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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今年の空港展参加作家のVolodymyr Kochmar(ウクライナ)の作品が、今日届きました。

無傷で届き一安心です。

ブロンズの作品で、なかなか素敵な作品ですよ。乞うご期待。

一方、Amancio(スペイン)からは、現地の経済状況が最悪の状態となり、作品を預けていたギャラリーが閉鎖となって、作品を送れなくなったという悲しい知らせも届きました。

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☆こちらは昨日の画像です。

午後に小作品の写真を撮りに海辺へ出かけたら、大潮だったらしく磯物を採る人々で賑わっていました。

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春の磯の香りはなんとも言えず心地よいですね。

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☆お昼前にお地蔵さんの台座の目地入れに行きましたら、ちょうど園児たちが散歩に行くところで、”にっしんちゃん”と触れ合っている場面に出くわしました。

大変な人気のようです。

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埋もれていた蔓草から姿を表した”おやまらくだ”も、たちまち園児たちの人気となっていました。

このオブジェに園児たちがまたがっている光景を、設置してから17年目にして初めて目にしました。とても感激しました。

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”おやまらくだ”、ベンチ、”にっしんちゃん”の3点セットによって、この空間が園児たちにとっての解放区になってくれたようです。

デイサービスのお年寄りや、ご近所のお年寄りたちにも是非そうなって欲しいですね。

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☆昨日設置したお地蔵さんの台座下の目地を入れようと思って保育園へ行きましたが、まだ児嶋理事長が設置状態を見ていないので、理事長のOKが出てから固定しようということになりました。

それで傍らに設置してある私のオブジェが花壇の中に埋もれ気味なので、少し嵩上げしました。

この作品は、にっしん保育園が今のデイサービス併合の施設に建て替えられる前、1996年に旧保育園の玄関前に設置したものです。

お山のような形のオブジェにらくだのように園児たちにまたがって遊んでもらおうと思って、”おやまらくだ”と名づけました。

設置して17年になるわけですが、驚いたことにまったく青コケがついたり汚れによる薄汚さがありません。

施設が新しくなってこの場所に移設されてから、もう10年以上は経っていると思います。

今のこの場所は午後は日陰になりますので、普通なら御影石は1年で青コケがついたり汚れで黒ずんだりします。

この石は万成石か中国万成石だと思いますが、石種によってこんなに状態が違うのかと、非常に驚きました。

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☆火産霊神社の鳥居の移設作業が進んでいます。

基壇の石がすっかり土の中に埋まってしまっていたのを知りました。

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手前の穴まで移動させます。

ということはこれから基礎ごと地面の上まで持ち上げて、引いていくのでしょうか。

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初めて気がつきましたが、この鳥居は大正三年十二月に黒木清五郎氏によって奉納・建立されています。

神社が建ったのが明治末ですので、鳥居はその数年後に建立されたことになります。

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☆先日の空港モニュメント除幕式の記事が、今朝の宮崎日日新聞に掲載されました。

つくづく、こんな写真が掲載されるとわかっていたら、きちんと正装で出かけたのですが。

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☆一方、昨日のあかりオブジェの損壊事故を宮日新聞で取り上げていただくことになりました。

今回の事故は損壊の程度がひどく、こうした行為が器物損壊罪という犯罪であることと、まちづくりで皆で取り組んでいることへの認識を高めてもらうために、記事にすべきだと判断したものです。

今回の事故で損傷事故は3回目になります。

1回目は設置直後にシェードが蹴破られ、2回目は昨年秋に分厚いガラスが割られ、ガラスに封印されてあったオブジェが持ち去られました。

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☆今日の午前に宮崎空港ビル創立50周年記念モニュメントの除幕式が行われました。

快晴の上天気でした。

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打ち合わせでは、私は除幕式の幕引きの役はなかったので普段着で出かけたのですが、モニュメントの制作委託責任者ということで大役が振られてしまいました。

判っていればきちんと正装して出かけたのですが・・・

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モニュメントのタイトルは「つながる」。

創立50周年というテーマを、これまでの歴史とこれからの歴史を繋ぐ節目として左右の上昇フォルムとして形象化し、これまで関係者の皆さんに支えられてきたことへの感謝と空港ビルのおもてなしの心を本体下部の丸みで表現したものです。

