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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆今日は空港展の搬入展示日。今夜は今から楽しみの懇親会です。
今回は新規の参加も多く、台湾、韓国の作家も加わって楽しい宴になりそうです。

ホテルでLAN接続が無料で使えるようになっていましたので、懇親会の前に今朝の張さんたちの交流報告です。
高鍋を出る前に昨夜親しくなった黒木会頭の経営する黒木本店と、昨夜のパネラーの一人の甲斐氏の主宰する唐木戸陶苑を訪ねました。

黒木本店の私の作品の前で。
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唐木戸陶苑で。
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☆枕崎へ行く途中で、川辺町の清水磨崖仏へ立ち寄りました。
道の駅の少し手前を入っていくと、岩屋公園という周囲を切り立った崖に囲まれた川沿いの大きな美しい公園がありました。
磨崖仏と言っても仏像は明治時代のもので、平安・鎌倉からの古いものは仏塔をレリーフしたり線彫りしたもので、他には余り例を見ないものでした。
こんな山中にこれだけの仏教文化が長く栄えていたことは大きな驚きでした。
川辺町と言えば町中が仏壇製造のメッカです。仏壇の町となったのも背景にこうした大きな仏教文化があったのだと納得しました。
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突き当たりの崖に磨崖仏はあります。
この公園は親水公園としてキャンプ場など整備されていて、気持ちの好い5月の気候の中、多くの家族連れが訪れていました。
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☆ペルー・クスコ在住の北川太郎さんからまた画像便りが届きました。
北川さんの快い了解を得て、原文のままご紹介します。
彫刻家ならではの見聞記でしょう。

「クスコの石を採っていた採石場」
”まだ闇が支配する朝4時に石屋さんの家を出発し、大地にインカの太陽が顔を出そうかという時にその場所は姿を現した。そこはクスコの街をはるか下に見下ろす標高4500㍍の地点にある。流石にここまでくると肌寒い。
 こんな山奥にも人は住んでいる、粗末な建物である。家の中ではクイ(食用ネズミ)が走りまわり私たちの目を盗んでは食べ残しをかじっている・・・。石を積んだだけの塀の中には所狭しと羊やリャマがおり、寒さに耐えている様であった。
 そこは私が今まで持っていた採石場のイメージとは全く違っていた。岩盤の様な巨大な所から石を切り取ってるのを想像してたのだが、そうでは無かった。それぞれの石屋さんが大地を掘り下げる事により採石していた。なぜなら彼等はインカの時代のままに、道具等は変わったが手仕事で掘り出しているのだ。
 クスコの街を造るためにインカの時代から採石され続けたこの地にはインカの面影を方々で目にする事が出来る。四角く製材された石が転がっていたり、インカ時代の職人が休憩したであろう 石積みの小屋などが残っていたりするからだ。そのすぐ隣で現代の職人たちが自身の肉体を持って大地と向き合ってる光景は 時間の流れの溜まり場のような感覚を私に与えてくれるものであった。
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☆文化庁新進芸術家在外研修でペルーに派遣中の彫刻家・北川太郎氏から珍しい画像が届きました。
北川氏の承諾を得て、ここに画像をUPします。
この画像はインカの遺跡のモライです。
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次の画像はインカ時代からの塩田のマラスです。
”塩田はインカの時代から変わらず今も使われています。湧き出る温泉に塩分が含まれている様で、後は太陽の力で自然と塩が出来るのを待つという方法で、まさに自然と人間と時間が造り上げた芸術品といった感じでした。塩は乾季の6~10月ぐらいのみ取り出してる様です。一袋500gぐらいが40円で売られています。”と北川氏は記述されています。
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☆昨日届いた朝野浩行氏の北京報告画像の、ブログ掲載への許可をいただきましたので皆様にもお見せします。
日記にも書いていたように北京オリンピック公園に設置する国際彫刻コンペで朝野氏も入選されましたが、彫刻家はプラン(マケット)のみで実際の拡大制作は中国の職人たちが行います。それで仕上がり等のチェックと設置への説明等で彫刻家も北京へ招待されました。ちょうど花蓮シンポジウムの期間中の招待で、Corolineは早めに花蓮の制作を終えて北京へ行きましたが、朝野氏は職場の事情で途中で日本へ帰らなければならなかったので、北京へは行けませんでした。それで暮れに一人で北京へ行かれました。
以下、報告抜粋と画像です。

