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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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 ☆昨日から私一人の生活となりましたので、自分で3食の食事を外食しなければなりません。

昨日の食事の様子を紹介します。

まずは朝食はホテル近くのモスレムのレストランで、定番の小麦粉を練って薄く延ばして焼いたロティとチキンカレー。こちらのカレーはとてもうまいです。それに甘い甘いミルクコーヒーで1,8RM(リンギット 1RM=約27円)で約48,6円。
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昼食は石材店近くの茶店で食べようと思ったら、おじちゃんが持ち帰りにしてくれました。
今日は蒸し暑かったので、仕事場の扇風機のそばで食べることにしました。
ご飯に、魚のカレーともやしやえびの入った野菜で2,5RM。それにペットボトルの水が2RMで計4,5RM、約121,5円。
この食事はとてもまずかったです。
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夕食は経費削減でカンビールを買って、おいしそうなチキンを買ってクーラーの効いたホテルの部屋で食べようと思いましたが、カンビールを売っている店を見つけることが出来ず、毎晩通っているレストランでいつものスタイルの食事となりました。
ご飯にチキンカレー、オクラとインゲンのピリ辛炒めと青梗菜の炒め。青梗菜がとてもおいしかったです。これで3,2RM。迷いましたが仕事始めのお祝いでビールをつけました。10RM。計13,2RMで約356,4円。
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一日の食事代がしめて19,5RM、約526円。

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☆北川太郎氏の最新ペルー便りです。

なかなか面白い画像です。
彫刻家にとってはニンマリですが、一般の方にとってはあまり目にする機会の無い作業風景でしょう。

”7個めの石(個展の為の最後の石)を立てる作業をしております。
もう7個目だから慣れてきただろう、と思われるかもしれないが、事はそう簡単にはいかない。
雨期の為に地面がぬかるんでおり力を吸収してしまう。また小降りの雨は少しずつ我々の体力を奪っていく。
しかし、石屋の仲間は僕の個展が近い事を知っており、誰一人として「雨が降ってきたから止めよう。」なんて口に出す物はいない。
そんな中、作業を続けていると、軟らかくなった赤土が潤滑油の様な役目をし、だいぶん立っていた石が倒れてしまった・・・。
ゆっくりと「ドシッ。」と目の前で石が倒れる瞬間は迫力があり、一瞬何が起こったか状況が把握できない。
しばし沈黙の後、石屋の皆と目が合い誰ともなく笑い出す。
そしてまた、先程までと同じ作業を何も無かったかのように続けるのだ。
本当に素晴らしい仲間である。”
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☆北川太郎さんからの最新ペルー便りです。

今回はインカ時代の巨石建造物サクサイワマンの石組の貴重な画像です。

”クスコは例年にない大雨で、各地で災害も発生しております。

 その様な中で、インカ時代の巨石建造物サクサイワマンの石組が崩れたというニュースを聞いたので調査に行ってきました。
崩壊した石組を見てどの様な意見を持ちましたか?と問われると、私は自信を持って「これは人災です。」とお答えします。
確かに崩壊の直接の原因は大雨によるモノかもしれませんが、石組の真上で発掘調査をしておりインカ時代の排水の要素が損なわれたのが原因だと私は考えるからです。
 
 わざわざ大雨の合間にサクサイワマンに出かけて行った訳ですが、今日は素晴らしい発見をしたので報告させて頂きます。
それは、「複雑な石組にする理由」に迫るものだと私は考えております。
多くの石組の中で、石の隙間から水が流れ出ている所と、そうでは無い箇所を見た時、私はインカの人々が排水の事を考え、石を組んでいた事に気付かされました。
水の圧力を避ける為に水は排水するが、アンデス特有の崩れやすく脆い赤土は内部に保つ必要がある。現代のゴアテックスと同じ発想である。上記の相反する要素を達成する為に複雑な石組にする必要があったのかも知れない。
サクサイワマン 我々に多くの想像力を与えてくれる遺跡である。”

「サクサイワマン排水」
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「サクサイワマン崩壊」
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「雨季サクサイワマン全体像1」
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「雨季サクサイワマン全体像2」
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☆北川太郎氏から最新ペルー便りが届きました。

今回の画像はすごいですよ!

”「厚みある時間」をテーマに地球上で最古の大地と言われているギアナ高地に行ってまいりました。
 そこは力強く、そして価値観を覆してくれる所でした。
流れる川は豊かな森林から溶け出したタンニンのせいで紅茶の様な茶褐色をしており、他から切り取られた様に見える高低差1000㍍以上もある大地の上では独自に発展した奇妙な植物が姿を見せてくれる。何万年もかけ浸食され、自然の力によって造られた大地の彫刻は重力の束縛に挑戦するかの様に互いの奇妙な形態を競っている。
流れる川の底には水晶がぎっしりと敷き詰められたように転がっており、奇妙な違和感を与えてくれる。
そこが現実の世界である事が何だか不思議に感じられ、自身がその地に立ってなお何だか夢を見ているかのように感じさせてくれる場所でした。”

エンジェルホール下から
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クケナン山
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シダ
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ロライマ山頂上
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水晶
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☆久々の北川太郎氏からのペルー便りです。

高松滞在中にも、便りは届いていたのですが、トリエンナーレの報告で掲載できませんでした。

今回は石組みの画像です。

"素晴らしい物に常に囲まれておりますと、素晴らしい物が普通に感じられ特筆すべき事では無い様に感じられます。
感覚の麻痺は市内に残る石組から私自身を遠ざけ、日常的に目に入る素晴らしい石組も以前の様な驚きでもって私を捉える事はありません。
 私は改めて市内の石組を見ようと散歩する事にしました。普通に存在する事の素晴らしさ、特別では無い存在の意味。見ようとして見るのではなく、感覚としてインカの石組が私に何かを感じさせてくれる事。
長くこの地に居る事により、より普通に自然とインカの石組を見れるようになった気がします。”

