原へ向かわれましたが、その前に降り出した雨の中を石井十次の墓地へ立ち寄りました。
墓地では石井十次の会会長の内田先生が色々お話をしてくださいました。
私の知らないことも多々ありました。
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石井十次の墓の周りには亡くなった孤児の墓がたくさん並んでいます。十次は岡山孤児院で亡くなった子供の墓も全部茶臼原へ持ってきたのだそうです。
それでこの孤児たちの魂に見てもらうために、石井十次の会では茶畑いっぱいに鯉幟を立てるのだそうです。内田先生たちはこの朝に鯉幟を立てられたばかりでした。
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一行はこの後西都原で桜を見て高鍋町美術館へ戻り、ゆっくりと展覧会を鑑賞されて帰途に就かれました。
一行にとっては毎日、毎時間が驚きと感動の旅となったでしょう。
遠路からはるばるありがとうございました。
そして私も多くの素晴らしい出会いをさせていただきました。
ありがとうございました。


☆3月27日の増田常徳展初日の画像です。
9時半から高鍋町美術館にて開会式が行われました。
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引き続き内覧会が行われました。
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増田常徳さん自身によるギャラリートークが行われ、作品の背景にあるものなど熱く語られました。
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午後1時からはホールにて併催イベントの”五感への響き「気づくこと、感じること」”が行われました。
最初に佐藤信茂氏の基調講演が行われました。
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続いて私の参加するパネルディスカッションが行われました。(私はステージ上でしたので画像はありません。)
そして現代詩詠「泣くな長崎」が行われ、最後にコンサートが行われました。(私は一番前に座っていたので、繊細な演奏の邪魔をしたくなかったので演奏中はシャッターを押しませんでした。)
これらのイベントの詳細についてはHP日記に詳しく記述しました。
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大作「ZERO」の前で記念撮影です。この作品はこれからも増殖していくということです。
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夜は牡蠣料理の”秋山”で懇親会でした。
詳細はHP日記に詳しく記述しました。
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☆3月27日から高鍋町美術館で始まった増田常徳展。
思いがけず濃密な関わりを持つことになってしまいました。
それでHP日記もこのブログも更新する時間がありませんでした。
HP日記の方は何とか今日一日かかって更新しましたが、ブログのほうは少しずつ日を遡って更新していきたいと思います。
今回は開催日前日の第2会場・石井記念友愛社の教会(祈りの丘ギャラリー)での展示作業からです。
この増田常徳展は意外なところで石井友愛社が大きな役目を果たしています。
むしろ石井友愛社との出会いがなかったら、高鍋町美術館での増田常徳展の開催は実現できなかったでしょう。
成り行きの詳細はHP日記に詳しく書いています。
したがってこの祈りの丘ギャラリーでの第2会場は、美術館での作品展示とはまったく異なった精神空間で構成されています。

右壁には代表作の「もう一枚の最後の晩餐」が展示されます。
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左の壁にはドイツ留学時代のデューラーのキリスト像模写とボートピープルのデッサンが展示されます。
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正面のキリスト彫像の下には今回のサプライズ作品である石井十次像が展示されています。
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☆お昼を西都市の”入船”で摂ることにしました。増田さんと美術館副館長が明日のコンサートのギタリストとピアニストを迎えに空港へ行っている間に予約をし、1時間待ちだったので西都原公園へ花見に行きました。
弥勒先生がちゃんと桜を描いておられました。もう間もなく90歳近いのにこの元気です。
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☆予約を取り直してようやくたどり着いた皆さんとうな丼を食べました。
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☆教会へ戻り、ギタリストの佐藤達男さんが試し弾きです。
増田さんから映画”禁じられた遊び”の教会にそっくりなところだと聞いておられたので、イメージどおりでとても弾きやすいようでした。
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近くの”宇宙のいずみ”へ出かけようとしたら、教会裏の調律師の太田さんにお会いしました。
演奏家の方たちは明日のコンサートのために調律師を必要とされていたので、目の前に不意に調律師が現れてびっくりされました。
太田さんの部屋に有名なドイツ製のピアノがありましたので、ピアニストの平沢匡朗さんは気持ちよく弾かせてもらいました。
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☆夜は宮崎市へ出て、増田さんと五島で中学校時代の同級生がやっておられる居酒屋へ出かけました。
増田さんと交流のある宮崎の画家たちも呼び出しての宴となりました。
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☆今日の宮日新聞・地域統合版に載せていただいた高鍋高校OB美術展の記事です。
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☆昨日のOB展会場での宮崎日日新聞の記事がMiyanichi pressに載っていました。
ネット記事では詳細は8日付朝刊に、とありますが今朝の朝刊には載っていませんでしたので、明日の朝刊に載るのでしょうか。明日は美術館は休館日ですが・・・・

ネット記事はこちらから  
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=15520

画像は昨日の青空未来通信記に書いてあるように、私が来場者に作品の説明をしているところです。
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今日の朝刊・児湯版に載っていたのは、先日の中町公民館の庚申講の記事でした。
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☆今日の午前は高鍋町美術館で高鍋高校OB美術展の受付当番でした。
今回の出品作の中で岩崎議員の作品は”あれっ?”と思わせるものでした。
先日の青空未来通信記に載せられていた庚申塚を撮った不思議な写真とよく似ているのです。
特に作品の右のフォルムは庚申塚の画像の右端の庚申塚とそっくりではありませんか。
こちらはOB展の出品作です。
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こちらは庚申塚の画像です。
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丁度岩崎議員がやってきたので聞いてみました。
やはり本人も不思議なことだと思っているようです。
作品が描き終わってサインを入れたのは3月1日で、庚申塚の画像を撮ったのは3月2日で、画像のほうが後だということです。
ですから写真に影響を受けて描いたのではないということです。
そしてこの不思議な庚申塚の画像は、実は遅れてきた岩崎議員が庚申塚にお参りしている私たちの姿を撮ったものなのだそうです。
かすかに人の形らしいものがあるような気はしますが・・・・・
やっぱり不思議なことですね。

(このことは本人もブログで書いています)


会場の画像です。
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☆今日から高鍋町美術館で第8回高鍋高校OB美術展が始まりました。
昨日の搬入の模様です。
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私の新作「The door of the wind」です。
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☆今日は午後2時から高鍋町美術館多目的ホールにて、開催中の高鍋町美術協会展の併催行事であるこコラボレーション”三味線と絵画・書との即興ライブ”を行いました。
今回で3回目ですが、今回も会場いっぱいの町民の皆さんに来ていただき、大変に盛り上がりました。
こういう小さな町で、こうしたコラボレーションに多くの方が足を運んでくださる、これはとても大きなことだと思います。
今回は絵画は前田昌樹氏の切り絵でした。
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書道は一木信子氏の力強い揮毫で、三味線のリズムと非常にマッチしたダイナミックなパフォーマンスでした。
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コラボの後は津軽三味線の競演です。
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最後にコラボレーションの作品と会員の10回展記念色紙が来場者にじゃんけんと抽選で与えられ、とても楽しく盛り上がりました。
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 ☆岩崎議員のブログにも綺麗な画像がUPされています。
 「青空未来通信記」
 

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