忍者ブログ
彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
[22]  [23]  [24]  [25]  [26]  [27]  [28]  [29]  [30]  [31]  [32
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

☆昨日の制作状況です。(やはり夜は通信状態が悪い)

制作は順調に進んでいます。いまのところイポー産の大理石は彫りやすいです。

夕刻までには扉の一部の面出しまで進みました。
P7070007.JPG
























P7070009.JPG
























P7070010.JPG
























☆午後に大きなスコールがやってきました。大変な雨と風と雷鳴で、落雷で1時間ばかり停電となりました。

また激しい雨量で、工場の中も浸水騒ぎになりました。
P7070008.JPG























☆昨日のお昼は、先日行った石材店に一番近いレストランで摂りました。ここのチキンカレーがとてもおいしいのです。こちらでは、ご飯は店が盛ってくれますが、食材は自分で好みの量を入れることが出来ます。たっぷりのカレーをかけました。
アイスウォーターを付けて3,4RM。
P7070001.JPG























レストランと言ってもこんな茶店風の小さな店です。
P7070002.JPG























☆石材店までの道筋にこんなフルーツジュースの店が何軒か立ち並んでいます。
南国と言えばやはりこうした新鮮なフルーツジュースです。
先日から気になっていたので、カレーの口直しに立ち寄ってみました。
P7070003.JPG























私は右のライチみたいなもののジュースを頼みました。
P7070004.JPG























コップで飲ませてくれるのかと思ったら、こんな大きな持ち帰りの袋に入れてくれました。(こちらではカレーもこんな風に持ち帰り出来ます)
たっぷりの氷の入った甘い甘いジュースがこれで1RM。
飲んでも飲んでも一人では飲みきれないほどの量です。
P7070006.JPG























PR
☆昨日の制作状況です。(昨夜はネットの速度が遅く更新が出来ませんでした)

日記にも書きましたが、今回の制作の1点目は"The door of  the wind"のマレーシア版です。

今回は本体のフォルムは切削された直方体そのままを使いますので、いきなり扉部の制作からかかりました。

いつもは扉の切り込みの深さをいちいち測って作業していたのですが、今回はルートハンマーが使えるのでポイントごとに深さを出しておくことにしました。

ビットにそのポイントの深さの目印をしておき、掘り下げておけば、その深さまで一気に掘り込んでいけば良いわけです。

やはりいつもより作業がはかどりました。
P7060006.JPG























1554fa34.jpeg























P7060014.JPG























 

☆マレーシアへ来てから5日が過ぎました。

昨日の午後後半にようやく制作用の石が届き、制作にかかることが出来ました。

これからできるだけこまめに画像をお届けしていきます。

セッティングされた石です。

手前の石は本来使用するはずだったものですが、亀裂が大きく使い物にならず、台座に転用予定です。
3b101270.jpeg























176a5f95.jpeg























☆夕刻までには墨入れ(線引き)も終わり、制作に入りました。
P7050020.JPG























☆マレーシアは日中は雲が多くほとんど曇天です。晴れてくると流石に陽射しは強いですが、陰に入るととても涼しいです。

制作場所の石材店工場は風がよく通り、とても涼しいです。宮崎のほうがもっと蒸し暑いですね。

☆昨日は午後から高松の完成式が行われました。

心配された強風も止み、空気は冷たかったものの、上天気で陽射しの強い穏やかな好条件となりました。

主催者の岡内・高松副市長のあいさつです。
文化に造詣の深い若い女性副市長でした。
PB030026.JPG























審査にあたられた乾由明氏による審査講評がありました。
私の扉はこれまでの石彫に無い表現だと評価していただきました。
PB030028.JPG























テープカットです。
PB030029.JPG























招待作家・川島猛氏による作品解説です。
作品のタイトルは「門ーMUSE LOVE」
PB030033.JPG























優秀賞作家・齋藤徹氏の作品解説。
作品タイトルは「天壌 ”循環2009”」
PB030038.JPG























続いて奨励賞の私の作品解説。
作品は黒御影石では初めての拡大作品、「The door of the wind」
PB030040.JPG























奨励賞作家・長沼克己氏の作品解説。
作品タイトルは「瀬戸の都(four-door)」
PB030043.JPG























各作品のUP画像です。
PB030065.JPG























PB030053.JPG























PB030066.JPG























PB030068.JPG























PB030058.JPG























PB030062.JPG























全体の配置画像です。
PB030059.JPG























PB030060.JPG























久保健史氏(兵庫)が駆けつけてくれました。
PB030045.JPG
























☆私はこの後直ぐに高松を発ちました。
長い間お世話になりました。

高松トリエンナーレはこれからも永久に続く、と関係者のあいさつにありました。

☆今日は高松の作品の設置日でした。
トラブルもなく無事に午前中に設置が終わりました。

工場での積み込み作業。作品は立てたまま運びます。
PA300006.JPG























道の駅”源平の里 むれ”の”房前公園”にいよいよ本設置です。
PA300014.JPG























PA300016.JPG























PA300020.JPG























PA300023.JPG























PA300026.JPG























PA300028.JPG























無事に設置完了。
この後、扉部の最終仕上げ作業を済ませました。
PA300035.JPG























PA300036.JPG























☆昼過ぎにはすべての作業が終わり、工場の道具類も朝のうちにすべて片付けて車に積み込んだので、思いがけず午後がぽっかり空いてしまいました。
それで滞在中にまだ足を運んでいなかった牟礼町内のいくつかの場所へ足を運びました。
そのなかから2箇所を紹介します。

