彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆墓碑の大理石は大口径による荒落とし作業を終えて、昨日からカッティング作業に入りました。
大きな縞模様部分は切り落として削除しましたので、なかなか真っ白な大理石となりました。
☆私は自分の作業場での大理石作業には花崗岩用のダイヤモンドブレードを使っています。
なぜなら、日本では大理石用の加工道具に優れたものがないからです。
ところが、今年はフランス、イスタンブールと長期間にわたって大理石を彫っていましたので、久しぶりに花崗岩用のUFOで作業したら、やはりとても切れ味が悪いのです。
それで、日本の電動グラインダーの軸径にあう台湾製の電着ブレードがあったのを思い出して、今朝はそれで作業を始めました。
ところが思い切りぶれて、使い物になりません。
実は取り付け台座は日本製で、台湾・花蓮で買った電着ブレードに日本製台座用の穴を開けてもらったところ、加工が雑で、ビスの頭が抜けてしまったのでした。(イスタンブールでも同じことが起きました)
それで頭の広いビスをホームセンターで探しましたが、規格以外のものは売っていません。
馴染みの鉄工所に相談に行くと、専門の旋盤作業の出来る鉄工所でないと対応できないと、お隣の木城町の黒木製作所を紹介していただきました。
こういう作業場所は、男にとってはとてもワクワクします。
ビスの頭が出ては使い物にならないので、皿状のビスの頭を沈めるための穴加工が必要で、作業は結構厄介な工程になります。
手際よく作業していただき、無事にきちんとビス留めが出来ました。
大きな縞模様部分は切り落として削除しましたので、なかなか真っ白な大理石となりました。
☆私は自分の作業場での大理石作業には花崗岩用のダイヤモンドブレードを使っています。
なぜなら、日本では大理石用の加工道具に優れたものがないからです。
ところが、今年はフランス、イスタンブールと長期間にわたって大理石を彫っていましたので、久しぶりに花崗岩用のUFOで作業したら、やはりとても切れ味が悪いのです。
それで、日本の電動グラインダーの軸径にあう台湾製の電着ブレードがあったのを思い出して、今朝はそれで作業を始めました。
ところが思い切りぶれて、使い物になりません。
実は取り付け台座は日本製で、台湾・花蓮で買った電着ブレードに日本製台座用の穴を開けてもらったところ、加工が雑で、ビスの頭が抜けてしまったのでした。(イスタンブールでも同じことが起きました)
それで頭の広いビスをホームセンターで探しましたが、規格以外のものは売っていません。
馴染みの鉄工所に相談に行くと、専門の旋盤作業の出来る鉄工所でないと対応できないと、お隣の木城町の黒木製作所を紹介していただきました。
こういう作業場所は、男にとってはとてもワクワクします。
ビスの頭が出ては使い物にならないので、皿状のビスの頭を沈めるための穴加工が必要で、作業は結構厄介な工程になります。
手際よく作業していただき、無事にきちんとビス留めが出来ました。
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☆馴染みの鉄工所で、海外仕様に加工した3インチダイヤモンドカップの取り付け内径を少し広くしてもらいました。
日本の電動工具は取り付け内径が15mmか20mmです。
しかし海外の220vの電動工具は22mmですので、日本のディスクはそのままでは使えません。
それで私は、以前に同じ鉄工所で3インチダイヤモンドカップの内径を15mmから22mmに広げてもらいました。
しかし、実際の海外の電動工具は正確な22mmよりほんの気持ち大きいのです。
ですから、ダイヤモンドカップがきっちりと220vの軸に固定されず、作業中にすぐに吹き飛んでしまうのです。
非常に危険で、周りに人が居たら重傷ものです。
先日のあかりモニュメント公開制作でも、海外作家のために22mm径の特注のダイヤモンドカップを作ってもらいましたが、やはり220v電動工具にはピッタリはまりませんでした。
それで今日は220vの電動工具を持ち込んで内径を少し広げてもらいました。
金属は”バイト”という工具で削ります。
内径を削るのは大変難しいのです。
きちんとセンターが出ていないと、回転軸がずれて作業中にぶれ、事故につながります。
バイトで一撫ぜするだけで、220vの電動工具にピッタリはまる内径になりました。
さあこれで今週からの海外でのシンポジウムに3インチダイヤモンドカップが威力を発揮します。