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☆今日のランチ・・・はいつもと代わり映えしないのでデザートを。
青い果実はエリキというもので、まちなかのいたるところに実っています。
☆ランチを取っている間に雲行きが怪しくなって来ました。
☆午後はニハット氏のオフィスで、シンポジウム関連の報告等の会合がありました。
この絵は、シンポジウムによく顔を出すヤシャールというアンカラの画家が描いたもので、各作家の制作の様子がちりばめられています。
☆今日は扉の仕上げ作業をしました。
☆午後は案の定、突風の吹き荒れる雷雨混じりの悪天候となってしまいました。
夕刻に雨が上がると、とても美しい虹がかかりました。
☆私の作品の夕刻の状態です。扉の仕上げは終わりました。
明日は本体の均し作業で寝せた状態ではほぼ作業が終了となります。
台座がまだ準備できていないので、立てて最終の仕上げをするのは明後日となりそうです。
朝7時に帰国するジョルジェを見送った後、休日の今日は朝のうちはプールサイドで、次の制作のプランを考えて過ごしました。
プールには昨夜の結婚式のバルーンが幻想的に浮かんでいました。
☆11時から、制作の目処の立った作家有志で、デニズリー郊外の丘陵地帯にあるBULDANという、織物産業の街を訪れました。
☆最初に古民家を再生した手織りの工房を訪れました。
綺麗なお姉さんが出してくれたのは・・・・
素敵な容器に入ったとても香ばしくて美味しいトルココーヒーでした。
コーヒーがとても美味しかったので、妻のためにショールを買いました。
30トルコリラ(約2000円)と貧乏人の私には高い買い物ですが、手織りですので、安いのではないのでしょうか。
☆次に織物博物館を訪れました。
☆BULDANは急な坂道に古くからの建物が立ち並び、あちこちから機織の音のする古都です。
まずはたっぷりと画像をUPします。
☆ランチを中心地のトルコピザの店で摂りました。
オーダーを済ませてしばらくすると、聞き覚えのある音が近づいてきました。
昨夜、パムッカレの町の方から聞こえてきた、あの三拍子の太鼓のリズムです。
そして立ち止まった行列が、号令と共にある曲を演奏し始めました。
その曲は、NHKで放映された向田邦子の「阿修羅のごとく」で使われたトルコの古い陸軍行進曲、「ジェッディン・デデン」でした。
アリの説明では、先頭の白馬に乗っている特別な一人の少年の割礼の祭礼(意味が良くわかりませんが・・・・)で、年に一度のお祭りだと言うことでした。
行列が行ってしまったころに食事が運ばれてきました。
とても美味しい食事でした。
食事中にパレードが再びやってきて、レストランの真下を通っていきました。
☆パレードも行ってしまったので、あらためて落ち着いてランチを摂りました。
☆午後も街をしばらく散策しました。
☆車を止めた公園へ戻ると、またも人群れの中から音楽が聞こえてきたので、覗いてみると・・・・
なんとそこではあの白い衣装の男性たちがスカートのような衣装を広げながら回転するトルコダンスが披露されていました。
あのダンスは厳粛な宗教儀式であることを始めて知りました。
☆帰りはパムッカレの北側に連なる温泉地に立ち寄りました。
ミニパムッカレというところでしょうか。
☆パムッカレへ戻ると、丁度結婚したばかりのカップルに出会いました。
池のあるパムッカレ入り口の公園で寛ぎました。
☆今夜のホテルのディナーはプールサイドでした。
これから雨の降らない時期に入り、プールサイドでのディナーとなるのだそうです。
目の前にパムッカレを眺めながらのプールサイドでのディナーとは、なんという贅沢でしょう。
☆ホセのとばっちりを受けて折れてしまったリューの作品の補修作業がありました。
昨日、砂が運ばれてきたので何事かと思っていたら、こういうことでした。
作品を立てるのに、倒れたりエッジが破損したりしないように砂の上に置いて安定させるのですね。
ホセの二の舞を踏まないためのニハット氏の指示でしょうが、遠いエジプト、ギリシャの時代からこういう方法が取られて重くて長い石の柱が建てられたりしてきたのでしょう。
こうして折れた部分にボルトを入れて接着します。
☆午前の様子です。
私の作品にはいつの間にかゾンビが!
