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彫刻家・田中等の日々雑感・最新情報
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☆昨日(8月18日)も好い天気でしたので、制作会場まで歩きました。

朝から霧が濃かったのでまた雨になるかと思いましたが、ずっと快晴の一日でした。

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☆今日は窓内側突起の厚みを、削岩機の縁切りとルートハンマーを使って一気に落としました。

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無事に落ちて、初めての体験にマットも”あっ!”と感動の声を挙げました。

 ほかのアシスタントたちも、こんな方法があるのかと驚いていました。

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☆ジョンは削岩機の横打ちで心棒の穴を開けていました。
これはとてもきつい作業で、65歳のジョンにはかなり堪えるので、しばし佇んでいました。

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☆夕刻の状態です。
明日には本体の丸みを出す作業にかかれます。

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☆帰りも歩いて帰りました。
本当に海景色の素晴らしい道筋です。


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☆今日(8月17日)は雨上がりの爽やかな好いお天気でしたので、宿舎からシンポジウム会場まで歩いていきました。

とても気持ちの好い海沿いの道筋でした。

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宿舎です。

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こんな広い庭のある家ばかりです。

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この町、GOULDSBOROのTown Office(町役場)です。

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壁を彩っているのは、ロブスターボートの捕獲カゴのブイです。模様の違いで持ち主がわかるようになっています。

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結構、こうして売りに出ている家が目立ちます。

避暑地ですので、夏だけにしか住まない人が多く、避暑の必要の無くなった人たちの家が結構あるのでしょう。

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☆シンポジウムの様子です。

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☆やはりこちらのブレードは切れが悪く、マットの作業が進みません。
水を使ったほうが良さそうだということで、私の方に水が飛んでこないように仕切りをしました。

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☆夕刻の海辺です。

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☆夜は近くの大きな街・Ellsworthにある、COURTHOUS GALLERYでジェシーのトーク(彼の制作活動の紹介)があり、作業を早めに切り上げてみんなで出かけました。

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ジェシーの紹介と私たちシンポジウム作家の紹介をされる、ギャラリー・オーナーのKarin女史。

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このギャラリーは1762年に建てられた古い建物で、学校やYMCAなどの公共施設として使われてきて、近年までは裁判所(Courthouse)として使われていたものを、政府から安く払い下げしてもらって、ギャラリーとして再生されたものです。

ギャラリーの屋内外にはジェシーと星野さんの作品が多数展示してあり、この地点はどこへ行くにも必ず通過しなければならない地点で、よく目立つ位置に在ります。

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☆昨日(8月16日)は、前夜から降り始めた雨が夕刻まで降り続きました。

寒い一日でした。

ので、写真を撮る余裕は無く、シンポジウムの様子は私の作品の夕刻の状態のみです。

☆マットの削岩機の仕事も午前のうちに終わり、2人で厚み出しの作業を進めました。

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☆宿舎に帰る頃にようやく雨は上がりました。

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☆夕食の前のキッチンの様子です。
手前のテーブルの上の4本のワインは、私たちがこの宿舎で飲んでいるビールの缶とビンのリサイクルで還元されたものです。

こんなにリサイクルの還元率がよければ、誰も缶やビンのポイ捨てはしませんよね。

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左から2人目の女性が料理を担当しているヨーランダ。
彼女は大学で彫刻を学んでいるのですが、上の2人が大学生という3人の子どもさんが居て、社会人の大学生です。
アメリカの大学はこうして社会に出てから大学に入学できる門戸が広く開かれているということです。

 
☆今日(8月15日)は休養日でした。

時折小雨の混じるあいにくの天候でしたが、今日は1844年から1864年かけて建造された要塞、Fort Knoxの観光へ出かけました。


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☆午後には上の画像にあります、The Penobscot Narrows橋の展望所へ登りました。
展望所の高さは420フィート、この形式の橋では世界一の高さだそうです。

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☆さらに午後には要塞の近くにある採石場を訪ねました。

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ところが、石の大地ごとノコで石が切られているのにびっくり仰天です。

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いったいどうしてこんな神業が出来るのでしょうか。

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まず長い長い下穴を空けます。

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その下穴の行き着いたところへ、今度は真上から穴を開け、そこにワイヤーソー(画面の黄色い紐)を通していきます。
そのワイヤーソーを機械で引っ張って回転させ、石を切っていくのだそうです。

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日本の採石場でもこんなことをやっているところがあるのでしょうか?!

