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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日も作業場は暑い一日でした。

いきなりランチの画像です。

今日もこのヨーグルトをぺろりと食べました。

多分、今回のデニズリー滞在で私が生涯で食べるヨーグルトの何百倍(何千倍?)ものヨーグルトを食べるでしょう。

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☆今日の制作の様子です。

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夕刻にようやく深さを測るための突起を落とすことができました。

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今日もくたくたに疲れてしまいました。

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☆ホテルの前の名前は知らない野ぶどうのような実がなる木。

その実がそろそろ食べごろになってきました。

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黒くなった実が食べごろです。

パムッカレはワインの産地でもあります。

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☆今日も陽射しの強い暑い一日でした。

室内はひんやりしているのですが、コンクリートの上のテント張りは輻射熱でとても暑いです。


今日の様子です。

私は窓部の彫り込みに集中しました。

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☆今日のランチです。

私の左隣はニハット氏、私の前はアメリカ在住の御曹司、社長自ら社員食堂で社員と同じものを食べます。

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このあと、山盛りのイチゴと枇杷が出てきましたが、満腹で手が出せませんでした。

午後の様子です。

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柱のような直方体は深さを測るためのものです。

明日には無くなるでしょう。

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とにかく今日は、ヘロヘロに疲れてしまいました。

☆今日は日曜日なので作業はオフでした。

やはり相当に疲れていて、目が覚めたのは7時でした。

午前はゆっくりして、お昼を先日紹介した「ラム子の食堂」へうどんを食べに行きました。

15TLなのでかなり高いですね。

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お店のご主人です。パムッカレには観光で訪れて今のご主人と知り合われ、10年前にこの店を開いて、6年前に結婚されたと言うこと。

「ラム子」と言うのは羊の子供を飼っておられたからだということ。

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☆午後はシンポジウム主催でパムッカレのヒエラポリスの観光へ出かけました。

前回は見逃した家型墓の通りから入っていきました。

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ここに保養に来て終末を迎えて豪華な墓を立てる人たちがとても多かったと言うことです。

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☆そしてこれも前回はパスした考古学博物館へ行きました。

この博物館はローマ式浴場の遺跡でヒエラポリスや近郊のアフロディシアスで発掘された彫像などが収蔵・展示してあります。

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ニハット氏の石材店のフォサードはこのレリーフを摸刻したものです。

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ジョルジェに催促されておどけて見ました。

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非常に素敵な彫像に出会いました。

まったく手を抜いていない優れた彫像です。

背後は荒彫りのままなので壁際に設置されていたのでしょう。

2000年経ってもノミ跡が鮮やかに残っています。

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無造作に草むらに転がされた彫像たちの見事なこと。

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博物館の一室は墓所に収納してあった石棺や彫像たちが展示してあります。

この頃はすべての石工が現在の彫刻家たちのレベルのはるか高みにあったと言うことは驚くべきことですが、当時は当たり前のことだったのでしょう。

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ジョルジェとアリ(トルコの作家)が、私とそっくりの顔の彫刻があるぞと、私を彫刻の隣に座らせました。

日本の博物館では絶対に許されないことですが、ここでは監視員も一緒になって大笑いしていました。

紀元2世紀ごろのローマ時代のものですが、似ていますかね?

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この別な展示室ではまたしてもラオコーンに扮しておどけさせられました。

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こちらは古代ローマ時代の浴場が今でもプールとして開放されています。

湧水ですのでとても澄み切っています。

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浴場の水を試飲させてくれますが炭酸水でした。

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☆帰りは石灰棚を降りました。

今日は昨日に引き続いてとても空気が澄んでいましたので、前回よりも写真が綺麗に撮れていると思います。

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正面入り口の土産物屋のトルコアイス売りのおじさん。

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☆夕暮れる前にホテルへ戻りましたので、こんな日はプールサイドでビールを飲むのが一番、途中の店でビールを買ってプールサイドへ行くと・・・・、みんな考えることは同じでした。