ホセはプランを変更したようです。
☆今日のランチです。
ジョルジェは明日の早朝に帰国の途につきます。
最後のランチとなりました。
☆そのジョルジェがお別れのビールを差し入れてくれました。
☆ジョルジェの左となりに置いてある小作品は、私がトルコから帰って次に取り掛かる予定の作品のマケットです。
シンポジウムの作品の目処が立ったので、午後はこの小品を作っていました。
☆そんな訳でシンポジウム作品の扉の仕上げは、月曜日に持ち越してしまいました。
☆今夜のホテルはレストランとプールサイドで3つの結婚式が開かれています。
今も楽しそうにみんなで歌い踊る様子が聞こえてきます。
私たちにもケーキの差し入れがありました。
最後のディナーとなるジョルジェがイタリアワインを差し入れてくれたので、お別れの乾杯をしました。
結婚式に参列していた女の子です。
ある程度の形がすでに切ってあり、切り目も入れてあります。
手の空いたジョルジェとアリが手伝って、一気に落としていきます。
こんな石粉だらけの場面を撮らされたので、私のサイバーショットはいちころです。
まったくレンズが閉まらなくなってしまいました。
☆今日のランチです。
☆私の作品は午後には面がしっかり出ました。
☆アリの作品が面白くなってきました。
☆扉のカッティング線を入れる作業に入ったところで、天気予報通りにまたも雷雨となりました。
リュウは雨で作業にならないので、ジョルジェと私と3人でデニズリー市内の金物店に道具を買いに行きました。
私は持参したグラインダーが完全に駄目になったので、シンポジウムで使っているのと同じグラインダーを買いました。
安いと思って出かけましたが、意外や25,000円もして驚きました。
☆夕刻の私の制作状況です。
今日はカッティング線を入れただけで終わりました。
立てるのは火曜日あたりでしょうか。
☆ホセの作品はもう形になってきました。
アリが、”3日でできる作品だ!”と言っていました。
作品の質の問題ではなく、構造的にですね。
作品が立ち上がり、最後の仕上げをして完成、となるはずでした。
ところが・・・・朝一番に悲劇がホセを襲ったのです。
みんなが危険だ!と言うのも聞かず、リフトで作品を吊り上げて起こそうとして、案の定倒してしまったのです。
完成直前の作品は見るも無残に真っ二つに折れてしまい、巻き添えを食ってリュウの作品も壊れてしまいました。
あれほど丁寧に丁寧に仕事を進めてきたホセなのに!
知らせを聞いて駆けつけたニハット氏も泣きそうな顔です。
結局は、同じものを最初から作り直すことにしたようです。
大方の形をノコで切ってしまえば、クロージングセレモニーまで10日ありますので、間に合うでしょう。
☆今日のランチです。
☆午後からは不安定な嵐のような天候となり、強風が吹き荒れ、スコールのような雨が断続的に襲ってきました。
☆午後の様子です。
☆強風で今にもバラバラに吹き飛んでしまいそうなテントを補修してくれましたが、その目的は後述のイベントのためだったようです。
☆夕刻の私の作品の状態です。
今日でおおよその扉の面が出ましたので、明日にはカッティング線を入れる作業に入れそうです。
☆暮れ方に、パムッカレ大学のバスと大型バス2台とで多くの人が会場へやって来ました。
どうやらパムッカレ大学で何かのシンポジウムが開催され、その流れで私たちのシンポジウム会場を訪れたものらしいです。
テントの補修もそのためでした。
駐車場のほうでは軽食が振舞われていました。
☆夕暮れの山の様子です。
土曜日までは毎日、午後は今日のような荒れ模様が続くそうです。
☆日本語のお勉強です。
日本語のありがとうございます、韓国のカムサハムニダ、中国のシェーシェーは同じ所から来ているという私とリューの説明に、みんな納得。
でも漢字、ひらがな、カタカナが混合する日本の言葉を説明するのはとても難しいですね。
☆今日のランチです。
☆久しぶりに快晴の午後となりました。
☆夕刻の私の制作状態です。
ようやく扉の彫り込みに入りました。
☆モスクワへ発つといっているエユップがまだ居ます。
それで時間が余ったのでしょう、ここ3日ほどでトルソを彫ってしまいました。
磨きにかかると、おじさんたちがこぞってお尻を磨きにやってきます。
嬉しそうな送迎バスの運転手。
(今朝半分ほど画像UPしたのですが、ネットの状態が悪くすべて消えてしまいました)
☆昨日も不安定な天候の一日で、まずはパムッカレの朝の様子から。
☆アフロディシアスは先週行ったダルヤンへ行く山越えの道を途中から入ったところにある遺跡です。
これらはすべて石棺です。
ミュージアムにはこのアフロディシアスを飾っていた素晴らしい彫刻たちが収蔵展示されています。
素晴らしい首像がたくさんありました。
私が最も気に入った作品です。
まるで保田井智之氏の作品みたい。
一万人収容の野外劇場跡。
そして、なんと私はこの劇場でラジオ体操をやらされたのです。
かつてこの遺跡でこんなことをやった日本人、いや旅行者はいるのでしょうか?!
一分の隙もない合わせの見事さ。
これは当時の様子を復元したもので、はめ込まれた高浮き彫りの彫刻は先ほどのミュージアムに収蔵されているもののレプリカです。
当時はどんなに凄い景観だったことでしょうか。
☆アフロディシアスを出て、立ち寄ったレストランでのトルコピザのおいしかったこと!
☆いったんデニズリーへ引き返し、パムッカレとは逆方向へ走ってワイン工場へ行きました。
そのころからとうとう雨となってしまいました。
ワインの試飲の後は楽しい宴会が始まりました。
私の隣でネフィセが詩の朗読を、そしてこの女性が俳句詩を朗読してくれました。
例によってトルコダンスも踊りました。
感動と楽しいひと時の思い出深い一日となりました。
☆今日も寒い不安定な天気の一日でした。
☆今日のラジオ体操はシェリーの美しいエクササイズから始まりました。
リフトのお兄さんもストレッチに参加です。
☆シンポジウムで楽しみなのは参加作家の道具を見ることです。
特に大理石用の工具は日本では手に入りませんので、欲しいものばかりです。
これはシェリーの愛用のエアーチッパー工具で、チッパーもチゼルもアメリカ製なのだそうです。
☆今日のランチです。
☆夕刻の私の作品の状態。
今日は整形作業ばかりでしたので、昨日の画像と大きな変化はありません。
エユップが、TANAKAはこの中に眠っている、出て来い!とジョークを言っていました。
明日は休日でまた観光へ出かけます。
明日はたっぷりの画像をお送りします。