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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆昨日は日帰りで”美術展2009[ima]長崎"の搬入で長崎へ行きました。
行きは何とか雨にはなりませんでしたが、展示が終わってブリックホールを出ると雨になっていました。
この時期はいつも寒くて雪になることが多いのですが、今年はおかげでそれほどの寒さにはなりませんでした。
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☆搬入を終えるといつものように”江山楼”へ特上ちゃんぽんを食べに行きました。
20種類の具の入った美味しいものなのですが、数年前から牡蠣(長崎のちゃんぽんには小さな牡蠣が入る)が入らなくなり、味も落ちた気がします。
一番上に載っているのはふかひれです。
とまれこのちゃんぽんが目当てで長崎まで毎年出かけます。
昨日もちゃんぽんを食べた後は即Uターンで、今回も新しい長崎県立美術館へは寄れませんでした。
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☆今日は明日から始まる第10回高鍋町美術協会展の搬入でした。
各自それぞれに個性がありなかなか見ごたえがある展覧会となりました。
美術館は休館日ではありませんので、実質的に今日から開催となります。
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私の作品です。今回は時間が無く1点のみの出品となりました。
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☆北京の清華大学芸術学院美術館で開催されていた中日韓コンテンポラリーアート芸術交流展の画像が林勝煌氏から届きました。(11月17日~24日開催)

ポスターです。このブログでも紹介した林氏のシンポジウム作品が使われています。
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私はブロンズの「MOON DANCE」を出品しました。
私の作品の後方には台湾の甘丹や黄河の作品が見えます。
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これは林勝煌氏の作品です。
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ウェブサイトでも作品が見れます。
http://www.diaosunet.com/news/news_detail.asp?newsid=2018&page=3
 
http://www.diaosunet.com/news/news_detail.asp?newsid=2018&page=1

☆午後から、高鍋町美術館で開催中の「米倉斉加年の世界展」の”おはなし会とサイン会”に出かけました。
現在”放浪記”の公演中で、その多忙な中から駆けつけていただきました。
俳優”米倉斉加年”は昔から大好きな俳優でしたが1976年に出版された絵本”多毛留(タケル)”のピアズレーばりの瀟洒で繊細でかつ強靭な絵画世界は、当時一大センセーショナルな衝撃を与えました。
私はもちろん直ぐに”多毛留”を買い求めました。
妻の父の書架ににも”多毛留”があったといいますから、多くの人が衝撃を受け魅了されたのでしょう。
その米倉斉加年本人が来てサイン会をすると言うのですから、長年会いたかった夢が叶うミーハー気分で32年前に買い求めた”多毛留”を持って出かけました。
"おはなし会”は演題のない取りとめも無い話でしたが、高鍋町という”何にも無い”町の無いがゆえの豊かさや氏の戦争体験や演劇の活動など絡めながらの、米倉斉加年らしい一本筋の通った世界観に聴衆は惹きこまれていきました。
(会場と”おはなし会”は撮影禁止でした。)
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サイン会の前はごった返していた回廊のグッズ売り場。
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私が延岡市内の中学校に講師で勤めていたときに、呑みに出た延岡市内の本屋で買ってバスに揺られながら抱いて帰った”多毛留”。
もちろん初版本です。初版本には挿入のハングルのアリラン歌詞にミスプリントがあるそうで、間違いなく私の”多毛留”はミスプリントがありました。
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まさか32年後に本人に会ってサインをもらうなど夢にも思っていませんでした。
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☆11月3日まで宮日総合美術展が開催されています。
展示指導の時の画像をUPします。
南側の壁面に、今回初めて絵画部門の無鑑査の作品がパネル掛けで展示されました。スペースの関係で、無鑑査の作品の展示場所がなくなり、今回限りの試行と言うことでしたがやはり印象も評判も悪いようです。無鑑査は年々増えていくわけですから、今回の試行が失敗であれば、他県のように2期制にするとかの見直しが必至となるでしょう。
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☆Sicko夫妻は今日の夕刻に大阪へ発ち、明日に関空から帰国の途につきます。
私は見送りをしません。
土壇場になって彼等と最悪の状態になったことはHP日記に詳しく記述しましたが、彼等の滞在中に私がほとんど居なかったことも細かな調整が出来なかった原因の一つだと反省しています。
でも彼等の滞在のために私自身の作家活動が制限されるのは間違っていますので、流れとしては致し方なかったかなと思います。
彼等は優れた作家であり人間的にも魅力的な夫妻です。でも彼等なりの大きな問題も常にまとわりついていて、これまでオブラートに包まれていたものが、今回は表に出てきてしまったということだと思います。傷心のまま大好きな日本を去らせてしまうのはとても残念です。

☆昨日帰国しました。
昨日から韓国は冬時刻になりアシアナの出発時刻が午後4時から2時50分に変更になっていました。
前夜に申さんがネットで調べて変更に気付き、私も昨日の朝にネットで調べて確認しました。
チケットを手配した旅行代理店からは何の連絡も無く、あわや乗り遅れるところでした。
飛行機に乗って座席に着こうとすると”アンニョンハセヨ!”と元気よく声をかけてくる2人のおばさんが居ました。最初はスチュワーデスかと思いましたが普通のおばさんです。なんと義姉(妻の姉)とその友人でした。
韓国旅行中だというのは知っていましたが、もう一人の友人が大阪から来るので福岡経由で合流すると妻から聞いていたので本当にびっくりしました。しかも座席が私の隣だったので、これまたびっくりでした。友人とはインチョン空港で合流だったと言うことです。
義姉たちには今日から冬時刻だと言う連絡が旅行代理店から入ったと言うことです。