太陽神殿裏
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12角の石の通り
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市場近くの石組
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☆遺跡と言えば、昨年、スロバキアのシンポジウムで一緒だったIvan(ブルガリア)から新作画像が届いていました。
彼はインド等の遺跡に強く惹かれて影響を受けています。
この作品も十字架がテーマの遺跡風の作品となっています。
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スケールの大きな仕事をします。

☆15日は再び徳島へ戻って、阿波踊りを堪能です。
15日で阿波踊りは最終日を迎えました。
こちらは元町演舞場です。大変な人出です。
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こちらは藍場浜演舞場のステージ(有料)です。
6時からの第1ステージは満席で席が取れませんでしたが、高知から帰ったのが6時過ぎでしたので8時半からの第2ステージで幸いでした。
たっぷりご覧ください。
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ステージのオオトリを務めたのは歴史のある有名連の蜂須賀連。
今夜の連の中ではもっとも緩やかで優雅でした。
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蜂須賀連の女踊りの衣装の美しさに憧れて連に入る娘さんたちも多いということです。
可愛らしい娘さんの姿にオバチャンたちも、もうメロメロです。
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フィナーレはこの蜂須賀連の方たちと一緒になって観光客も”にわか連”となって踊ります。
”踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら、踊らにゃソンソン!”
一緒に踊ってこそ、阿波踊りです!

☆四国旅行2日目の15日は高知へ行ってきました。
高知へ行くのは生まれて初めてです。
高知といえば、桂浜の坂本龍馬像でしょう。
この像は、昭和3年に高知県の青年たちが募金活動をして、地権者の了解も取らずに、勝手にこの桂浜に建てたものだそうです。
それが、いまはこうして全国からの観光客をこの桂浜に呼び込んで入る訳です。
普段は目にすることのない背面です。
この日はあいにくの曇天でしたが、暑くなくてよかったです。
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像高5,3m、台座高8,2m、全高13,5mという大きさです。
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月の名所として名高い桂浜
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坂本龍馬記念館屋上から太平洋を望むと、沖に黒潮の黒い帯が見えます。
カツオがこの黒潮に乗って回遊してくるわけです。
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☆その高知名物のわら焼き製法のカツオのたたきです。
高知城近くの”ひろめ市場”にある”明神丸”のたたきは絶品でした。
左は天日塩のたたき定食、右は醤油と塩味が楽しめる特製たたき定食。
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この”ひろめ市場”は、台湾・台北の屋台村のような作りで、色んなものが売っていてとても楽しい空間です。この”ひろめ市場”だけでも高知市へ来た甲斐が充分にあります。
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真ん中の丸いテーブルの空間はバーです。
他にも黒木本店のキロクや山猫を置いている屋台もありました。
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揚げたての川えびのフライも皮が柔らかくて美味しかったですよ。
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☆このお盆の連休の間、14日から16日まで四国へ行ってきました。
取りつけたばかりETCでの旅行です。
徳島自動車道ではトンネル入り口での追突事故で1時間近い渋滞に巻き込まれました。
6台の玉突き事故でした。
(帰りには日向市で私たちの車が同じような運命に遭う寸前でした)
私たちが停車しているのは池田湖(池田高校のあるところ)の真上の橋の上です。
橋の上に1時間もじっとしているのは怖いものがあります。
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☆今回の旅の目的の一つは、もちろん徳島の阿波踊りです。
長男が徳島に在学している間でないと行けません。
元町演舞場での阿波踊りです。
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私と妻は”にわか連”に参加して踊ってきました!

☆北川太郎さんからの最新ペルー便りです。

”今、ペルーは乾期で抜けるような青空が広がっておりますが、今年は昨年に比べ寒い日が多いです。

 ここ数日は石材の底面出し(石材の一面をフラットにする作業)をしておりますが、地面が平らでない事などもあり悪戦苦闘しており、よくもインカの人達は複雑に石を組み合わせたものだと、改めて感心する毎日です。”
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☆夏休みに入り、夏祭りの太鼓台鼓手の子供たちの練習も朝夕の2回になり、ずいぶん元気が増してきた声が私の部屋まで届いてきます。
もうすぐ夏祭り。
この時期になるとある1枚の写真を思い出します。
先日からその写真を探していたのですが、夕刻にようやく見つけました。
平成14年の岩手町国際石彫シンポジウムの時に訪れた青森のねぶたの写真です。

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ねぶたといえばこの巨大なねぶた細工なのですが、実は各団体の囃子も実に興味深いのです。
この大太鼓の上にまたがっている青年に注目してください。
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実になんともカッコイイのです。
この青年は大太鼓にまたがって無表情で長いしなやかな撥で太鼓を叩いています。
この寡黙な姿が背筋が伸びて実にいなせでカッコイイ!
”らっせらー、らっせらー”とハネトたちの踊りまくる”動”に対比して、”どーん・・・・どーん・・・”と巨大大太鼓を静かに打っていく”静”の世界。
こんな美意識の祭があるのです。
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場面は変わって、シンポジウムの終わりころに、盛岡のわんこそばに行ったときの画像です。
次男がはるばる独りで岩手までやってきました。
私は113杯、次男は75杯のわんこを食べました。
おばちゃんたちの掛け声がなんとも良い。
土田さんと崔(チェ)さんは余り入らなかったみたいです。
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宮崎県在住の彫刻家。
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