”昨年の12月20日から3泊4日で行って参りました。
 北京郊外の石彫工房で私の作品が作られていました。ほとんど出来上がっていましたが、その出来が良くないので1日間そこで職人さんと一緒に仕事させてもらいました。職人さんとは言葉が通じませんが、仕事振りですぐに分かり合えました。
 私の作品の傍には、緒方さんの作品やカロリーナの作品もほとんど出来上がっていました。ほかに2作の石彫作品がありました。そこの工房は、北京で一番大きな工房と説明されました。ヨーロッパ様式の柱やビーナス像などが多くコピーされていました。
 北京はさすがに寒かったです。翌日は北京オリンピック公園の建設現場を見せてもらいました。その公園内に今回のコンクールで入選した約110基の彫刻が設置されるとの事です。内訳は、外国人作家の50基と中国人作家の約60基だそうです。5月には全部設置するとのことです。また、観光地へも行ってきました。故宮博物館(紫禁城)は修復中のところがありましたが、とても広大で歴代の皇帝たちが我々の想像もつかない生活をしていたことに深く思いをめぐらしました。”
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☆今日は枕崎へ作品設置に行きました。
一日どんよりとした天気でした。
お昼前に現場に着いたのですが、現場の段取りが悪く、作品設置作業に入れません。
設置場所は枕崎駅前交差点角にある市役所駐車場の一角です。
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それでお昼を先にすることにしました。
実は小一時間ばかり前に、途中の桜島SAにトイレ休憩したときに、つい”黒豚ラーメン”の文字に誘惑されてラーメンを食べたばかりでした。今日は何としてでも枕崎でカツオの”ビンタ料理”を食べようと思っていたのですが、昼食は作業の後に摂ればよいと思ったのです。
その予定が狂ってしまいましたが、通り会の桑原さんの案内で”浪速”に出かけました。
これが”ビンタ料理”定食です。
量が多くて食べ切れません。
内容を説明します。
手前左から、ごはん、お新香、カツオ腹身の白ぬた、お汁物
中左から、たたきのタレ、カツオ腹身干物の焙り、カツオみそ、
奥左から、カツオたたき、カツオ塩辛、カツオビンタ(頭)味噌煮
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設置現場の道向かいは鰹節工場です。
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☆午後は通りに設置してある作品を見たり、桑原さんと彫刻設置の苦労話やまちづくりの話などしながら夕刻まで過ごしました。
ようやく夕暮れになってベンチの設置が終わり、私の作品が設置できるようになりました。
とうとう雨が降り始めました。
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結局設置を終えたのはもう日が落ちてしまってからでした。
設置写真は撮れませんでした。
これから床石を貼って年内にはこのポケットパークの整備は終わりそうですが、来年の5月にこの公園でイヴェントをされるということなので、そのときにまた来ましょう。
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☆今日は博多へ台湾のvisaを申請に行く。
朝5時40分に家を出て出て、5時間後の10時40分に台北駐福岡経済文化弁事処福岡分処へ着く。
花蓮からの契約書を添えて申請。難なく審査に通る。
発行は1時間後、と言うことなので都市高速沿いに見つけたYAMADA電機へ行く。Let's noten中古をチェック。いくつかのタイプがあったが、欲しいタイプは宮崎のYAMADA電機と同じ価格。インターネットオークションだとクレジット分割が出来なかったり、現物が見れないなどのマイナス要素が大きいので、ほぼYAMADA電機での購入を決断。

☆とりあえずキャナルシティーのラーメンスタジアムで昼食。博多ラーメンの”だるま”(あのマネーの虎の河原氏が初代)と”一幸舎”で食べるが、最近は細めんのカタめんが流行らしく、”だるま”の麺はほとんどソーメンとカップヌードルが一体となった感じで、あれはラーメンではない。替え玉すらする気がしなかった。”一幸舎”のスープは初めはこくがあってうまく感じたが、途中から味が濃すぎてもたれてしまった。いまラーメンの過剰ブームだが・・・これらの店のラーメンは旨いとはおもわない・・・・

☆キャナルシティーを出て台北駐福岡経済文化弁事処福岡分処へvisaを受け取りに行く。

☆その足でYAMADA電機へ向かい、現物を見ながら係員にチェックをしてもらい、Let's note CF-T2タイプを購入。クレジット支払いも、最初の支払いが11月で台湾から帰ってきてからになり、支払いにも問題はない。
Visaも取れたので、PCも今日のうちに結論を出しておきたかった。
これですっきりした。

☆熊本、福岡は昨日・今日と36度を越す猛暑日。車のクーラーもなかなか効かない。
帰路、熊本の南部に入ると雨雲が多くなってきて陽射しをさえぎってくれた。
そして宮崎へ這入り、えびのSAへ寄ると東の空に大きな虹。垂直に立っていた虹が見る間にまあるく橋が渡っていく。
久しぶりにこんなくっきりした虹を見た。
私は”えびの”から地道へ出る。追いかけるように驟雨が襲ってきた。
くっきりした虹の下半分が稲田の上を通って私の車の中へ入ってくる。皆さんは虹が自分の目の中から始まっていることを知っていますか?飛行機のパイロットには眼下の虹が丸く円に見えるといいます。
今日の虹はあまりにもあざやかに下半分の虹まで見ることが出来た。

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ここは台北駐福岡経済文化弁事処福岡分処

















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