一足先にホテルへ帰ったみんなも、プールサイドでビールを飲んでいました。

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☆昨日の報告です。

昨日は朝から空気がとても澄んでいて、いつもはスモッグ状態でかすんでしまう風景が遠くまでくっきりと見渡せました。

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☆アシスタントのマルベル(左)とギゼム(GIZEM 右)に箸をプレゼントしました。

ギゼムは大学生ではなく、大学は何年か前に卒業していると言うことでした。

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☆昨日は頂頭部のアール出し作業を進めました。

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☆昨日のランチ。

日本ではヨーグルトなんてめったに食べない私ですが、疲れて体が欲しているのでしょう、この大盛りのヨーグルトをぺろりと平らげてしまいます。

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デザートに冷えたバナナと枇杷が出てきましたが、超満腹で食べることができませんでした。

シンポジウムでメタボ脱却を願っていましたが、どうやら腹回りは減りそうにありません。

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☆午後の様子です。

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昨日は夕刻からイベントがあり、5時前には作業を終えました。終了前になんとか窓の彫り込み作業に入ることができました。

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☆夕刻からデニズリー市内のイベントホール(パムッカレ テニスクラブ)で、"RESIM KAMPI"という、ペインター・キャンプのオープニングセレモニーがあり、みんなで参加しました。

これは国内外の画家たちが集まって、今日からデニズリー市内の各所の風景を描くイベントだとか。

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左から2人目の若い女性が事務局担当のNahide(ナヒデ)、右の女性は彼女の英語の先生。
ナヒデはイギリスに1年間留学したこともあって、英語が堪能なのです。

石材店の製品はほとんど輸出製品だと言うことで、石材店の事務員でも英語が堪能でなければならないのでしょう。

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ニハット氏のお隣は来賓の政府関係者。

ニハット氏は地元では名士です。

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ギゼムと彼女の友人と。

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実はこの写真はトルコ美女たちに囲まれて・・・・の図なのですが、フラッシュが光りません。
なんとバッテリー切れでフラッシュが光らなくなってしまったのです。

ああ、残念!

帰りのバスの中ではみんなにバッテリー切れを冷やかされました。

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☆デニズリー、5日目です。

今日はパムッカレ大学の女学生がアシスタントを務めてくれました。

彼女は絵画専攻のMarber(マルベル)と言って、とても明るく積極的で気の利く女学生です。

ニハット氏も目を細め喜んで居られました。

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☆シェリーは普段は自分の手で持てる重さの作品しか作ったことがありません。

それで一気に石を落としていく術を知りません。

見かねて、クサビで落とす方法を教えてあげました。

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☆今日のランチです。

鶏肉の大きいこと。そしてイチゴがどっさり。超満腹となってしまいました。

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☆マルベルは午後も手伝ってくれました。

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一方、こちらもパムッカレ大学の学生ですが、3年前からエドワードのアシスタントを務めているということで、とても作業に慣れていました。

まだ直接話したことがないので、名前がわかりません。

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☆私の作品の夕刻の状態です。

明日には窓の彫り込みに入れそうです。

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☆今日から本格的に制作に入りました。

私の作品はとても大きいものとなりました。

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今日は本体アールの角落し作業を進めました。

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パムッカレ大学の学生たちがアシスタントとして来てくれましたが、芸術教育が専攻の学生たちで、彫刻などやったことの無い若者たちなのでほとんど使い物になりません。

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☆今日のお昼のメニューです。

暑くてくたくたに疲れていましたので、食事など喉を通らないだろうと思っていましたが、山盛りの冷たいヨーグルトが美味しくて、スープも塩を振りかけて濃くしたら、グイグイ喉を通って行きました。
結局食べ過ぎたくらいに食べてしまいました。

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☆午後の会場の様子です。

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私の作品の夕刻の状態です。

ヘロヘロにくたくたに疲れてしまいました。

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☆昨日からシンポジウムの制作開始となりました。

しかしトルコですので、他のシンポジウムのようにすべての準備が整っていっせいに制作開始とは行きません。

そのなか、朝一番に届いたのは私の石でした。

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しかし届いたのはオーダーしたのとは異なる大理石である上に、打ち合わせをしたプランの寸法とも異なっています。