☆さて今日から茶臼原の”祈りの丘ギャラリー”でJanとSlavaの二人展が始まりました。
Janはまだ石を彫っていました。
日本とは思えない情景です。
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教会の中は素敵な会場になっていました。結構な数の作品を作ったようです。
私はSlavaの目的がアートセラピーのレクチャーなので、そのデータも一緒に展示すべきだと思っていたのですが、Janに強固に拒否されてしまいました。Janは主旨を勘違いしているようです。
またSlavaが次から次に作品を作ってくるので、しかも焼成しにくいものばかりで、乾燥の時間も無く、作品も大きな窯いっぱいになり、唐木戸陶苑の甲斐夫妻には相当な負担をかけてしまったようです。Slavaは甲斐夫妻に時間的にも経済的にも大変な負担をかけているのだと言うことをしっかり認識してもらわなければなりません。
Slavaは”展示会がたった3日間なんてとても哀しい”とぼやいていますが、この滞在期間で展覧会まで持っていけた周りの多大な協力にまず感謝すべきでしょう。
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「たまゆら」が写っています。
展覧会としてはとてもいい空間なのでしょう。
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是非多くの方たちに見ていただきたい展覧会です。

今夜はささやかにオープニングパーティーの予定です。

☆HP日記のほうが滞っていて申し訳ありません。
毎晩深夜の帰部屋だったり相部屋だったりでブログが精一杯でした。

☆今日はあいにくの雨の一日でした。
午後4時から展覧会のオープニングセレモニーが大清湖美術館で行われました。
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来賓が来られたときに「たまゆら」が発生しました。
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中国の徐昌と。
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金在寛会長と田中睦冶教授と一緒に。
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金教授の作品の前で。
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夜は清州で一番高級な韓国料理店で清州芸総主催による晩餐が催されました。
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☆昨日の報告です。
昨日は「東亜細亜3国現代美術家展ー清州2008」の搬入展示作業でした。
会場は大清湖湖畔に立つ大清湖美術館。
湖に沿った山並みには美術館をはじめ、韓国の民族村を再現した公園になっていて、非常によく手入れされた清冽な空気の漂う素晴らしいロケーションでした。
みんな展示作業はそっちのけにして観光してまわりました。
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突き当りが大清湖美術館。配置された彫刻は地元の作家たちの作品で、感心した作品は余りありませんでした。
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☆韓国の作家たちはみんな大学教授ですので搬入には多くの学生さんたちが手伝ってくれました。
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☆この展覧会は忠北芸総創立50周年記念行事の一つとして開催されます。
夜は文化会館でそのセレモニーが行われ参加しました。
いきなり広島・長崎原爆投下による日本の敗戦によって韓国の独立が始まったと言うショッキングな映像スクリーンによって度肝を抜かれました。その中から忠北芸総の歩みが始まったと言う流れの紹介だったのですが、金在寛教授も私たちも冷や汗ものでした。(これが韓国の対日教育なのだと実感)
しかし記念セレモニーの舞台はとても素晴らしいものでした。
素晴らしい演奏、美しい舞子たちに「たまゆら」も出っ放しです。
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チマチョゴリをこれまで美しいと思ったことはありませんが、今夜のバレーダンサーによる舞踊はその美しさを見直す見事なものでした。
観客からも興奮の余り待ちきれずに拍手や叫びが起こりました。
大きな「たまゆら」が出ていますね。
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☆式典を途中で抜け出して金教授の教え子の店でようやくビールで乾杯でした。
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長崎の[ima]展にも招待出品されたことのある作家のカラオケに合わせてのパフォーマンス。音楽が自然に血管の中に入ってきて体が動くのだそうです。
この宴会では彼女の回りだけ「たまゆら」が出ていました。
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☆再びの韓国です。
今日は宮崎からの直行便が無いので福岡まで飛び、福岡で長崎大学の井川教授夫妻、沖縄県立芸術大学の田中睦冶教授と合流してソウルへ入りました。
今回は私のブロンズは個展リーフレットを持っていったので開梱されることはありませんでしたが、台座の重い石を持って行ったので、国内線、国際線ともに超過料金を取られました。EMSで送ることを考えると10分の一ですのでいたし方ありません。
インチョン空港では今回の実行委員長の金教授他が出迎えてくださり、先に着いていた中国作家5名とともに貸し切りバスで清州へ向かいました。
午後2時にインチョンを出発し、清州へ着いたのは5時半でした。
今日の韓国はとても暖かいです。
ホテルはこの清州で一番上等のラマダホテル。
私は田中睦冶教授と相部屋になりました。
このホテルは地下1階、2階が一大ショッピングモールになっています。
夕食はなんとその地下のセルフレストランでアルコールなし、というそっけなさ。
明晩はビアバーとなっているので、明日は飲めるのでしょう。


途中の高速パーキングエリア
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えっ、韓国でこんなそっけない接待?!
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☆ご心配おかけしましたが、本日よりブログを再開します。
今後は出来るだけ彫刻関連のみの情報公開に務めていきます。

またTanayおばさんから情報が届きました。
Green Gallery Groupによるオンラインのヴァーチャルギャラリーの開設です。
主旨は
The open space gallery in the fields of Arsuf Kedem was established by the Green Gallery Group. The group maintains this gallery to display art in and from nature, and intends that the works exhibited in the gallery will have something from the harmony of nature.
The GG group runs this online virtual gallery as well, for exhibition of Nature Art by artists from all over the world. We hope our work will bring people closer to nature and provide them with spiritual oxygen.
とあります。
Tanyaのスケールの大きい精力的な活動には本当に圧倒されます。
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http://www.greengallery.co.il/

 

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職業:
彫刻家
自己紹介:
宮崎県在住の彫刻家。
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