明快なコンセプトが理解できるシンプルですっきりしたモニュメントとなりました。

サイズは300高さ×90幅×50奥行きcm。

重量は約2,5トン。素材は白御影石。

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挨拶をされる寄贈主の”宮崎空港翼会”の会長・日高均氏。

翼会は宮崎空港ビルへの出入り業者で組織されています。

モニュメントは翼会によって宮崎空港ビルに寄贈されたものです。

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御礼の挨拶をされる宮崎空港ビル・長濱社長。

長濱社長は私たち宮崎国際現代彫刻・空港展との関係について熱く語ってくださいました。

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ああ・・、こんなことならきちんと正装で来るべきでした。

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田村君にとっても大任を果たして、彼の人生の大きな節目になったことでしょう。

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引き続き、送迎デッキに祭られている五所稲荷神社にて、空港の安全を祈願する鎮座祭が催されました。

この神事は宮崎空港の年間を通しての最も重要な神事で、モニュメントの除幕式が今日に設定されたのは、翼会の皆さんが今日の鎮座祭に出席されることになっていたからでした。

五所稲荷神社は宮崎神宮の末社で、神事は宮崎神宮の神職の方々によって執り行われました。

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ひきつづいて鎮座祭の直会(なおらい)が行われました。

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☆私と田村は直会を中座して、宮崎県立美術館で開催中の宮城壮一郎・漆芸展を見に行きました。

この個展もチャレンジギャラリー企画によるものです。

すべて乾漆による作品です。

これまで宮城君の作品は断片的にしか見ていないのですが、かつては国宝の修復作業にも携わっていたという確かな技術が、今回のテーマである過去の漆芸術の再構築による現代での表現として生かされ、重厚で見ごたえのある作品が展示されていました。

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外に出ると快晴の空は一面の雨雲と化していました。

そして午後には雨となりました。

 
☆お昼前に、町議で同窓の青木君から電話があり、いま喫茶エルザに居るんだけど高鍋駅の改札口のプラットホームに置いてある彫刻に関心のある県外からのお客さんが居て、田中君の仕事場を見てみたいと言われてるのだけれど、ということでした。

もうお昼だからこれから家に帰ると伝えると、帰宅して呼び出しの電話が来ました。

”エルザ”に行くと、イラストレーターの牧野伊三夫という方を紹介されました。

ことの顛末はこうでした。

後述の取材で牧野氏が高鍋駅へ降り立つと、凝灰岩で出来た彫刻が並んでいて、その表現に度肝を抜かれ、アレハナンダ?!と迎えに来られた”エルザ”の奥さんに問いただすと、ああいうものを作るのは近所の彫刻家の田中さんしか居ないのではと答え、店に戻るとたまたま青木君がコーヒーを飲みに来ていて、田中君なら同窓だから連絡を取ってみよう、ということになったということです。

高鍋駅の改札口にある彫刻というのは、20年ほど前に私が南九州大学で非常勤講師をしていた時に授業で学生たちが作ったものです。

作業場である工場には私の作品は無いけれど、この界隈には彫刻がたくさんありますよ、とエルザを出て私の家までの一巡りの町なかにあるオブジェたちを案内しました。

右端が牧野氏、隣が小坂章子さん、その隣がエルザの奥さん。

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歩いてみると、エルザを出て宮崎銀行から折れて我家までの小さな一区画に結構な数のオブジェがあります。

高鍋町の方々はそのことにあまり気がつかないようです。

こうして他所から来られた方が”素晴らしい!素晴らしい!”と連発されるのに、途中から同行してもらった岩崎町議は戸惑っています。

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私の作品も見たいといわれるので、自宅に置いてある近作を見ていただきました。

先日、fresh高鍋!!の取材で日野さんが撫でていた新作も大変気に入っていただいてやはり撫で廻されていました。

発表前にこんなに撫でられる作品も初めてです。

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実は牧野氏は「暮らしの手帖」の表紙や挿絵を担当されていたり、結構私たちが目にしている本の装丁やコマーシャルでのイラストなどをされている方です。

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”エルザ”に来られたのは、同行されていた福岡のライターで編集者の小坂章子さんが出版されている「九州喫茶散歩」という本の中で”エルザ”が紹介されており、その本を読まれた牧野氏が”エルザ”に行ってみたいと言われ、今回新装版を出版するに当たり、表紙を”エルザ”のマスターをスケッチした牧野氏の絵を使うことになり、そのイラストを描かれるために来られたのでした。