でも私にとっては特に困ることでもないので、早速線引きの作業にかかりました。

そこへニハット氏がやってきて、私の作品はトラバーチンを使うべきだ、トラバーチンがベストなのだ、ということになり、結局届いた立派な大理石は他の作家のために小切りされてしまいました。

新しいトラバーチンが届くまで私は何もすることがありませんでした。

☆石材店の周囲の風景です。

向こうの丘の一部が白くなっているところがパムッカレです。

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お昼は石材店の社員食堂で摂りました。

非常に従業員の多い大きな会社です。

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午後にTV局の取材がありました。

ニハット氏がインタビューを受けています。

早速、夜に放映されたようです。

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垂れ幕も下がりましたが、昨年の使いまわしなので、Firstとなったままです。

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私の石は夕刻までには届きました。

今日からきちんと制作に入れるでしょう。


☆昨日は夕刻から、ニハット氏の主宰で、石材店の中庭でオープニングパーティーが開かれました。

地元産のワインで楽しく過ごしました。

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ニハット氏のお孫さん

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後ろの右端の娘さんは、幼いながらも英語堪能、イタリア語堪能、そして今は日本語を勉強しています。
工場長の愛娘さんです。

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今日からシンポジウム開始です。



 
☆今日はシンポジウム作家みんなで目の前のパムッカレの観光に行ってきました。

パムッカレとは「綿の宮殿」と言う意味だそうです。

生きててよかった!パムッカレ!

まずはとくとご覧ください。

☆ホテルのプール。

パムッカレは目の前。

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ここから先は水の流れの中を進みますので、靴を脱いで裸足になります。

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気さくなトルコの少女たち。

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☆パムッカレは古代ローマ人たちの温泉保養地だったので、広大な遺跡が広がっています。

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☆おまけです。

トルコは日本人観光客でどこもいっぱいですが、ここパムッカレも例外ではありません。

昨日のデニズリー行きの飛行機も日本人だらけでしたし、今日もパムッカレは日本人がとても多かったです。

いかに日本人観光客が多いか、という写真です。

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トルコの食事を受け付けなくなったときの私にとっては、助けになるお店かもしれませんね。
 
☆一昨日の夜にイスタンブールに入り、昨日朝に6時25分発の飛行機で(実際は30分以上出発遅れ)デニズリーへ着きました。

ホテルのネット環境が非常に悪く(今朝も途中までUPして切断された)、なかなかブログの更新ができませんが、昨日の報告です。

☆デニズリーの季候は宮崎と同じくらいですが、驚いたことに遠い山並みは雪が残っています。


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☆まずはホテルにチェックイン。

ホテルは世界遺産のパムッカレの目の前でした。

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☆ホテルのチェックインを済ませて、シンポジウム会場の石材店へ向かいました。

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一番左端の男性がこの石材店の社長のNihat(ニハット)さん。

シンポジウムはこの石材店がスポンサーとなって開催され、この緑の敷地に作品を並べ、ゆくゆくは美術館を作る構想があるのだそうです。

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石材店に非常に興味深い模型がありました。

ローマ時代の遺跡のレリーフと発掘された遺構から復元されたスラブ材(板石)を切る水力動力によるオートマチックなシステム。

ローマ時代にこんな近代的なシステムで均一な板石を作っていたのだそうです!

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☆お昼を摂りにデニズリー市内へ出かけました。

デニズリーは大きな街でした。

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☆ニハットさんの案内でニハットさんの知人がやっている、150年前から続く伝統料理店へ行きました。

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もの凄い量のトウガラシ。辛くは無いのかと思って少しかじったら、とんでもなく辛かった!

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食べる内容を自分でチョイスします。

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肉はラム肉です。味付けはすっぱい感じ。

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そしてやはり出ました、超甘スイーツ!

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☆夕刻のホテル周辺。右端がホテル。向こうの白い丘がパムッカレ。

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