☆今日(8月14日)は海から霧が上がってきました。

こういう日は天候も下り坂になることが多いようで、朝のうちは好く晴れて暑かったのですが、昼前からは雲って急に冷え込んで来ました。

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☆今日は日曜でしたので多くの来場者がありました。

作品の説明をしているところです。

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☆縁切り棒を使わない縁切りを完全にマスターしてくれたマットは、順調に作業を進めてくれます。

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☆いよいよ窓が開きました。

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☆今夜はヨークの作品設置場所であるSorrentoのコミュニティーの方々が宿舎を訪ねてくださり、夕食会となりました。

メニューはなんとロブスターのゆがきでした!

一人に2匹もご馳走になりました。

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私たちがロブスターにむさぼりついている後ろで、ロビンがブルースを歌ってくれました。

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☆昨日(8月13日)も上天気の暑い一日でした。

☆午前のうちに縁切りした部分を落としました。
アシスタントのMATTは寡黙に好くやってくれます。


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☆午後から返しの作業をやってもらいました。
円形なのでジェシーも慎重に長い時間をかけて作業していました。

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土曜日なので多くの来場者があり、皆さん遠くから作業を見学されていました。

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☆無事に作業が終わり、エアージャッキでレベルを出します。
このエアージャッキはテレビのレスキュー番組では見たことはありますが、本物を見て使ったのは初めてです。
非常に便利なものです。


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☆早速裏面からの縁切り作業にかかりました。

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☆夜は宿舎にいろんな人がやってきて、大人数での楽しい時間でした。

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☆そして満月の夜でしたので、デッキでリーゼのご主人のロビンを中心に演奏会が始まりました。

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私も途中からブルースハープで飛び入り参加しました。


☆昨日(8月12日)は雲ひとつ無い快晴となり、陽射しの暑い一日でした。

☆私は一昨日の削岩機作業で、また腰を悪化させてしまったので、アシスタントのマットに作業してもらいました。

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☆会場の様子です。

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☆天気が好かったので多くの来訪者がありました。

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☆私の作品の夕刻の状態です。

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☆昨日(8月11日)は晴れたり曇ったりの不安定な一日でした。

曇るとたちまち底冷えて寒い寒いSchoodicです。

☆昨日も1日、削岩機の縁切り作業でしたが、午後半ばから突然ビットが咬んで、作業が全く進まなくなってしまいました。


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☆昨日(8月10日)は夜中から雨が降り始め、雨は一日中降り続いて寒い寒い一日でした。

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☆私は削岩機を使って、窓を抜く縁切りの作業にかかりました。

縁切りとは、削岩機で縁(ふち)を切り取って深い溝を掘っていく作業で、日本独自の技術です。


アメリカの削岩機はとても大きくて、小柄な日本人の私の身長ほどもあり、おっかなびっくりで作業を始めました。

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始めはビットが咬んで穴を一つパスしてしまいましたが、後はアシスタントのMATTのサポートで順調に作業が進みました。

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☆夜は近くのWinter Harborで、地域の方々への作家によるシンポジウムのプレゼンテーションが行われました。
雨の中、多くの方たちに来ていただきました。

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ジェシーによるプロジェクターを使ってのシンポジウム概要の説明の後は、私たち作家はテーブルに就き、会場からの質問に答えていきました。

多くの質問があり、私もなんとか会場の笑いを取ったり、英語での返答が出来ました。

 
☆昨日(8月9日)の報告です。

午後にBlue Hillからミンディーさんとディックさんが来てくれました。
お二人は、このブログとHP日記を翻訳ソフトを使って見ているのだそうです!

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ディックさんは、石片でペンダントを作って彫刻委員会のみんなに配るのだと、バケツに石を拾い集めていました。

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☆昨日の会場の様子です。

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☆私の制作状況です。

石が硬くてなかなか作業が進みません。

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厚みの上面を出してみましたが、かなり凹みの深い部分があり、反対面の上面を出した後に、厚みを再検討する必要が出てきました。

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宮崎県在住の彫刻家。
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