そこで思いがけず、高鍋駅改札口の彫刻と私との出会いになったわけです。

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牧野氏はまちづくりにも強い関心を持って関わった活動をされています。

”高鍋は面白い町だ!”と好印象で午後の電車で帰られました。

☆今日のモニュメントの作業です。

もう片方の側面を落としました。

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裏返しの作業です。

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裏面からも側面の残りを落とします。

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明日は側面の墨入れをしますので、切削台座から降ろしました。

狭い作業場にぎりぎり収まる大きさです。

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☆お昼に、南町公民館で南町スペシャルライブが催されました。

お弁当を食べながらのジャズライブという奇抜な企画で、しかもチケットは無料というものです。

経費はすべて山本公民館館長の自腹ということです。

ピアノは今村さつきさん、ヴォーカルは高鍋町出身の黒木ミキさんでした。

至福の時を過ごさせていただきました。

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☆一方、外は陽射しの強い陽気でした。

とても好い天気だったので、海辺に行って最近作った小作品の写真を撮りました。

今日は大潮で大勢の人が干潮の磯辺で磯ものを採っていました。

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☆朝のうちに十文字保育園の作品プレートが届きました。

午後から取り付けに行こうかと思いましたが、快晴の陽射しが強かったので、スクーターを飛ばして午前に十文字まで走りました。

空気は冷たかったですが、快晴の青空の下、広々とした農道を走るのは最高に気持ちよかったです。

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お昼前に作業が終わりましたが、ちょうどお昼ご飯の時間で、私もご馳走になりました。

メニューはラーメンでした。

チャーシューも保育園での手作りです。

とても美味しく頂きました。

石井記念友愛社経営の保育園は、何処も調理師さんが心を込めて食事を作ってくださいます。

我家の2人の息子たちも友愛社経営の保育園で育てていただきました。

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☆先日、京都の彫刻家・長谷川正弘氏から次のような添付画像付きのメールを頂きました。

”お正月に家内と和歌山の白浜に旅行に行ってきました。
観光名所の円月島という島が田中さんのMoon danceにとても
よくにており思わず何枚も写真をとりました!
島の名前も月が入っておりなぜか感動しました。
すでにご存知かもしれませんが送っておきます。”

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私はこの島の存在ははじめて知りました。

しかも私の作品のように月が二つ向かい合っているのに”月”という名前が付いています。

昔の人の想像力と私の発想がまったく同じだったことに、私もうれしくなりました。

それでちょっとコラージュをして見ました。

さしずめ、”MOON DANCE ISLAND”でしょうか。

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☆昨年暮れから制作していた保育園設置の作品が完成し、午後に設置作業を行いました。

保育園は隣町の川南町にある石井記念十文字保育園です。

名前からお分かりのように石井記念友愛社の経営する保育園です。

今日はあいにく玄関口の左官工事が入っていて、タイミング的に最悪かと思われました。

ところが設置場所の階段にかなりの水勾配がついていて、接着剤では無理だとわかり、左官さんにモルタルを置いてもらい、目地まで仕上げてもらいました。

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そして本体の設置も、三脚を構えましたが、左官さんに手伝ってもらえば手で抱えて簡単に設置できることに気がつきました。

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設置はいとも簡単に、あっという間に終わりました。

左官さんはバッドタイミングどころか、限りなくグッドタイミングで今日に工事日を選んでくれたのでした。

本当に私はこういう設置の時には、実にタイミングよく助っ人が現れてくれるから不思議です。

石井記念友愛社の児嶋理事長も立ち会っていただきました。

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屋内からも作品が良く見えるので、保母さんたちも大喜びでした。

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新緑の頃には道向かいの茶畑の緑と素敵なコントラストになることでしょう。

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作品タイトルは”おもい”です。

お母さんや保母さんたちの暖かい思いで子供たちが育っていって欲しい、しかし過保護に抱きかかえてしまうのではなく、風通しの好い自由さのある保育の姿を表現しました。

石井友愛社の保育園はそんな理念の保育園ばかりです。

設置場所は玄関です。

お母さんや子供たちが毎日作品をなでてくれます。

プレートは後日取り付けとなりますので、きちんとした画像はプレート取り付け時に撮りたいと思います。

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