一つ目は源平合戦であまりにも有名な、那須与一が扇を射抜いたときに荒れる海の中の岩上で駒を止めたという岩。
今は川の中でいつもは水の中ですが、今日は潮が引いて居たので姿を現していました。
PA300040.JPG























右の石が駒立岩。
奥の水門に扇を持った女官が描かれています。
昔はここらはまだ海だったのです。
PA300043.JPG























PA300046.JPG























そしてもう一箇所が五剣山の真下にある八栗寺。85番札所です。
いつもケーブルを見上げながら、まだ昇ったことがありませんでした。
PA300061.JPG























PA300055.JPG























これは大根の彫刻。なんでも八栗寺の祭神・歓喜天の大好物なのだそうです。
PA300057.JPG























こういうものも気になります。扁額には明治22年とありました。
PA300060.JPG























そのほか、高松市役所牟礼支所(高鍋町のまちなか再生事業で11月末に直島、高松、庵治・牟礼に視察に来ることが本決まりになったので資料さがし)と収蔵展開催中のストーンミュージアムへ足を運びました。

☆高松、制作最終日。

なんとかお昼過ぎまでに制作をほぼ終了しました。
午後に工場の中に入れ、立てた状態でアール面の上部を一部研磨修正し、夕刻までに完了しました。

わずか33日でこんな黒御影石の大作を作ったのは初めてです。
ほぼ不可能なスケジュールを克服して、完成に至りました。
何でも最後まで諦めないことですね。
PA290012.JPG























PA290011.JPG























☆今日の城岬公園です。この風景とももうお別れですね。
PA290003.JPG























☆高松制作は今日を含めて残り2日です。

昨夜で裏側の扉部の研磨が終わったので、今日は裏側の仕上げ作業でした。
扉枠の研磨面と扉カッティング部のあわせ部の仕上げ調整。そしてペーパー研磨仕上げ作業です。
PA280004.JPG























PA280005.JPG























裏側はこれで仕上げ完了ですので、表側へ返す前にサインを入れました。
PA280006.JPG























☆この後、午後に裏返し、表側の扉内側の研磨作業を進めました。
夜の8時半までにはなんとか研磨が終わりました。
いよいよ明日一日で完了仕上げです。

☆今日の瀬戸内風景です。舟かくしから見た瀬戸内です。
PA280001.JPG























PA280002.JPG























☆高松制作も31日に入りました。

残す制作期間は今日を含めて3日!

仕事場へ行くと、アール面の研磨が終わって、完成直前の状態となっていました。
PA270001.JPG























6a5f7da2.jpeg























☆今日は扉部の研磨作業を進めましたが、午後には台座石のハツリ作業をしました。
台座は明日の朝に設置です。
3cd8541d.jpeg























PA270009.JPG























☆今日のお昼の城岬公園からの瀬戸内です。
146519b5.jpeg























左の白い船の行方を追ってください。
c19fe787.jpeg























この時刻に、いつも2隻の船は大島付近ですれ違います。
509709c6.jpeg























798ad64e.jpeg























☆高松制作もいよいよ追い込みの30日目になりました。

私の不在中に寺竹さんが表側のアール面を磨いて裏返しておいてくれました。
大助かりです。
これで30日設置が見えてきました。

今日は裏側の扉枠部のカップ砥石かけと手磨き作業をしました。
PA260001.JPG
























PA260002.JPG
























PA260003.JPG

























さて手磨きも終わり、今夜から残業をして本研磨に入ろうとしたら、突然、”磨きの手伝いに来ました”と青年が現れました。
そして寺竹さんと一緒に裏側のアール面の研磨を始めました。
私の不在中もこの2人で研磨していただいたようです。

寺竹さんは、作品の形作りは作家に一任して、研磨の時点でサポート体制に入ろうと計画されていたようです。
いよいよサポート企業の本領発揮です。
これで完全に30日設置が見えてきました。
PA260004.JPG























PA260005.JPG























☆作業はお任せして、私はいつもの時間にホテルへ帰ってきました。
今夜は早めに寝て、ゆっくり体を休めることにします。
☆昨日の午後からエアー研磨による本研磨作業に入りました。

午前中に扉コーナーの面をきちんと出して、午後から石材店の研磨スペースに搬入しました。
搬入が大変だったのと、私のエアー工具を石材店の使用環境に合わせての部品交換などに時間を取られ、研磨作業にかかったのはもう午後半ばでした。

思ったよりも研磨は順調でした。
屋内で照明環境も整っているので、来週の追い込みは遅くまで残業することができます。
PA230004.JPG























PA230007.JPG























f1916f7b.jpeg























f29ca89b.jpeg























☆昨日の城岬公園です。
昨日は奥歯の浮きはありませんでしたが、うどんが飽きてきたので、良い天気の公園で弁当を食べました。
何時見ても心洗われる瀬戸内です。
PA230001.JPG























PA230002.JPG























☆今日は高校の還暦同窓会のため、昨日の夕刻5時に作業場を発ち、今朝の午前3時前に一月ぶりに我が家へ帰ってきました。
残念ながら、夜中から雨です。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
プロフィール
HN:
田中 等
性別:
男性
職業:
彫刻家
自己紹介:
宮崎県在住の彫刻家。
バーコード
ブログ内検索
フリーエリア
最新CM
[08/07 田中]
[08/07 りか]
[03/03 田中]
[03/02 杉尾 幸]
[03/01 NONAME]
最新TB
忍者ブログ [PR]